ひと時の安らぎを、君に(デートイベント)セツ「このループが終わることなんて、本当にあるんだろうか」
セツ「もう、何度目のループになるだろうね。一体どれだけ、グノーシア汚染者たちと戦ってきたんだろう」
セツ「私自身、汚染者として、今まで何人を消してきたのか。……もう、覚えていられないんだ」
セツ「私は、ふふ……ずいぶん年を取ってしまったような気がする」
カラン「セツは……ループを、終わらせたい……?」
セツ「……」
セツ「……あぁ、もちろん。一刻も早く終わらせたいさ」
カラン「…………そっか……」
カラン「(セツはループを終わらせたい……)」
カラン「(でも、私は……)」
ループを終わらせる事が、セツとの別れを意味するのなら……
カラン「(ずっと……このままでも……)」
カラン「(ううん、セツの気持ちを考慮しないで、私の我儘に付き合わせるのは良くない)」
だから___
カラン「ねぇセツ、今回のループはちょっと遊んじゃおうよ」
セツ「え?」
(カランがセツの手を引く)
(驚くセツ)
(セツに笑顔を向けるカラン)
カラン「(今だけ、私の我儘に振り回されて)」