⚡「はぁーい!今日も始まりましたっ!爆豪勝己くんの〜オールマイトチャレンジ〜!実況はわたくし上鳴電気!そして?」
🎗️「はいはーい、解説の瀬呂範太でーす。そしてー?」
♦️「賑やかし役の切島鋭児郎だぜ!」
⚡「このチャレンジは爆豪がオールマイトとなんかどうにかして上手いこといい感じになれるかどうかのチャレンジだぜ!尚本人にバレるともれなく爆破されるのは分かりきってるから俺たちは遠巻きに爆豪達を見て勝手にやってる!」
♦️「なあそれいつも誰に向かって言ってんだ?」
🎗️「内容もふわっふわだしなー」
⚡「いーの!それっぽいこと言いたいだけなんだから!気分だよ気分!…っと、そんなこと言ってる間に爆豪選手がオールマイトに接近中!」
♦️「あー、でも緑谷と話してんなぁ、オールマイト」
⚡「もうこのチャレンジのレギュラーだもんなー緑谷」
🎗️「そーいや、今思ったら緑谷がいない時が無くねぇ…?」
♦️「…………確かに?」
⚡「俺今背筋めっちゃゾクッてしたぁ……!」
♦️「てか爆豪スゲェ顔してらァ」
⚡「めっちゃ見すぎだろ爆豪…。さて!解説の瀬呂さん、ここから成功させるためにはどうすればいいんでしょうか???」
🎗️「思い出したようにそのよくわからん設定振ってくんじゃんw……そうですねぇ、ここはやはり爆豪選手が素直になるしかないんじゃないかと思います」
⚡「俺瀬呂のノリいいとこすきー」
♦️「普通に混ざりに行けばいいのになー」
⚡「なー。でもいつもこっちのことお構い無しの爆豪がさ、ああやって遠慮?してるのすっげえレアだよな」
🎗️「まあだから、そういうことだろ?」
♦️「するってェとつまり…??」
🎗️「つまりぃ、爆豪はめっちゃオールマイトのことが好きってことだろぉ?」
⚡「キャー!言っちゃったー!」
♦️「本人がたぶん言えてねェのにー!……あ!オールマイト、爆豪に気付いたみたいだぜ!」
🎗️「まああんな熱視線送られてりゃなぁ」
⚡「いけー今だ爆豪!デートにでも誘っちまえー!」
♦️「漢見せろ爆豪ー!」
🎗️「いやぁ、緑谷がいる前でデートには誘わないだろ。…………んー、まあわかってたけど」
♦️「んん?なんか緑谷に突っかかってるっぽいな、爆豪」
⚡「もー話すのそっちじゃないでしょー」
🎗️「たぶん爆豪の照れ隠しだなありゃ」
⚡「照れ隠しであんな怒鳴られるのたまったもんじゃねぇよ…」
♦️「オールマイトもすげェ困ってるみてェだな」
⚡「あ、でもそんな困ってるオールマイトを見て…?」
🎗️「おー、一気に大人しくなったなー」
♦️「ははっ、すげぇきまり悪そうにしてるな爆豪」
🎗️「拗ねた子供みてぇw」
⚡「なーんか話してるな」
♦️「何話してんだろうな」
⚡「わかんねぇけど、爆豪だいぶ落ち着いたな」
🎗️「だなー」
♦️「穏やかな顔してんなー爆豪」
⚡「…なんか、いいな」
🎗️「うん?」
⚡「爆豪ってさ、いつもこわ〜い顔してんじゃん?そんな爆豪があんな顔してんのなんかいいなーって」
♦️「確かにずっと難しい顔してるもんな爆豪の奴」
🎗️「爆豪にあんな顔させるオールマイトほんとすげーよ」
「「なー」」
⚡「あーもう!早くくっついてくれねぇかなー!」
♦️「いやぁ…w」
🎗️「無理だろあの調子じゃw」
⚡「だよなーw」
♦️「………………なあ」
⚡「どーした?切島」
♦️「爆豪こっち来てねェか」
⚡「えっ」
🎗️「あー、これは完璧にこっちに向かって来てるな」
💥「テメーらいつも遠くからごちゃごちゃ鬱陶しいんだよクソがぁッ!!今日こそ二度とその口きけねェようにしてやっからそこ動くなよ!!!」
♦️「やっべ!逃げろ!」
⚡「バレた!超おこじゃん!」
🎗️「退散退散!」
💥「待てやゴラァ!!!!」