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    fuuka_xxxx

    三度の飯より妄想が好き

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    fuuka_xxxx

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    ※これを書いた人は刀剣男士が海外に出陣した事は今のところない、を知らずに少し前に書きました

    ※いい男に民族衣装を着せたい、が裏テーマです

    ※にゃんちょぎの様な、ちょぎにゃんの様な、どっちつかずになってしまいました…

    ※特殊設定でも大丈夫な方のみお願いします

    #南泉一文字
    nanzumiIchiban
    #山姥切長義
    yamaguchiNagayoshi

    海外に出陣するタイプの本丸 十三世紀、歴史上では他国に侵略され滅びるはずだった中東某国で異変が起きている。他国からの侵攻を防ぎ国境警備の要である要塞での戦いに勝利してしまったのだ。正史ではここを落とされたことを聞きつけた他国が次々と戦いに加勢し、十数年後には某国は歴史から消え去る。その流れを汲む戦いで勝利するのはおかしい。時間遡行軍の影響を感知したので至急、貴殿の本丸から刀剣男士を出陣させて欲しい。

    「まぁ、短くまとめると政府からの要請はこんな感じです。戦が絡むとなれば軍関係者か王侯貴族ってことで何人か先に王宮に潜り込ませていますが、市井の民からも何かしら情報が掴めるかもしれません。いつの時代も人は噂話が好きですからねぇ。遠征帰りのところ申し訳ないんですけど、手入れが終わり次第こちらの任務についてもらいます。ここまでで何か質問ありますか?」
     部屋に現地で着ていただく当時の衣装を再現した支給品を用意しています。さすがにその格好は目立ち過ぎてしまいますからね。あっ、時間遡行軍との戦闘に入る時にはすぐに普段の戦装束に変換されるので何も問題はありませんよ。
     こちらが口を挟む隙を一切与えない審神者の喋りっぷりは実に見事だ。それじゃよろしくお願いしますねと手を振った直後、文机に山積みの書類に視線を落とし仕事を始めてしまう始末だ。
    「承知した」
    「了解、にゃ」
    「よかった、お願いしますね」
     これ以外の返事は受け付けませんと初めからそう顔に書いているのだから、しおらしくお願いの体で言うのはやめてほしいものだ。出来るなら一日くらいはゆっくりしたいが、有事の際はそうもいかない。遠征帰りの南泉一文字と山姥切長義は執務室から出た途端、大きなため息を吐いて手入れ部屋に向かった。

     遠征で受けた傷は互いに浅く、手入れにはさほど時間はかからなかった。これくらいの時間は許せと風呂に入ってから山姥切長義が部屋に戻れば、審神者の話し通りに衣装一式が揃えられた箱がぽつんと鎮座している。着方は端末にて確認するらしいそれは、これといって一人では着れないと難儀するものではなかった。首元から足首まで隠すゆったりとしたシャツワンピース──トーブというが地域によって呼び方、襟元のデザインが異なるらしい──、その下には普段着ているスラックスで十分だろう。足元はサンダルのようだ。今までにない程に楽に着れる、締め付けのない衣装になんだか肩の力が抜けてしまう。さて、一番の問題はトガラと呼ばれる四角形の白い布だ。まず布を三角に折り、アガールという黒い糸で二重に編んだ太い輪で頭に留めるらしいがどうも上手くいかない。
     さて、どうしたものかと姿見を前に被っては脱ぎを幾度か繰り返していたその時、襖を軽くノックする音が響いた。
    「おーい、開けるぞ」
    「あぁ、構わないよ」
     軽い口調だが礼儀正しさが滲むのは彼が福岡一文字一派という育ち故なのだろうか。刀剣男士によっては尋ねながら勢いよく襖を開ける者もいるが、南泉一文字は尋ねて相手からの了解を得てから開けている。何事も親しき仲にも礼儀ありだ、そう思いながら山姥切長義が振り向けばそこには同じように与えられた衣装を身に纏った南泉一文字がいた。白を纏った彼は異国の美丈夫と呼んで差し支えないい佇まいだ。いつもより輝いて見えるのは、オフモードの審神者がよく口にする写真撮る時、通信する時は白を着てレフ板効果!! というものなのか、それとも彼の内から溢れる由緒正しい育ちゆえなのか。
    「着れたか? ゆったりしてるし、街中で最悪何か起こっても対応は出来そうだにゃ」
    「そうだね、足元がサンダルなのが心許ないけど、締め付けが多い装いより動きやすそうだ。あと猫殺しくん……」
    「うん?」

     出陣前に写真撮らせてもらうからそこの壁に背中あずけて。はい、まず顔と目線はあっち! うん、良いのが撮れた。次はこっちに目線向けて……、手先はさりげなくでも気を抜かないで!!!!!

     端末の画像データの良さに満足した山姥切長義は衣装を風呂敷に包み小脇に抱え、この任務もさくっと終わらせて帰ってくるよと意気込んでいる。元気でなによりだ。
    「……はぁ、任務前から疲れたにゃぁ……」
    「ほら、猫殺しくん、今から疲れてないで行くよ」

     遠征後の休暇返上で出向くのだ、終われば確実に数日は休みが取れる。その時は覚えてろよと思いながら、前を歩いてく山姥切長義を南泉一文字は追いかけていった。
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    fuuka_xxxx

    SPUR ME先日あげたフリアメ女体化の続き
    勢いでwebオンリーサークル参加を申請したので、今急いで続き書いてます。これが続き②で、あと③と④まで続く予定…。大丈夫、終わるよ…

    ※本当はこちらのベースになった、偶然再会した✈️🍬にょたがデートする話を最初に書く気でしたが、癖のためにダンスする✈️🍬にょたを我慢できませんでした。今回も私の趣味にしか配慮してないです
    フリアメ(女体化)練習② ◎◎シティとはそこそこに賑わいのある街のようだ。人の行き交う街並みを眺めてから、アメジオは夕方までどうやって時間を潰そうかとばかり考えていた。


      ⁂⁂⁂


     アメジオの部下であるジルやコニアと共に利用している潜水艇は大きくはないが、三人で使うには十分な広さがある。他の幹部たちは知らないが自分たちで定期的に清掃もしているため、清潔さは保たれていると思う。今日は予定もなくオフだからと自室に掃除機をかけていたアメジオは、気が付けば先日任務で出向いたパーティでのことを思い出して顔を顰めたり、ぼんやりとしてしまう自分に気が付いて頭を抱えた。
     俗に言う告白とやらをされた気がするのだが、肝心な時に『みたい』という煮え切らない態度が気に入らない。こちらがあたふたとする様を見て笑うつもりだったという線もありうる。それなりの修羅場を潜り抜けてきていると自負している。タイミングよくスマホロトムのアラームが鳴ったが、もしあのままフリードの腕に抱きとめられていたらどうなっていたか……。
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    fuuka_xxxx

    MOURNING私は三度の飯より好き女体化が好きなんですが、ちょぎにゃんではまだ書いてないじゃん??と思い書き始めたんですが、段々これ着地点どこなん????となり没決定になったのですが、もったいないので書いてる所までここで供養しようと思います🙏
    あと1000文字くらい続き書いたら終わる気がするので、気が向いたら書いてみようと思います
    にょた南泉くんのちょにゃ(書きかけ) 泣く子も黙る刀剣男士とはオレのこと──

     顕現時にそう意気揚々と口上を述べたその刀剣男士は自分自身の違和感に気付いた途端、猫のような可愛らしい語尾で叫びだしたのでした。
     柔らかな猫の毛並みを思わせる豊かな金髪、くりっとした丸い瞳の上には影が出来るほどの長いまつ毛、日焼けを知らない白い肌、ぷっくりとした愛らしい唇、グラマーを絵に描いたようなバランスの取れた肢体……。演練場で見かける男士の同位体と同じ戦装束を着込んでいる目の前の刀剣男士、もとい刀剣女士はわなわなと震えている。

    「小さい上に体が……体が……女だにゃあ!!!!」

     政府の見解によると日本刀の付喪神である刀剣男士は若い男性の体を模して顕現するものらしい。それはかつて刀を振るっていた主たちが男性で、合戦場はそんな彼らが命懸けで鎬を削る場所だからだ。脇差以上の個体は成人男子の如く若く健康的な肉体を得て実体化している。短刀は主に子どもや女性の護身用としての歴史があるからなのか、幼く可愛らしい見た目で顕現するものが多い。
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    fuuka_xxxx

    TRAININGはぁ〜、エッチなちょぎにゃん書くぞ!と思ってるのになかなか筆がならなくて、それなら現パロちょぎにゃんで気分転換するか!という理由から書いた、頭のネジが数本外れてるおバカさんな長義くんが出てくるちょぎにゃんです。
    格好いい長義くんはいません、本当ごめん…
    作家長義くん×俳優南泉くんの現パロ 抜けるような青空、透き通る青い海、そして白い砂浜を駆け抜ける一人の青年。
    『すっきり爽やか、夏の水分補給に』
     なんの捻りもないキャッチコピーもその青年のナレーションにかかれば極上のものに思えてくる。

    「はぁ、にゃんくんかわいい……。一ケースをイ◯ンで購入すれば特製クリアファイルが付くのか。今から買いに行くぞ、偽物くん!!」
     リビングのテーブルに置いたノートパソコンから顔を上げて、テレビから流れるコマーシャルにこの部屋の主は反応した。山姥切長義、大学受験時にストレス発散の一環として書いた小説が出版社の目に留まり、瞬く間に人気作家になった時代の寵児である。
     また始まったとばかりに目深に被ったフードを触り、偽物くんと呼ばれた男──山姥切国広、長義と同い年の従兄弟である──はジャージのポケットに捩じ込んでいたスマホを手に取り淡々と返事をした。
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