名前未定、弊本丸審神者ライバルの設定(政府側)・政府の高官(最高地位近く)の娘。霊力在り。超法規的措置で大般若長光を顕現。本丸を持たない。
・戦を何れ終わらせるという軍部と志は同じながら特務科とは反りが合わない。鈴花嬢が英霊に寄り添う戦乙女にして、人に寄り添う魔女なら、孤高の女王。
・政府機関に属している割に戦闘能力も術師としての能力も高く、軍部から特務科入りの打診はあったものの、「あんな奴らと馴れ合いごっこなんてごめんですわ」と拒否。生まれが普通とは違い、普通にはない力を持つのに、独りでいることを選んだ。大般若は「お嬢さんにも友達がいればなぁ」と常々思っている辺り、鈴花嬢も霧乃がいなかったらああだったかもしれない。
・鈴花嬢を目の敵にしている。似たような境遇なのに親友がおり、本丸を運営しているが、八方美人で一般人(霧乃)を戦に巻き込んでいるし、何よりあんなに寄り添っていて何になるのか。戦乙女?魔女??英雄ごっこは他所でやって、そう、あいつら特務科は英雄気取りが多くて嫌になる。おかげで敵に負けたでしょ?と毛嫌いしている。が、内心その裏返しは羨望なのだと自分も薄々気づいている。にゃーさんもわかっている。実際政府機関で働いていると、高官の娘、審神者の状況改善に努めるもやっかみを受けたり、にゃーさんと並んで遡行軍蹴散らす様に特務科行けば良かったのにと揶揄され、本人自身も威厳がなければこの小娘相手に動いてくれないと高圧的になりがちなので評判も悪い方が多い(もちろん状況改善に努めようとしているのを理解し、認めている者もいる)
・刀剣男士と審神者(人)の恋愛には懐疑的。その後のことを考えない短絡的でくだらないことと見限っていたが、鈴花嬢と朝尊の様相を見て心境が変わりつつある。魔女はやろうと思えば人より長く生きられることは知ってはいたが、親友もいる彼女はどちらを取るのかと興味はある。大般若はその様子をニコニコと見ているが、「絶対にあなたとそういう関係にはならない」ときっぱり言っている。
・政府の監督官として審神者会議に出席して視察したりもするが、衣装はドレスと決めている。近侍が大般若なのもあり、あまりにも場違い感と政府の高官の娘でお嬢様だからと陰口も多い。だが、指摘の内容が的確なので油断していると痛い目に遭う。
・孤高の女王故に媚びてくる相手に愛想笑いや利用するのが苦手。ただ能力評価の目は確かで、所属している部署がいつの間にか先鋭揃いになっている(但し人間関係はドライにも程があるほどドライ)
特務科は最初から人外揃いの世間に馴染みきれない人間ばかりからの結束重視、政府の方は一般人ばかりのいわば会社のようなものなのでベクトルが違う。
・力はあれど一般人なので、特務科が暴走したら政府側はすぐにどうにか出来ないので注視している。もちろんヴァルハラが他の本丸とあまりにも異質すぎて、何なんだこの本丸と思うところはある。戦乙女とは何ぞや?
・刀剣男士側の思考と意見を聞くために在籍の山姥切長義の評価は優。人よりこうして人外から認められつつある時点で君も向こう(特務科)側だと言いたくなるが、それは彼女のプライドに反すると黙っている。出来れば、もう一振り傍にいる刀を作りたいならそうあってもいいと考えている。
「たった二人だけの本丸のようなものだけど、ついてきてくれるかしら?」
「イエス、マジェスティ」
そんな女王様のお話。