最終戦におけるポップの魔法力の推移◎はじめに
これは最終戦におけるポップの魔法力(≒残存MP)の推移について想像レベルであれこれ喋っている文章です。
なんでそんなものが気になったのか、ということなのですが。
令和アニメ中盤戦を見ながらコミックスを読み返していると、最後に蹴落とされたポップのくだりでふと思いまして。
どうしてルーラで追い付こうとしなかったのか?
蹴落とされたショックで反応できなかったとか?
であればポップの場合は、蹴落とした相手よりも即反応できなかった自分を責めそう。でも剣の前ではそこまで自責モードではなさそう。
では、ルーラを使おうにも魔法力が残っていなかったのか?
そうこうしているうちに令和アニメにて、2人が飛んでいるときに2人を包む光の膜(ポップの魔法力?)が1段階減り、ポップが蹴落とされて、ダイを包む光の膜(ダイの魔法力?)が弾ける描写がありました。まるで2人の魔法力が尽きていくのが可視化されているかのような描写でした。
その描写で、やはりルーラで追い付こうにも魔法力が残ってなかったんだろうなと自分の中では腑に落ちたわけです。
以下はこの「もう魔法力が残ってなかったんだろうな」を発端にそこにいたるまでの魔法力の推移をもう少し自分なりに想像して整理したものです。
正解でもないですし、益もないですが、お付き合いいただけると幸いです。
◎最終戦におけるポップの魔法力の推移
〇真バ戦合流直前
ここでポップはミストの本体戦後に、先生のシルバーフェザーを使用して魔法力を回復にしていると仮定します。
この際、先生のシルバーフェザーもポップの為に2-3枚使っているだろうし、先生や老師やマァムの魔法力を回復するためにもシルバーフェザーを使っていた場合、先生の手持ちのシルバーフェザーの数も数枚になっていると思われます。
というのも、半分こにされたレオナがもつシルバーフェザーが10枚程度だからです。
であれば、先生の方もその程度であろうと。
レオナの持つのが10枚程度というのは漫画での描写と、ダイ大展での設定画からの想像です。
〇真バ戦合流~奥義を撃破~黒の核晶凍結ミッションの頃
ここで魔法力がほぼ0になっているようです。
黒の核晶を凍らせる手伝いに出ようとしてポップ自身が「ルーラとヒャドぐらいなら」と言ってるので。その後にルーラを使っているので。
なお、真バ戦にて使った魔法は
・合流時にダイを救出する際の短距離ルーラ
・ダイへとにかくベホマ
・封じ込められる先生のもとへ逝くための短距離ルーラ
・タイミング計測用メドローア
・奥義をくらうためのブラックロッドに残りの魔法力(バーンの見立て)+イオラ
・黒の核晶を凍らせる手伝いのためにルーラ(結果に阻まれて失敗)
というのが私の認識です漏れがあるかもです。
先のブラックロッドにはほぼ残りの魔法力をこめているというバーンの見立ても、ポップ自身がこの後に使えそうなのはルーラとヒャドくらいと判断しているので間違ってないようです。
そのあとのダイと2人でバーンにまとわりついているときも、魔法は一切つかわずに肉弾戦ですし。
自分に向かって飛んできたダイを受け止めていますが、明後日の方向に飛ばされたダイを短距離ルーラで受け止めにいけてないので、ルーラを使う魔法力も残っていないと思われます。
余談ですが、ダイへのベホマは効いてなかったけど、レオナからダイへのベホマ同様にタイムラグがあって、爆発後ぐらいからダイに効果があらわれてダイの命を救った説に私も同意しております。
〇心臓部にて試行錯誤~地上へ
ある程度魔法力を回復したけども、地上に戻った時点ではまたほぼ0になったとも思われます。
心臓部では、シルバーフェザーをもつアバンとレオナがいます。
このシルバーフェザーは以下の用途の使い切ってしまった可能性もあります。
・脱出のための試行錯誤の為にポップに(実際にメドローアを使っている)
・ヒム、ラーハルト、先生、ポップに使う回復呪文の為におそらくポップに
・心臓部は魔力炉と同じ材質なので何枚かは食べられた
ちなみに、バーンパレスにあがってからのポップさん、メドローアだけでも5発使っているのでやはり心身の疲労は蓄積していても当然かなと。(シグマ戦、ダイヤ9からの脱出、ミスト戦、タイミング計測用、心臓部脱出挑戦)
心臓部でメドローア直後にくらりとなるのも当然かな、と。
ここで禁術をつかった程度に体が蝕まれていると仮定して話を進めるのもまた楽しいと考えます。
〇地上にて、ダイをまつ
寝ているわけでもないので魔法力は自然回復しているけども僅かだと思います。
シルバーフェザーは魔力炉脱出時点で消費しきっているでしょうし、地上の魔法の聖水も魔法円の守護の戦いやその怪我人の回復呪文のために使い切っている可能性は高そうです。
〇ダイと合流、そして
自然回復した魔法力はわずかで、そして爆発の時点でルーラを幾度も使う余裕もなかったのだろうな、と。
流れとしては
・落ちてきたダイを受け止めるためにトベルーラ、あるいは短距離ルーラを使用。
・機械人形に向かっておそらくダイとほぼ同時にトベルーラ、短距離ルーラを使用
・空に向かってダイと2人でトベルーラを使用
・上空で魔法力枯渇
かな、と。
もしも機械人形に向かう時点でルーラ3回使用できる魔法力があれば、
・機械人形をとらえるためにルーラ
・死の大地跡にルーラ
・そこで機械人形を捨ててルーラで脱出
ができたと思うんですね。
ダイはポップの覚悟を決めた言葉で蹴落とす決意に至ったのかなと想像するのですが。
ポップの言葉から、ポップももう魔法力が無くて、ルーラで凄く距離を稼いでからルーラで逃げることもできないし、爆発の規模もわからないからとにかくトベルーラを使いつづけるしかないと悟った可能性はありそうだな、と。
だから、ポップの魔法力が満タンならば、シルバーフェザーや魔法の聖水が潤沢ならば2人が離れ離れになることもなかったのかな、という話な気がするので。
補給は大事だね、というなんだかよくわからない結論になりましたがこの辺で。
ご清聴ありがとうございました。