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    たらpoipiku

    同性同士も異性同士も恋情も友情も割となんでも食べる。
    あわないものは次からは食べない。
    左右も気にしないタイプ。
    短い会話しか書けない系。
    今はダイ大。勇者と大魔道士のコンビが好き。
    みんな好き。
    先代勇者と先代大魔道士と占い師と姫さんを贔屓にしがち。
    キャプションに明記なければダイ+ポップです。
    ×要素は殆どないはず。

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    POIPOI 66

    たらpoipiku

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    帰還直前?
    竜魔人のダイとポップ。

    自分の頭に思い浮かんだところだけ書く。
    さて、二人でかえれるかどうか。どっちに転んでもハピエンかなって。

    優しい竜を還す方法 ポップは飛行の速度をぐんぐんと上げていく。遠く暗雲の下で浮かんでいる正体不明の魔物。それが何か、それが誰なのかがわかってしまったからだ。かつての死の大地の上に浮かぶそれ。ポップの視界の中ではまだ親指の爪にも満たない大きさだが、ポップは決して間違えない。あれはダイだ。
     正体不明の魔物が、テランの大地を突き破って現れたのは二日前のことだった。その魔物はそのままかつての死の大地へ真っすぐに飛び去ったという。そして岩礁地帯と化している死の大地近辺の海が荒れ狂い、その中心付近には雨を伴わない落雷が続き、誰も近づけなくなっている。その魔物の正体を、この世界で最も速く駆けることができるポップがひとまず確認にやってたというわけだ。
    「さて、どうすっか」
     ポップはレオナに「偵察だけよ」と言われていたが、そのことはあえて頭の片隅におしやる。だってあれはダイだ。ずっとポップが探し続けてきた小さな勇者だ。ダイを目の前にしたポップが踵を返すなど有り得るわけがない。
    「一人で来て正解だったな」
     ポップの視界の中で、既にダイは手のひらを2つ縦に並べた程度の大きさになっている。ポップはそこで留まり、注意深く観察する。暗雲の下で咆哮のたびに雷鳴を引き起こすその有様は確かに魔物に見えしかない。正確には、かつてテランで見た彼の父親の姿に、竜魔人の姿に似ている。あらゆる生物が本能的に恐れる三界の調停者としての力を最大限に振るう姿。正気を保っているようにも見えず、本能のままに荒ぶるその姿。しかしポップは怯まない。怯まないどころか笑みすら浮かべる。
    「意外と人間に近いじゃねぇか。なぁダイ、ひっさしぶりだなぁ!」
     ポップはダイに向かって叫ぶ。竜魔人のダイがポップのほうに体を向ける。だがそれだけだ。ダイはポップに応えず、咆哮を続ける。額の紋章が青く強く光り、雷撃が増加する。それはまるで。
    「『来るな』ってか。そいつはできねぇ相談だなぁ」
     このまま去るのはできない相談ではあるがどうにかせねばならない。ポップは考える。今のダイの状況について。ダイは何処かにいて、独りで戻ってきた。或いは戻るために竜魔人と化した。化したまま戻れない。力を使いすぎたのか、力にのまれている。では元の姿に戻すためにどうすればいいか。かつて彼の父親は、目の前の存在をすべて葬り去らねば戻らないと言っていたが。ダイの目の前にいるのは今はポップだけだ。
    「オレの命をくれてやっててめぇが元に戻るってんなら、それも悪くねぇけど」
     ポップにとってそれも悪くはないが、ダイの心情を考えると避けたい気持ちもある。竜魔人と化し、理性も失ってしまっているにもかかわらず、わざわざテランから死の大地に向かったダイ。どれほど力に飲み込まれていてもダイの誰も殺したくない意志は強く、誰もいない死の大地へ向かったのだろうから。
    「困ったな、こりゃ」
     このまま待ち続けるのもいいが、二日間この状態ならばこれ以上の変化が訪れるとも思えない。むしろダイの力がこのまま尽きる公算のほうが大きい。ポップの頭に、竜闘気を使いつくして倒れた彼の父親の姿が浮かぶ。そうなる前になんとか止めてやるべきだろう。問題はおそらく強すぎる紋章の力だ。ダイの額に浮かぶ紋章の力を一時的に散らしてやる必要がある。
     ダイの咆哮が大きくなっていく。竜の咆哮のように聞くものの魂を砕きかねないその音は、けれどどこか物悲しさも帯びていく。ポップはそこに「来るな」の音色だけではなく「寂しい」の音色も聞き取る。きっとダイは、寂しくて寂しくて、どうしようもなくて竜魔人と化して力を限界を超えてまで振るいながら此処に帰ってきた。
     竜魔人、かつてのダイの父親の姿。その情景からポップの頭に案が一つ浮かぶ。簡単ではないが試す価値はあるようにポップには思えた。
    「あんまりやりたかねぇけど、そうするしかねぇかな。ダイ、今からなんとかしてやっからな!」
     ポップは意を決してダイに向かって瞬間移動呪文を唱える。ダイの背後に回りこんでとりつき、ダイの両のこめかみに己の指をあてて生命力を流し込み始める。額の紋章の力が揺れて散っていくように。かつての自己犠牲呪文の応用だ。あの時は己の全生命力を叩き込んだが、今度は加減が必要となる。程ほどに、しかしダイの荒ぶる紋章の力を鎮める程度に。
     額にポップの生命力を叩き込まれたダイはもがいて叫ぶ。雷撃を周囲に幾つも落とすが、それは単なる威嚇だとポップは知っている。いや、諸共ならば雷撃に貫かれるのも悪くはないとすらポップは思う。
    「ポッ……やめ…ろ」
     ダイは何かを思い出しはじめたが故に抵抗を強め、ポップを振り落とそうとする。
    「ちったぁ正気に戻ってきたか?おれも死ぬつもりはねぇから我慢しろい!」
    「…いや…だぁ…」
     ダイの中にある力は、かつての竜魔人のバランよりも強大だとポップは感じ取る。それを散らして鎮める程度に、己も死なぬ程度に生命力を叩き込む。なんとも難しい加減ではあるが、今の自分ならば力の制御はそこそこにできるはずだ。初めて極大消滅呪文を成立させた時よりは楽だと信じながらポップはダイに優しく囁く。
    「大丈夫だ。おれいがいの誰がおめぇをたすけられるってんだ?もし失敗してもおめぇをもう一人にはしねぇよ」
     ダイは竜魔人の姿のままで微笑み、抵抗をやめる。ポップは更に生命力をダイに注いでいく。二人で一緒に還る時は、目の前までやってきていた。
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    たらpoipiku

    MOURNINGたまきず時空にて、最終決戦の深層神殿へ行く前夜の会話だけ。
    マトリフ師匠とアバン先生とクロコダインを呑ませたいなと思ってたら、ホントに中身のない会話をしはじめて、まとまらず。呑んだくれているのでテンポもあがらず。
    これ以上、どこにも話が行きそうにないので、とりあえずアップしてみました。

    本当は、師匠が寿命で亡くなってもミラドで逢えるかもって話もしようかと思いましたがそぐわない気がしたのでカット。
    絆の旅路-捏造7章5.6話の別の部屋 呑んだくれな大人たち-マトリフとアバンが割り当てられた部屋にて。
    外で寝るなら床で寝てもいいだろうと誘われたクロコダインがかなりの酒瓶を消費している。



    マトリフ
    「ってぇことは、おめぇが凍ったハドラーをかっぱらった張本人か!」

    アバン
    「マトリフ。『かっぱらった』は無いでしょう。当時のクロコダインの立場からすれば『頼まれて、取り返した』ですよ」

    マトリフ
    「うちの弟子が地面を火炎呪文で掘ったことがある。それはおめぇさんに倣ったってハナシだが。それの大元があの時のハドラー強奪たぁね」

    アバン
    「どこで縁が繋がるかわかりませんね」

    マトリフ
    「オレが使うには気持ちのわりぃ言葉だが、これもピラの言葉を借りると絆が繋がったってやつかね」

    クロコダイン
    2122

    たらpoipiku

    DOODLE絆の旅路7章のネタバレあり。
    ダバの里の後、深層神殿まで。
    ポップとレオナと少しダイ。

    ダバの正体を知った後にこんな会話をしてたら楽しいかもな、という想像です。
    レオナも呼ばれるかもしれないねっていう会話をしています。


    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け。
    絆の旅路-捏造7章5.1話 魔法使いと賢者の密約-レオナ
    「わかったから、単独行動しないから。最低でも誰かと2人、基本は3人でしょ。ゴメちゃんとメルルと一緒にいるようにするわ。あたしに何かあったらゴメちゃんについててもらって、メルルがダイ君たちに連絡をいれるようにするから」

    ダイ
    「ほんとうにわかってる?」


    レオナ
    「わかってるから!出発までの間、バランに稽古をつけてもらうんでしょ。行ってらっしゃい」

    ダイ
    「うん、行ってくる」

    レオナ

    「……」

    ダイ
    「ほんとうに大丈夫かなぁ」

    レオナ
    「いいから!はやく行きなさい!」

    ダイ
    「行ってきまぁす!!」




    ポップ
    「どうしたんだよ」

    レオナ
    「あたしがポップ君のようにゼバロに呼ばれるんじゃないかって心配みたい」

    ポップ
    「魔法使いのおれが元勇者のゼバロに呼ばれたってこたぁ、賢者の姫さんも呼ばれるかもしんねぇもんな」
    1425

    たらpoipiku

    DOODLE魂の絆のラストのネタバレありまくり。

    最終決戦の深層神殿へ行く前夜。
    それぞれがこんな会話をしてたかもな、という想像です。
    まずはダイとポップとレオナ。

    もどった場合の記憶の有無は完全に想像です。ただ、正式な手続きで呼び出されたわけじゃない(世界の秩序を保つロウィに呼び出されていない)キルは記憶を保持し続ける気がします。

    実際のシナリオと整合性がとれてない可能性大ですし何でも許せる人向け
    絆の旅路-捏造7章5.5話 深層地下神殿近くの街の宿屋にて-決戦前夜レオナ
    「あ、ダイ君、丁度いいところに。今晩の部屋割りなんだけど」

    ポップ
    「今晩の?いつものでいいじゃねぇか」


    【いつもの部屋割り】
    ・ダイ、ポップ、ゴメ
    ・マァム、レオナ、メルル、ピラ
    ・アバン、マトリフ
    ・きずゆう、ノヴァ
    ・ヒュンケル、ラーハルト
    ・バラン


     補足/野宿
    ・ベッドにおさまらないクロコダイン(ときどきノヴァときずゆう)
    ・ハドラー、フレイザード、ヒム


    レオナ
    「ポップ君、明日は深層地下神殿へ行くでしょ。そしてゼバロを倒したら元の世界にそのまま戻るかもしれないわ」

    ポップ
    「ピラの言うまんまなら、おれとダイはロモスに向かう船の上へ戻るんだっけか。ってこたあ、それぞれ最初に呼び出された時間にってことだな」
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    たらpoipiku

    DOODLE姫とポップの会話「破邪の秘法を手に入れたいのよ!」のおまけhttps://poipiku.com/3116479/8484548.html

    上を出力したら、今度は脳内でポップと師匠が会話しだしたので出力しました。
    破邪の秘法を手に入れたいのよ!の後のポップとマトリフ「てことで師匠、姫さんたちも一緒に行くことになったんだ。ちょっとでも洞窟の攻略のリスクを下げてえから。師匠んとこになんか資料あったら貸してくんね?ってなんだよ、その顔。師匠がこうなるように仕組んでたのかよ」
    「いや、姫から事前の連絡はあったがな。洞窟に向かうのにおめぇを巻き込むから、おめぇが1人で行こうとしたら足止めしてくれってな」
    「姫さん…手回しはええよ」
    「オレとしては姫の同行は賛成だ。でなきゃ、おめぇは1人で洞窟に行くつもりだったろ」
    「だって、あの洞窟の攻略は魔法が使えるヤツらのが有利だろ。パワーやスピード自慢の連中を連れてくよりはおれ1人の方が小回りがきくって思ったんだよ」
    「アバンを動かせねえ前提なら、姫の提案したパーティが最適解だろうが。旅慣れて軽い怪我なら自分で治せるレーダーに、回復呪文が使える近接戦闘職、おめぇより頭がキレておめぇより腕力のある賢者姫。前も洞窟内で女4人でミナカトールでリレミトしたんだろ?今度もなんかあったらそれで緊急退避できらあ」
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