呪専時代、無下限を自動にする前から歌姫先輩と全自動してたせいで、自動無下限を身につけても歌姫先輩の投擲にはわざわざ手動無下限して「はいバリア〜! 当たんないもんねー」ってする癖が抜けない五条くん。そのまま10年が過ぎ、33話に至る——かもしれない。
「またこれ見よがしに無下限……! あいっかわらず小癪なやつねアンタ」
「五条おまえ、もう自動でも防げるくせに」
「あ、確かにそーだわ」
「何、硝子。どういうこと?」
「よっしゃ歌姫、なんか投げて」
「そんな投げろって言われたって……あれはこう、どうにも反射で投げちゃうのであって」
「反射って歌姫、考える脳みそねぇの?」
\歌姫先輩ナイピー/
「はい当たらなーい」
「えっ」
「俺、オートマで無下限回せるようになったんだー。でも無下限使われて歯嚙みしてる歌姫は見たいから、やっぱこれからも歌姫にはマニュアルで対処しよ」
\歌姫先輩ナイピー/
(22.10.29 12:51)