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    tsunati

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    文字書きの端くれ。ほぼ腐向けを生産。
    支部に上げる前に書き散らしたかったりプロット置き場。
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    tsunati

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    #GW自機エロトラ企画 に参加しました。
    普段書かない表現とか練習出来たらなー、と思って頑張りました。結局あんまり変わんない気もしますがまあ…。大変だったけど楽しかったです!

    #GW自機エロトラ企画
    gwJikeiErotoraProject
    #MHR

    ETD初挑戦 どうしてこうなった。どうして。
     答える者など居るはずもなく、アルは落ちるに任せて意識を手放した。



     突然地面が割れて落下した、それなりの広さのある地下空間。ともかく地上へ、と踏み出したその姿を見つめていたのは、人ならざるモノ達だった。アルが知る由も無く、ただ新たな獲物が来た、とほくそ笑むモノ達だけが楽し気だ。
     扉を見付け、アルは警戒しながらもそっと開ける。辺りを見回し、耳をそばだて、とりあえず危険は無さそうだと足を踏み出した。しばらく歩いていると、不意に気配を感じ身構える。が、すぐに解いた。

    「鏡…?」

     自分が映るその姿見は大きく、縦も横もアルの倍はあろうか。何故こんな所に、と思いはしたが、先を急ごうと再び歩き出す。その足音が増えた、気がした。

    「……?」

     振り向いてもそこには己の姿が映るだけ、そう思ったのに。

    「え…?」
    「やあ」
    「大丈夫かい?相棒」

     親し気に肩を抱き、腕を組むのは見慣れた顔、見知った身体つき…アルそっくりな、二人の青年。

    「気が滅入るだろう?」
    「少し休みなよ。気持ちいいこと、してあげるからさ」

     言うが早いか二人はアルの装備を手早く解き、インナーをたくし上げてまだ何の反応も示さない乳首と陰茎にそれぞれ触れた。

    「は?え?やだ、ちょっと…!」
    「まあまあ」
    「ほら、暴れないで」

     気持ちよくしてあげるから、と前後から耳に吹き込まれた声はぴったり揃って、これが本当に己の声なのか、アルにはもうわからなかった。
     後ろから胸をまさぐられ、耳朶をねぶられ身を捩る。しかしそれを抑え込んでじゅぽじゅぽと陰茎をしゃぶる、その音と感触に腰が震え、満足に抵抗出来ない。

    「んん、ふ…は…。おっきくしちゃって、可愛いねぇ」
    「可愛い声も、いっぱい聞けて…俺もそろそろ、楽しみたいなぁ」
    「ン、や…ぁ…!」

     二人の青年はアルの性感帯など熟知している、とばかりにあちこちまさぐり、撫で回しては舐めしゃぶった。それだけでもう意識が飛んでしまいそうな程気持ちがいいのに、彼らはもっと大きな性感を与えようとしている。

    「やぁ…!らぇ、やぇ…へ……っ」

     陰茎を可愛がっていた方の青年は壁に手を付き、尻をアルに向けて突き出した。誘うように振ってみせるその白く丸い尻たぶの中心、本来ならば排泄の為だけに使われるべきそこはヒクヒクと震え、雄を待ちわびているようだった。

    「ほら、挿れてあげなよ」

     君、挿れてもらってぐちゃぐちゃに犯してもらうの、好きでしょ?と耳元で楽しそうに囁く青年の言葉に抗うだけの気力も無く、アルは言われるがままに目の前にある尻穴に勃起した陰茎を突き立てた。

    「ああぁっ!」

     ビクン、と背を仰け反らせて悦ぶその姿は褥で見られるものとよく似ていたが、アルにそれを知る術は無かった。

    「ンっ、う…ッ!」
    「ふふ…気持ちいいね?」

     腰を掴まれ、ゆさゆさと揺すられる。自分で快感を追うことすら許されないのか、とぼんやりした頭ではそれすらもうどうでもよかった。

    「君のここも、可愛がってあげなきゃね」
    「んぁあッ!?」

     ぐり、と胎内を抉られ、雄を締め付けられ、訳がわからないくらいに気持ちよかった。

    「たぁっぷり、出してあげるから」
    「たっくさん…ちょうだいね」

     きゅう、と熱い陰茎を締め付けたのがどちらだったのか、アルにはもうわからなかった。
     ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立て、雄を飲み込む後孔から溢れる白濁は泡立ち、青年の尻を汚しては床へと垂れていく。それを眺めながらああ己も今こうして貪られているのか、と興奮すると同時にどこか冷静に受け止めていた。ぱちゅ、ばちゅん、と濡れた音を立てながら熱く硬い肉棒を突き立てられ、なのに痛みもせずただ悦楽だけを享受させられる。声とも呼べないような、ただ喉から音だけを垂れ流し、腰を振ってはすっかり薄くなった精液を吐き出して、胎内を熱いもので満たされた。
     それをどれほど繰り返したのか、気付けば冷たい床に倒れていて、力の入らぬ手足で震えながら立ち上がり、重く怠い体を引き摺ってどうにかその場を離れたのだった。



     ようやく体の感覚がマシになってきた頃、再び扉と遭遇する。警戒しつつ開け、他に道が無い中嫌々ながらゆっくり進んだ。そうして出くわした、ファンゴと人間を足して割ったような生き物と交戦したが、隙を突かれて武器を奪われ、抵抗を封じられる。装備やインナーを引きちぎられ、露わになったその白い肌に興奮したらしい獣人達は、その異形の陰茎を勃起させて擦り付け始めた。

    「ひっ、やだ…ッ!やだ、放せ、放してッ!」

     馬鹿力の獣人が複数相手ではいくらハンターといえど抗いきれず、荒い熱の籠った獣臭い息を吐きかけられながらドロドロの濃い精液をぶち撒けられてしまう。

    「ひ、ぐゥ…!あ、づ……う、ぉ、えぇ…」

     ヒトのものより粘ついて臭いそれを少しばかり飲み込んでしまい、えずく。それが気に入ったのか、獣人達は下卑た笑い声を上げながら熱の籠る陰茎をあちこちに押し付け、擦り、嫌がるアルの反応を面白がっていた。そのうちにだんだんとアルの泣き声が変化していき、獣人達と同じ…否、より獣に近い鳴き声を上げる。

    「フゴッ…フ、ピギイィィッ!」

     そんな己が情けなく、恥ずかしく、痴態を晒しているというのにそれすら快楽に繋がってしまう浅ましさに涙が途切れない。獣人達はフゴフゴと上機嫌な笑い声を立ててアルを責め立て、悲鳴じみた獣の咆哮を楽しんでいた。自身が上げるその声に耐え切れず、進んで異形の陰茎へと唇を落として口を塞ぐ。漏れる荒い吐息はやがて肌を打つ音と低い唸りに紛れ、回らない頭では捉えられなくなった。
     後孔に受け入れた細身のそれは二本で、交互に抜き差しされたり同時に最奥まで貫かれたりと予測出来ない動きでアルを翻弄し、快楽を引き出しては高みへ連れていく。与えられるそれが堪らなく気持ちよくて、気紛れにあちらこちらへ押し付けられては精を吐き出していく他の雄にも悦楽を見出した。もっともっと、と乞うように媚びるように身体をくねらせ、全身に白濁を纏うアルの目にはもう何も映ってはいなかった。
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