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    AKtyan5560

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    AKtyan5560

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    若狭を庇い武道が事故に合う、それから目覚めない若狭は段々生活が荒れていく。武道が居ない生活にボロボロになる若狭だが、ある日武道が目を冷めるとは、若狭は笑顔で喜び安堵し倒れてしまう………

    武道が居ないと生きていけない若狭が幸せを感じるまでの話し

    ※武道が事故に合う
    ※若狭のメンタルがボロボロ
    ※最後はハピエン

    #ワカ武
    manWhoIsPopularWithWomen

    感謝の歌を今日も歌え空に闇が広がり、夜の交差点を歩く。二人で歩く交差点は神秘的で、何かが起きそうな胸のざわめきがしていた。途端突っ込んで急ブレーキを掛けるトラック、に突き飛ばされ目に入って来たのは、半身が跳ねられる光景。目に入る情報が嘘だと信じたくて、トラックは轢き逃げし、混乱する中武臣に電話をした。
    「武臣!武臣!!」
    「どうした珍しく取り乱してるじゃねぇか」
    若狭の声に只事じゃないと察した武臣は落ち着いて話せ、と言うと若狭が必死に叫ぶように告げた言葉は地獄の一言だった。
    「武道が……武道が!トラックに……跳ねられた」
    混乱する若狭に武臣は場所を聞き出し、直ぐ救急車を呼ぶのに連絡する。混乱する若狭から場所と症状を聞き出し、取り乱し項垂れる若狭に言葉をかけると、救急車の音が聞こえ電話が切れる。
    これからの若狭が心配だと武臣は思うと、最悪な結果にならない様に、武道の無事を普段は信仰も無い神に祈った。
    手術は成功して、病室に運ばれた武道を見る若狭の目は悲痛に項垂れ、愛しい蜂蜜に砂糖を溶かした愛を注ぐ相手に、色々な装置が着いて寝込む姿に、若狭は絶望に目を歪め口を開くと顔を覆う。自分が半身に大怪我を追わせてしまった…本当なら即死な所を大怪我で済んだ武道に、若狭は死にたくなるような胸の苦しみを襲う。
    生きてる意味が分からない、武道が居ない世界なんて生きていけない。早く目覚めてくれ……と祈るが、神は残酷だった。
    それから一週間武道は目が覚める事は無かった。毎日見舞いに来て、武道を見る若狭は起きない武道に絶望や怒りや不安が募る。心は限界だった。
    家に体を引き摺るように帰ると、依然からは考えられない荒れ果てた部屋に、若狭は唯一無事なソファーに座る。
    食卓テーブルにはカップ麺な山が積み重なり、部屋の一部は怒りから荒らされたまま物が床に落ちる。若狭の現状は酷い物だった。
    体を引き摺りまたカップ麺を食べる。武道のご飯が食べたいと思い味の無い食事をする。涙はもう枯れ果てた。
    冬の寒さの中珍しく暖かい日、若狭は花を持って見舞いに来ていた。赤のゼラニウムを花瓶に差すと、今日も眠る武道の顔を眺める。椅子に座り少し痩せた点滴が刺さる腕を持ち上げる。
    今日も武道は起きない。
    病院から帰るとヤケになりか、酒を飲むが余り酔えなく帰り道を歩くと、目の前から道幅を取る奴らに若狭は一目見ると端に寄る。男の一人が若狭に態とぶつかり、態とらしく絡んで来た。
    「おいおい腕痛ってえな」
    「こりゃ慰謝料請求だな」
    「金寄越せや!」
    ギャーギャー騒ぐ餓鬼に若狭は舌打ちを一つすると、男に蹴りを入れる。力量も見分けられない三下が殴り掛かるが、若狭は交わし腹に一つ入れ、後ろに体を捻ると蹴りを入れる。ムシャクシャしか気持ちが少し落ち着いたのに帰ろうとするが、後ろから立ち上がる男に気付かず一発殴られた。
    「テメェ………」
    「へへっどうだ俺は東龍のドンだ」
    何かが切れる音がすると、若狭は男を殴り付け只管殴って行く。武道の事を考えてる時に雑音を立てる塵共を満足するまで殴ると、その場に捨て立ち去る。
    自分はここまで弱かったか、と思うと更に気分は下がって行く。もう何も考えたく無く、家に帰ると薬と酒を大量に飲み眠りに着いた。
    最近若狭の周りが心配し始め、若狭の家に来ては千壽が掃除したりと、周りも若狭を励まそうと飲みに誘ったりするが、若狭は全部断っていた。だが頑固な若狭に痺れを切らした武臣と慶三が、無理やり若狭をバーに連れ出し飲ませる。
    「武道は今のお前を望んでないぞ」
    「…………」
    「武道の為にも何とかしろ」
    「…………武道は目覚めてない!!」
    若狭はテーブルを拳で叩くと強い音がなる。武臣はそれから何を言うことも無く無言で酒を飲み始めた。若狭の気持ちは痛い程分かるのだ。
    それから三日後若狭は見舞いに来ていた。今日で武道が眠り続け二ヶ月に入る。若狭の我慢の限界だった。
    「ねぇ……起きてよ武道」
    若狭は武道の唇に震えながら触れるだけのキスをすると、目をゆっくりと覚ます武道が眠たげに天井を見つめると視線を彷徨わせる。奇跡が起きたと若狭は思うと、目から雫が止まることなく流れ落ちた。
    「おはようワカ君」
    二ヶ月振りの武道の声に若狭は思い切り抱きしめると、深呼吸する。消毒の香りに潜む武道の香りに、胸が安堵し力を抜くと、目の前が暗くなり武道の声が聞こえる。若狭が倒れた。
    武道の隣に寝かされた若狭は、ストレスと不摂生と不眠と診断され、武道は自分が眠り若狭の例えようの無い大きな不安に、性懲りも無く愛されてるのを感じた。彼が愛するからこそ倒れる程武道を求めた。武道はそれだけで嬉しくなり、ベットで眠る若狭を抱きしめる。
    「ごめんねワカ君……おはよう」
    それからベットを並んで毎日武道と若狭は楽しく過ごし、あの荒れた暮らしからは考えられない程、安心と幸せに満たされ一緒に過ごしていた。
    二人と退院の日が来て一緒に病院を出ると、東卍の人達と、同じ仲間だった黒龍の乾と九井達と、梵の武臣や千壽が迎えた。皆に囲まれ揉みくちゃにされながら家に帰る。
    途中で別れ家に帰ると、千壽が掃除をしてくれたのか綺麗になっているが、キッチンには山積みな空のカップ麺がゴミ袋に入り、若狭は武道に怒られる事になる。
    「もう!毎日カップ麺はダメです!」
    「…………俺じゃない」
    「じゃあ誰なんですか?この家は俺と若狭君の家ですよ!」
    「…………ごめん」
    武道は若狭を撫でお昼を作るのにキッチンに入り、若狭は武道を抱きしめ覗き込むと、武道が危ないと言うが離れない若狭を好きにする。
    トントンコトコト安心する音がする。出来たご飯を盛り付け、食卓に置くとハンバーグとスープに白米と言うラインナップに、好物が並び微笑むと手を合わせ挨拶する。
    「いただきます!!」
    「……頂きます」
    この挨拶も武道と出会ってから覚えた事だ、若狭はそれまで食事前の挨拶なんてしなかった。口に広がる味は渇望し望んでいた味で、食べ進めながら涙がボタボタと零れ落ちるのに若狭は呟く。
    「美味しい……美味しい…………」
    武道は若狭の潰されそうな重い愛を感じ受け止め、ハンカチで若狭の目を吹くが自分の目元も濡れている。泣き虫のヒーローは健在だ。
    「ありがとう!濡れちゃうよ」
    若狭が泣きなが食べ進めそんな光景に、武道も幸せを感じ食べ進める。ただの食事がこんなに幸せな物だとは今まで感じなかった。
    窓から光が入り食卓を照らす。
    幸せな生活を再会できた喜びにヒーローは笑顔で泣いた。



    赤のゼラニウムの花言葉「君がいて幸せ」
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    AKtyan5560

    DOODLE鬼転生20歳で記憶思い出し前世と割り切れてる鬼機関所属唾切が恋をする話

    唾切は人間に等興味が無かった、変わらぬ研究をし医療行為もする中で、四季に興味を持ち心動かされ恋をし必死に落とし、最後は恋人になるまでの物語

    ※唾切鬼転生it
    ※唾切が練馬所属医療部隊総隊長
    ※唾切と京夜が仲良い
    ※唾切が激重
    世界に色がついた日唾切と言う男がいる。練馬医療部隊総隊長をしている男であり、能力は鬼の血を桃太郎の死体に入れ操ると言う特殊な力を持った男だ。死体を操る能力なら戦闘部隊が相応しいだろうが、医療部隊をする反面鬼の研究者をする彼は、鬼の回復力を超回復に高める薬を開発し、花魁坂迄の力は無い物の深く内蔵が見える程の傷でも、傷など無かった様に綺麗に回復出来る薬を開発した。その上鬼の病気に対するワクチンや薬など色々な物を開発し、彼は隊長職をしている。
    そんな彼は練馬部隊に所属しており、定期的に同期の花魁坂京夜と呑みに行き意見を交わし、現在の研究内容や治療であった変わった変化などや日常的な事まで話す飲み会を開いていた。
    花魁坂と唾切は互いに同族嫌悪の様な感覚があり、チャラけているが仕事には信念を持つ花魁坂と、仕事にのめり込み寝食を忘れ研究に没頭する唾切は、似ていない様で似た者同士である。仕事に対する向き合い方も、人間性の一面も違うとするならば花魁坂は善性寄りの人間で、唾切は悪性寄りの人間である事くらいだ。互いに衝突する事は少ないが、一度衝突すれば互いに譲らず周りを巻込む騒ぎになる為に自制をしているのだ。
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    DOODLE本気で怒った紫苑さんに四季くんが追い詰められちゃう
    紫苑さんを本気で怒らせた四季くんの話
    四季は紫苑に溺愛されるが、女を全て切るもモテる紫苑に内心焦る。だがそんな時紫苑が女の肩を抱いてるのを見てしまい。誤解と知らず避けてしまう。暫くし、本気で怒気した紫苑が四季を捕まえるべく血を使い追い詰める

    ※ブチ切れ紫苑
    ※四季に攻撃する紫苑
    ※可哀想な四季くん
    ※軽いお仕置表現
    九尾虎の尾を踏んではいけない地面に靴音が擦れる音が響く。
    ゆったりとした足取りで、必死に走る四季の後ろから攻撃を放つ彼は、距離が開いても瞬間 素早い速さで追い詰められ四季の隣に顔を出す。攻撃を繰り出される度に必死に避け逃げ続ける四季に、紫苑は追い詰める様にゆったりと歩いたと思うと、瞬間距離を詰めるを繰り返す。まるでお前等何時でも狩れると言う様に、じわりと追い詰める彼の怒りは計り知れない。四季は男を激怒させた事を早々に後悔していた。
    本来四季の恋人は大人で杉並の隊長をしている忙しい人だ。最近では少しは真面目に働いているらしく、四季に捨てられない為に女遊びも辞めた彼は、四季と毎晩決まった時間帯に電話をかけ弾む会話に四季は楽しく話している。紫苑と会った時は優しく蕩ける様な甘い蜜を与える様に甘やかす紫苑は、四季を毎晩激しく抱くのだ。
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    AKtyan5560

    DOODLEしおしきときょうしきが一緒にデートする話

    四のデートをどちらがするかで口論する二人に、四が一緒にすると言い、デートを楽しみながら四が紫苑と京夜にプレゼントを買う

    ※四季が紫苑と京夜と付き合ってる
    ※紫苑と京夜の独占欲がすごい
    ※チャラサンド
    本と注射機のネックレスが首元で揺れた青空が広がる晴天の空の下、一ノ瀬四季は現在恋人とデートをしていた。
    四季の恋人は一回り上の大人であり、四季の愛する人であった。その恋人は教師をしていた過去があり、聖人と呼ばれ生徒に慕われていたのだが一転、戦闘部隊に行き酒と女と煙草に溺れた堕落した生活を送っていた。日夜26人の女の元を往来しては好きなだけ抱き、酒を常に浴びる様に飲みギャンブルに溺れ、人に金を借りた上返す時は別の女から金を借り返す。人として駄目な人間だが、子供に優しく人として一本筋の通った男である。自身の生徒を何時までも思い、無くした数だけ忘れる事無く教師に向いて無いと辞めた優しい人間である彼が四季は大好きであった。
    何処でも教師に向いてる彼は、教師を辞めてからは人と一線を置き自身の相棒である大我の他には誰も彼の内側には入る事が出来なかった。彼の女達も大我さえも彼の本当の胸の内には入れずに居ただろう。
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    AKtyan5560

    DOODLE路地裏で猫を庇い殴られていた少年に、若狭は興味を持ち助けた。その決意の強さと蒼穹の瞳に恋をした若狭は、少年基武道と連絡を交換し取り合っていた。巷では最近黒龍が大人しいと聞きその総長が挨拶に来た時若狭は驚く事になる
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    ※武道が黒龍総長
    ※真一郎が生きてる
    デイジーに愛寵を 隣に眠る愛しい金髪を撫でる。可愛い可愛い恋人が自分に落ちるまでに苦労したと若狭は思うのだが、その金髪蒼穹や愛しい子供が手の內に入り、今では抱き合う仲になった。若狭は『俺に甘えてくる警戒しないこの蒼龍は、自分が恋情を抱えてで近づいたか分かって無いだろうな』と笑うと隣に生まれたままの姿で眠る子供の髪を撫でる。
     何故若狭がこの子供に執着するようになったのか、それは2年前に遡る。

     最近黒龍が大人しいと噂を聞いた、若狭は疑問に思い悪名を欲しいままにした最近の黒龍が大人しくなる理由を探っていた。八代目から悪名高き地に落ちた龍を十代目で持ち直したが、矢張り暴力を売りにしている中で汚名は払拭出来ていない。十代目総長のあの大寿が大人しくしているかと考えるが即座に否定する答えに、これには関わっている黒幕がいると若狭は考えた。
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    AKtyan5560

    DONEレストランパルテールは一人の凡庸な店長が営んでいる。これはその店にくるちょっと個性的な常連客と店長の記録である。

    ①店長の武道と店に来た真一郎と若狭が美味そうに食べ、それにツッコミを入れる武臣が武道とイチャイチャする。
    ②イザナが武道の店に来て武道の料理を食べ、満足して少し多い金額を押し付け武道を困らせる。
    ③恋人の武道が作る料理を食べる真一郎に武臣に若狭達。
    いっぱい食べる君が好き
    路地裏に佇むレストラン 東京の大通りを抜け、路地裏にヒッソリと佇むレストラン『パルテール』という店がある。その店は路地裏にあるにも関わらず常に繁盛し、店は常に客が途絶えない。店の店長は平凡な容姿でだがその青い目が不思議な魅力のある青年である。そんな店には個性的な常連客の多くが通い続けており、その中でも店長と年齢問わず古くからの知り合いが多い、そして皆美男美女である。俗に言うイケメンだ。
     そんなレストランパルテールでの日常を紹介しよう。そして気に入れば店に来て欲しい、とパルテールの常連客は言った。

     昼のピーク時間の混みどきも落ち着き、午後の人が空いて来た頃武道仕込をしていると、ドアが開く音がして店内に人が入ってきたのが分かり武道はカウンターに顔を出した。
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    AKtyan5560

    DONEバイク屋の裏の顔でアングラ専門何でも屋をやってる、初代黒龍の元に依頼が入る。その依頼はある組を壊滅との依頼であり、その陰謀溢れる依頼は彼等に嵐を巻き起こす

    ※モブが沢山出ます
    ※モブの死と軽い戦闘シーンあり
    ※微サン武要素ありますが香る程度です
    ※武が金好きです
    ※武に推しがいます
    ※事後あり
    アングラ専門何でも屋はバイク屋にある 晴空の下今日も店では、バイクを弄る傍らで好き勝手に寛ぐ武臣と若狭が来ていた。二人共仕事が無く真一郎に顔出しに行き揶揄うのも悪くないと行くと、店の前で若狭と鉢合わせた武臣は薄く悪笑を浮かべ真一郎を弄るのだった。
     だがそこに台風の目となる彼等の一等大切なあの子が来るとは思わないだろう。三人はそれを知らずに好きすぎに店内に散らばっている。台風の目がやって来たのを知らずに。
     外には学校帰りなのかネクタイを緩めた金髪の少年が佇んでいた。学生鞄に小脇には大切そうに肌身離さずに茶封筒を抱えている。少年は一つ笑みを浮かべると店に入った。
    「真一郎くん!こんにちは!あ、武臣さんにワカくんもいる!」
     金髪の少年の元気な声が響き、彼等は一斉に少年を見ると女性が居たら一目恋に落ちるような蕩けた笑みを浮かべた。
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