ロボットおしがま映像公衆トイレにカメラを見つけたのは昨日のことだ、幼い妹を公衆トイレに連れて行き、その時に床に変なものがあることに気づいて持って帰ってみるとカメラだと気がついた。
警察に届けるべきなのかもしれないことはわかっていたが高校生の好奇心がカメラのUSBをパソコンに挿させた。
ファイルを開き中に録画されている映像を見るとこのカメラを仕掛けた汚いおっさんが写ってその後長い沈黙が訪れた。
そもそもあの公衆トイレを使う人は少ない、公園にあるとはいえ公園と呼ぶよりは土の地面があるだけの遊具もない場所だ。
よく爺さん婆さんがゲートボールをしているのを見ながら通る場所で仕掛けても……と考えたところでヨボヨボ婆さんのあそこが映るのでは?と思うと見るのが不安になってきた。
カチカチクリックして30秒送るを繰り返すがなかなか人すら出てこない、シークバーは半分ほどきた時どうやらこのカメラが仕掛けられた
のが回収した1日前だったことに気がついてじゃあ何も写ってないかとため息をするといきなりガチャン!と大きな音が鳴る、ヘッドフォンの音量を下げながら画面を見ると人間ではない物の足が見えた。
扉が勢いよく開き映り込むのはロボットだ。
なぜロボットが女子トイレに入ってきたのかわからない、もしかしたら間違えたのかもしれない。
だが明らかにトイレを使う必要があるポーズを取っている、股を全力で押さえて長い足を内股にしてガクガク振るわせながら和式便所に跨るまで排尿?を我慢していた。
「ヴ、ァッ」
もう限界なのに目の前にある和式便所に近づかない。近づこうとしない。
それがもう動けないほど限界だからだとよくわかった。
歯を食いしばり、徐々に腰が下がっていく。
ビシャッと音がした後「アッ!!」と大声を出した後ビチャビチャ床を濡らしながら急いで和式便所に跨りついに液体を便器の中に勢いよく撒き散らした。
シャアアァァァ!
勢いのある水音と放心状態のロボットは気持ちよさそうに人間と同じように「ハァ〜」と声を漏らしていたが少しずつ勢いが落ちていくとそのロボットは便器の中を見つめてやがて出なくなっていく水がポタポタと落ちるだけになった後ようやくちらりとトイレットペーパーを見て自分の股を拭いた、どこに穴があるのかわからないが綺麗に拭けた後さらにトイレットペーパーを出して濡れた床や自分の足を拭いていく。
「マジ最悪ッ……」
悔しそうに呟いて綺麗になったのを確認してから山盛りのトイレットペーパーを流した。
映像をコピーしたあとそれを警察に持っていくかどうか悩んだ、あのロボットはクライゴア博士のところのロボットなのは間違いない。
ではこの映像はあのロボットに渡した方がいいのかもしれない……
とりあえず股間が熱いのを処理してから考えるかと股間に手をかけた。