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    ピヨコ

    護衛組がすき。
    絵は⚔⚡多い、SSは⚡⚔
    元々⚡⚔民ですが、近頃は⚔⚡なのです。

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    ピヨコ

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    シルバー×セベク
    錬金術でシルバーが二人になって3Pするって話を書(描)くことになったのでこんな話にしようかなと途中まで文章殴り書きしてます。
    まだエロもクソも分裂もしてません。

    今日の錬金術の錬成は1、2年合同と言うことだった。
    誰と組もうかと広い教室をあるき回っていたのだが、目を凝らすと次々と相手が決まっていき、セベクは少し焦っていた。

    ふと、正面を見るとスカラビアの寮長がこちらに手招きしていた。

    「おーい、セベク、こっちに来いよ」
    「スカラビアの‥、まだ相手は決まっていないのか?」
    「いや、俺じゃなくてこいつがまだなんだ。よろしくな。」

    と、隣に目をやると、いかにも今まさかに倒れそうにふらふらしている銀髪だった。

    「シルバーまた寝ているのか」
    「あぁ、セベク‥、なんでお前がいるんだ?」
    「本日は1、2年合同授業だと先生が言っておられたではないか貴様‥話も聞かずに寝ているとはいい加減に‥」

    その時、パンパンと手を打つ音が響く。

    「相手は決まったな?子犬共。さっそくだが、授業の説明を始めるぞ」


    まるでセベクの言葉を遮るかのようにクルーウェルが授業の説明を始める。

    もっとシルバーに言いたいことがあるのに‥となんとか我慢をし、黙って耳を傾けた。

    今回は、複製を作るという実験をするらしく、温室の花を一輪ずつ並べてあったものを魔法薬の入っている水につけると白い煙が出て、それが消えた頃に分裂して2つにするという実験をするとのこと。
    時間が立つとまたどちらか複製体から煙が発生し消えるということだ。
    どちらにしても調合を間違えない事、ある程度の重要部分は先生があらかじめ作ってくれているようなので、実際は魔法薬の取り扱いが大事であると言うことだった。
    魔法薬の分量を間違えずに実験体である花に垂らすこと
    これが重要課題らしい。

    生徒たちはホッとして話を聞いていた。
    とにかく、分量を間違えずに対象物にかけることならみんな課題をクリアできるものだと。

    「今回は初めての合同授業だ。2年生は魔法薬の取り扱いは何度かしたことがあるからそれを1年生にきちんと説明しろ。少しでも零すと失敗するし、他にも迷惑がかかるからな。はじめッ」

    先生の話を聞き終え、さっそく、周りが動き出す。

    僕も早くしなければと相方をみると、いかにも目を瞑りそうな状態だった。

    「シルバー‥貴様‥」
    「はっまた、寝そうになっていたのか」
    「話を聞いていたのか?」
    「任せておけ。花に魔法薬をかけるのだろう?聞いていた。」
    「上級生が取りに行くみたいだ。あの魔法薬は一年生がまだ取り扱ったことないみたいだからな」
    「わかった。行ってくる。」
    ゴーグルをしっかりはめ直したシルバーは先生からの魔法薬を受け取りに行く。
    足取りが何となく不安を感じたのだが、2年生がと先生が言っていたのを守らないわけにもいかない。
    自分が行きたいという気持ちをぐっとこらえて相手が戻るのを待つ。
    その間、長机に材料である花を並べ、魔法薬の分量を測るためにフラスコなどを並べておいた。
    その間に相手は戻ってきたらしい。

    「待たせたな。」

    ちゃぷん、と音を立てて相手が持っていたものは水色なのか光の加減ではゴールドのようにきらめく液体だった。

    「これをどのように扱うのだ?」
    「あぁ、これは、素肌では触れてはならないと聞いている。少しでも付着すると効果が出るので気をつけないといけないから、白衣から素肌がまず出ないようにして、あぁ、その手袋をつけろ」
    「そ、そうか‥しかし、顔とか首とか危なくないか?」
    「ゴーグル以外にもこのフェイスシールドとマスクがあるだろう?取ってきた、先につけろ‥それから‥」

    淡々とシルバーが説明をしだすのを、気に食わないが聞いたとおりに動いていく。
    準備を終えて、魔法薬の分量を測るのにシルバーが用意されていたフラスコに注ぎ始める。

    「この花のg数からだと20ccで十分だ。」
    「そうなのか、それはどうやって分かるんだ?」
    「これは、この本の56ページの‥」
    「ん、シルバー?」

    会話の途中不自然で止まったのに違和感を感じた。注いでいた手が止まり横を向くと、さっきまでしっかりを開いていた瞳は閉じていて‥

    「こらっっ、シルバー寝るなーーッッ」

    「わっっっ、とっ、とっ」

    セベクの声に驚いたのは‥カリムだった。とっさに魔法薬を持ったまま、ふらついて、隣りにいた人物にそこから溢れた液体を頭に被せてしまったのだ。
    そのままガラス瓶は落下。

    ガャーーーーン

    ガラスの割れた音で銀髪ははっと目を覚まし、自分が濡れていた事に気づいた。
    手元に持っていた魔法薬はセベクがとっさに持ったため割れてはなかった。
    ならば、割れた音と頭が冷たいのは何故かと‥反対側を見るとぺタンと尻餅をついて泣きそうになっているカリムと目が合う。


    「シルバー‥すまん」
    「えっ?」

    その瞬間意識が遠のいた。
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