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    舞摘花

    食若とエマ受けを描いたり書けたらいいな…

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    舞摘花

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    青春エスト(太陽覚醒側)で一つお話を書く練習!

    エスエマ練私がエスト先生の生徒になって、一つ魔術を覚えるという体験をしたおかげか…
    エストさんとの距離は以前より近くに感じるようになった。
    隣に座ることはよくあったけど、それからのスキンシップは、頭を撫でてもらったりする程度だった。
    魔法による幻想的な光景を見せたエストさんの、内なる想いに触れた日から私はとても意識してしまっていた。
    それはエストさんも同じだった様で…
    いや、あの日を境に何かが吹っ切れたと言う方が正しいかもしれない。
    いつものように隣に座って、のんびりと休憩時間を共有していた。
    エストさんが時折、髪を撫でたり頭を撫でたり…
    その感触には親しみを感じているけれど、それ以上に手の温もりに集中してしまう。
    休憩時間なのに心休まらない時間を過ごしていると、ふと手を握られた。

    「緊張しているのかな?この前は少し、自分の気持ちを押し付けてしまったかもしれないね」
    「いえ!そんなことはないですよ…ただ、だからこそ、戸惑ってしまうというか…」
    「僕の事をとても意識してくれているってことかな?」
    「…!」

    エストさんの琥珀色の瞳が間近に迫ってきて、思わず肩が跳ねてしまう。
    すり…っと頬を撫でる手は優しく熱くて…
    これってまるで……
    意を決してゆっくりと瞼を降ろして、訪れるであろう感触に期待してみた。
    エストさんの気配がより強くなってくる…

    「おい、エスト!妹に手を出すつもりか!?」
    「わぁっ!?」
    「…ジーヴル……居たんだね…」
    「大丈夫か?まだ何もされてないか?」
    「だ、大丈夫…」

    先程までの甘い鼓動と、ジーヴルが現れた驚きが混ざって、胸が痛いくらいドキドキしている。
    ジーヴルの過保護加減には慣れたつもりだけど、今は止めないでほしかった…
    また説教をしているジーヴルと、少し残念そうにしているエストさん。
    はぁ……もう少しだったのにな…
    …だけど、エストさんの気持ちの答えはしっかりと伝わった。
    私ももう怯える必要はないのだと分かった事は、一つ大きな収穫だと思う。
    今回はジーヴルにキスの邪魔をされたけど、お互いにそういう気持ちであることを確認出来た私は、不思議と晴れやかな気持ちになれた。
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