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    音祢💀右

    イベントの為に作りました。ジャミイデ推し

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    音祢💀右

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    モブ×イデアを書いたはずがイデアは全くあんあん言ってません。
    何でも許せる方向けです。

    #モブイデ
    mobuide
    #モブランド
    mobland

    エッチなおねーさんは好きですかイデアは自室でレアアイテムのドロップの為の周回をしていた筈だった、ついさっきまでは。
    今は見知らぬ部屋へと入れられている。

    「こっ、ここどこ」

    左右を見ても真っ白な壁に囲まれていて開くか開かないか解らない扉と中央にベッドが有るだけ。
    知識として知っているある場所のことが頭をよぎる。

    「この何もない真っ白な部屋はもしかして『○○しないと出られない部屋』では」

    はい正解です。


    ***


    俺の背後で青い炎が揺らめいている。
    そこにはいつもの幼女ポーズをする寮長がいた。


    俺はイグニハイド寮所属の2年生だ。
    この部屋は同室のやつのユニーク魔法『妄想を現実化できる(make an image real)』で作られた部屋。
    同じ相手には二度と使えない制限付きらしいが寮長とあれこれ出来るなら俺は本望です。
    そもそもエロいことをしたいなら強制発情とか触手攻めとか有るわけだが、どうしてこんな回りくどい事をしたかというと素の寮長が恥ずかしがる姿を見たいからだ
    魔導工学の異端の天才、実家はとんでもない家柄、勿論容姿は整っており、オルト以外の他人との接触を出来ない人。
    オタクで陰キャでコミュ障であることを除いても大分属性盛々なのである。
    そして俺はこの人に寮長として憧れていたし、いやらしい目でも見ていた。
    まぁ潔癖な人って汚したくなるじゃん、とかいう感情だ。



    突如ひらりと1枚の紙が落ちてきた。
    手に取ったイデアはそれを見てぷるぷる震えている。

    「相手にイかせて貰わないと出られない部屋〜~~」

    うん、知ってた。
    俺がそうして貰うように頼んだから。

    ちなみに寮長は、こんなの薄い本の展開だとか拙者が他人に触れられるなんて無理すぎるとか誰得だよこのシチュとかブツブツ言っているようだ。



    後ろからそっと近づいて小声で話しかける。

    「あの、寮長」

    急に声をかけられて相手はビクッとした。
    小動物みたいでカワイイ。

    「なっ何でござるか

    …って君はうちの寮の2年生の子だよね。
    君もここに閉じ込められたの」
    「はいそうなんです」

    まぁ発端は俺なんですけどね。
    っていうかそんなに関わったことない相手の事とか知ってたんだ。
    こういうトコだよねこの人が寮生から慕われてるの。
    他人に興味ないって顔しながら意外とパーソナルデータを認識してるとこ何かズルい。

    「自寮の生徒で助かった〜。
    陽キャやパリピじゃなかっただけ大分マシですな」
    「ははっ、そうですね」

    人との接触を極端に嫌う寮長がそう思うのも無理はない。
    俺だって陰キャかつコミュ障だから陽キャやパリピはお断りだ。

    「ここから出る為の条件って…」
    「コレ」

    ぴらりと紙を見せられた。

    「あ〜やっぱりそういう系なんですか、この手の部屋にはよくあリますよね」

    手っ取り早くエロ展開に持ち込める場所として薄い本でもよく見るシチュだ。


    「じゃあ早速、」
    「待って」

    寮長に触れようとしたらストップをかけられた。

    「人からされるのとか無理だから」
    「えっじゃあ…」
    「せっ拙者がする方で」

    予定外のセリフに俺は真顔になった。


    ─寮長がする方
    ここへきて自分が下になるとか有り得ないだろ


    俺の考えを知らないままカチャカチャとベルトを外しスラックスを寛げた。


    「ひっ人のなんて見たことないしやったことないけど早めに出られるよう頑張るから」

    伏せ目がちな目元は青い髪に隠されて感情は読み取れなかった。
    こうしてると整ってるんだよな、普段の煽り散らかしたりオタク丸出しな姿も嫌いじゃないけどね。


    ぼーっと寮長を見つめていると少し低い体温の掌に包まれた。
    先走りで濡れた先端を撫でさすり全体へ伸ばしていく。


    ─りょ寮長が俺のムスコを握ってる


    そう思うと全身が熱くなり熱が集中するのを感じた。


    「わわっ、もう勃った
    若いですなぁ〜」

    童貞丸出しな俺の下半身よ、反応早すぎるだろ。
    経験が少ない様子に気を良くしたのかギザ歯を見せながらヒヒッと笑う寮長に何故か劣情が込み上げる。
    もしかしてこの人意外とノリノリなんじゃ


    ご都合主義な部屋だけあってローションも完備してあったので寮長は掌に出して人肌に温めている。

    ─この手慣れた感は薄い本の知識それともまさか既に…
    ううう誰かとエッチな体験済みなのは解釈違いだ〜
    でも童貞に手ほどきするおねーさんって感じで良い

    俺ってショタおね属性も萌えるのね等と頭の中でぐるぐる考えていると目の前の人は温まったとろみを俺のちんこへ擦り付けている。

    ぬるぬるっ

    先走りとローションが混ざって滑りが良くなった。

    寮長は裏筋を刺激しながら先端をよしよししするみたいに撫で回している。
    これってもしかして自分でする時のやり方かな。
    寮長の疑似オナニー体験とかヤバ過ぎる


    チラリと上目遣いで俺を見てくる寮長はうっすら頬を赤らめていた。
    何ですかその顔
    にいっと笑みを浮かべる青い唇からも目が離せないし、乾いた唇を舐める舌先の紅さがエロ過ぎる
    間違いなくこれは、エッチなおねーさん


    なんかもうこの行為に興奮しているようにしか思えなくて俺のちんこはMAXだ。

    ぬちゃぬちゃと音を立てながら竿全体を刺激するように左手で擦られて欲が膨れ上がる。

    はあっはあっ

    息づかいも荒くなるのは当然だ。

    寮長の青い炎に指を差し入れて握りしめない程度にくしゃっとまぜる。
    ふわふわしているのにひんやりしていて不思議な感じがした。

    急激に快楽を押し上げられる感覚にキュッと髪の毛を掴んでしまう。


    「もう出そうなんでしょ」

    コクコクと頷くとスッと近くに寄る気配がして耳元で声がした。

    「…君のタイミングでイっていいよ」

    囁くような声音に一気に快感が込み上げる。
    射精を促すおねーさんかと頭の中だけで叫んだ。


    「っ、出る」


    びゅっ

    白濁した液体がイデアの手に掛かった。

    ドクンドクン

    疾走した時の気だるさと出した爽快感の両方に襲われる。


    「ふひっ、いっぱい出たね」

    そのセリフは薄い本で何回となく見てきたセリフ

    まさか寮長から聞けるなんてと感動している俺を余所に無慈悲な言葉をかけられる。

    「ノルマ達成
    鍵は開いたはずだから拙者お先に〜」

    明らかに嬉しさを滲ませた声音だ。
    引き止めることもできずベッドに座り込む俺はその後ろ姿を見送った。


    ***

    一方でイデアはご機嫌な様子でドアを開けて外へ出た。

    カチャ

    「やっと出られた〜、あれ」

    バタン
    ガチャッ

    「ナニ今の音、嫌な予感が…」

    ドアは閉まり鍵が掛かったような音。
    さっき白い部屋を出たはずがまた同じような部屋に着いた。

    「これは、バグってる」

    胸元で両手を握りいつものポーズをしながら辺りを見回すと不意に誰かの声がした。

    「イデア寮長待ってましたよ」
    「君はイグニハイドの1年生」
    「はいそうです」


    彼はひらひらと白い紙を見せつけながらイデアの傍へ寄ってきた。
    ニッコリと笑うとイデアの腕を掴みベッドへ放った。
    咄嗟のことに為す術もない。


    「今度は僕の番ですよ、時間はた〜っぷり有りますから」

    いや拙者は時間無いのだが
    っていうか陰キャオタクのくせに力強いな。
    いやいや感心してる場合ではないぞ拙者

    1年生の子はそのままイデアの太腿に跨りうっとりとした表情を浮かべて頬へと手をのばす。

    「僕に任せてくださいね寮長」
    「なっ何で〜~~」

    イデアの悲鳴も虚しく白い壁に吸い込まれていったのだった。


    ***


    その頃イグニハイド寮の談話室では行列ができていた。
    イデアと一緒に入る白い部屋は大人気らしい。

    「次は俺が入るから」
    「いやこっちが先っしょ」
    「拙者を飛ばされては困りますぞ」

    陰キャの集団でありながらてんやわんやの騒ぎだ。
    憧れの寮長とあれやこれや出来る(かもしれない)のだから当然と言えば当然である。


    そしてユニーク魔法持ちのイグニ寮生本人は

    「止めろ〜オバブロしちゃうだろ」

    悲痛な叫びを響き渡らせていたのでした。


    おしまい
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