26歳組 ある日のLIMEその②菅野「(何やら女性の手ともに写ったオシャレな食事)」
「#彼女とデートなう」
夏目「急になに」
菅野「#彼女とデートなう」
夏目「2度も言わなくていいよ」
「ていうか菅野くん本命いたっけ」
泉「菅野くんの言ってることは冗談だから気にしなくていいよ」
夏目「ああ玲ちゃんか」
「そういえば菅野くんとランチ行くって言ってたね」
菅野「ネタバレ早い〜」
泉「仕事の打ち合わせがてら一緒に食べてるだけだからね」
菅野「#彼女とデートなう」
槙「美味しそうだな」
泉「初めて来たお店なんだけど、すごい美味しいよ。」
槙「それどこの店?」
泉「庁舎の近くにあるよ。最近出来たばかりみたい。」
夏目「槙くん、菅野くんのこと完全スルーでウケる」
槙「あそこか。いま近くまで来てるんだ。せっかくだからそっち合流していいか?俺も気になってて」
菅野「打ち合わせ中だからダメでーす」
泉「打ち合わせはもう終わってるから、大丈夫だよ」
槙「わかった。多分あと5分ぐらいでつく」
夏目「思ったより近いね」
泉「ハルくんもくる?」
夏目「青山さんと孝太郎さんに捕まってる」
菅野「(スマホを操作する泉と隣に座る槙の写真)」
「#槙くんと玲デートなう」
泉「私が怒られるからやめて」
神楽「通知うるさい あとその下らない冗談もやめて」
菅野「槙くんのことになると早いよねー」
夏目「実は既読付けてないだけでちゃんと見てたんじゃない?」
神楽「うるさい」
菅野「そんなに心配なら神楽くんも来る?」
神楽「行かない。そもそも忙しい」
菅野「残念」
夏目「そんな神楽くんのために定期的に写真でもおくればいいんじゃない?」
菅野「名案〜。早速送る!」
「(食事する槙とメニューを見る泉)」
「(菅野のピースが映りこんだ槙)」
「(指ハートする菅野の手と泉がメニューで顔を隠した写真)」
「(菅野の自撮り)」
「(ケーキを頬張る泉)」
「(泉のケーキを1口貰う槙)」
「(パフェの写真)」
「(みんなでパフェを食べる写真)」
神楽「うるさいんだけど?!」
夏目「玲ちゃんケーキも食べてパフェも食べるとか流石だよね」
神楽「泉は太りたくて食べてるの?」
菅野「ねー神楽くんがそう言うからこのパフェ槙くんと二人で食べる派目になるじゃんー」
夏目「可愛らしいパフェを男ふたりで食べるとかウケる」
泉「私だって全部食べたかった」
神楽「今ウエスト1ミリでも増やしたら予定のドレス着られなくなるからね」
泉「すみません」
夏目「今青山さん達から解放されたからそっち向かっていい?」
菅野「りょー」
「神楽くんがいたら全員揃ったのになー」
神楽「忙しいって言ってるでしょ」
槙「今はともかく夜なら集まれるんじゃないか」
夏目「じゃあ夜飲む?」
菅野「さんせーい」
泉「飲みたい!」
神楽「泉は体型維持してよね」
泉「はい」
槙「亜貴も大丈夫か?」
神楽「夜なら平気。それまでに終わる。」
菅野「どこで飲む?」
夏目「いつものとこ?」
槙「任せる」
泉「手頃なところで……」
神楽「いつものでいいんじゃない」
夏目「じゃあいつもので19:00に」
菅野「はーい」
槙「了解」
神楽「わかった」
泉「💸💸💸」