いろいろとぶっ飛んでる兎赤也を飼う白石の話。.
☆あらすじ☆
カブリエルの餌を買いにペットショップに来た白石。
ふと兎コーナーに立ち寄ると白くてモジャモジャの毛が特徴的な仔兎が隅っこで眠たそうにうとうとしていた。
「可愛ええなぁ……」
自然とそう呟くとさっきまで眠たそうにしていた兎の瞳がパチッと開く。
エメラルドグリーンのつぶらな瞳で白石を捉えるとぴょんぴょんと駆け寄ってきた。
その人懐っこさと愛らしさに一目惚れした白石は家に連れて帰ることを即決したのだった。
帰宅して早々、勉強熱心な白石は膝の上に仔兎を乗せながら飼育本を読み漁る。
基本に忠実に、パーフェクトに育て上げるで! そう意気込んでパラパラとページをめくっていると気になる記事が目に飛び込んできた。
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