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    瑞しつじ。

    ツイッターであげられないうちの子のイラストをあげます。
    版権もある。
    R-18なので見る時は注意してください。
    版権キャラは🍫🌟💎表示になっております。

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    瑞しつじ。

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    仲良しのフォロワーさんの子との犬猿の仲な感じが書きたかったので作りました。

    ##ノウイセちゃれしす

    少し強気な2人【うちよそ】食べ物フェスタ内の巨大迷路を一緒に攻略することになったノウイセ組とちゃれしす組。しかし、行き先でのっしーとクロードは喧嘩してしまう…喧嘩しながら2人は不思議な神隠しルートに間違えて踏み入ってしまった…
    「君はどうしてそこまで恨むのか意味わかんない。俺は君と話すきっかけを作っているのに。」
    「はぁ!?お前こそ、知らねー間に夢津に来てやがる!それに夏空にかなりストーキングしてたと聞いたぞ!」
    「なっ……音符とはストーキングじゃないし!なんなら師弟関係でもあるんだから!君こそお店の子を姫って呼んで困惑したって聞いたよ!」
    「姫は姫だ!お前に彼女の事を姫と呼ぶ資格はない!」
    「君だって音符のこと詳しく知らないくせにー!」
    「なぁ店長、こいつは…って」
    「なにびっくりしてんの?」
    「……店長達がいない。」
    「はぐれたの…?音符や俺が探すって…音符達は!?」
    「こういう時はスマホで…って貴重品ロッカーの中だ!?」
    「って事は俺達迷子なのー!?」
    2人は迷子になってしまった。
    「お前のせいだぞ!おかげで迷ってしまったじゃないか!」
    「それを言ったら君にもあるでしょ!ほら、あっちに戻るよ!」
    「いーや、こっちだな!」
    「俺が来た道が正しいから!」
    「俺が選んだ道が正しいぞ!」
    辺りを見渡すと暗い雰囲気を漂い空は夜で電柱の灯りが頼りであった。
    「暗くなってきた…どうしよみんなともはぐれちゃったし…急いで行き当たりばったりでさっき来たルートを行こう。」
    「待て!そっちに行くな!」
    「なんでよ!能代は能代1人で反対側行けばいいじゃん。」
    「い、いや…暗い中1人で知らない場所は……」
    のっしーは少し身体が震えていた。それを見たクロードはニヤリとした。
    「もしかして…能代は1人で夜歩けないでしょ。」
    「は、はぁ!?歩けるし!灯りあるから平気だ!」
    「じゃああっちの少し遠い所まで1人で行ける?」
    クロードがその方向に指をさす。
    「っ…!!」
    「闇の使いとか言ってる割には誰かと居ないとお化け屋敷入れないタイプでしょ。」
    「はぁ!?別にお化け屋敷なんか平気だ!バカにするな!」
    「素直に怖いって言えばいいのに。仕方ない…俺が能代が言う道についてってあげる。」
    「そ、それでいいんだ…俺のが正しいからな。」
    灯りを頼りに広いスペースに一つの屋根があるベンチがあった。2人はそこに腰掛ける。すると合図をするかのように雨が降ってきた。
    「少しは出られそうにないな。」
    「…うん。そうだね…」
    ゴロゴロ…
    「雷か、早く雨止んでくれ…そうすればお前も…。は?なんでうずくまってるんだ。」
    「だ、大丈夫…腹痛じゃないから…」
    ぶるぶる震えるクロードを見て、のっしーは仕返しするかのようにニヤリした。
    「雷が弱点だったんだな。お前。」
    「違うから!ただゴロゴロって音が…」
    「じゃあ屋敷とかで鳴り響く雷とか平気なのか?」
    「それは…!雷なんか去れば大丈夫だから!ニヤニヤしないでー!」
    「なぁクロード、お前だってさっきニヤニヤしながら俺のこといじっただろ。仕返しだ。」
    「うう…それはお互い様でしょ。ほ、ほら小雨になったから急いで行こうよ!」
    雨も止み、まだ見ぬゴールを目指す2人。
    「いつまで続くんだろ…この道。」
    ぐぅう…
    「ぐぅう…?」
    「…っ…なんでこんな時に。」
    「お腹すいたの?」
    「この迷路は食べ物フェスタ内のやつだろ。腹減るのは当たり前だろ。」
    「そう言えば俺もお腹すいたかも…あ!そうだった!」
    クロードがバックの中身を確認する。取り出したのはおやつ用のカルパスとするめだった。
    「音符から貰ったお菓子があったんだったー!」
    「菓子だと…!?よこせ!」
    「俺だってお腹すいてるからあんまり食べないでよー?」
    「わかってるから食わせろ!」
    すると…どこからか甘い香りがしてきた。
    「待って甘い香りがする、あっちだ!行こう能代!」
    「待て俺が先だ!クロードには渡さねぇ!」
    走った先にはお菓子でできた家があった。2人はヘンゼルとグレーテルを思い出した。
    「これってかの有名な…」
    「お菓子の家じゃねぇか…」
    「もしかして…たらふく食べたら魔女がいて俺達食べられるんじゃないの!?」
    「いや、そんな事はないだろ!だって俺が好きな卵系のスイーツがあるなんて…」
    「たまご…スイーツ!」
    「パンケーキにプリン!」
    「バタークッキー!」
    2人は好きなお菓子に抗えないままお菓子の家に入り、たらふく食べてしまった。
    「もう食べれなぁい…」
    「幸い飲み物があって助かった…」
    「食われる前に出ようか。」
    「あぁ…体力もそれなりに回復したしな。」
    のっしーが扉を開けようとするがビクともしなかった。それどころか壁が迫ってきており、2人はだんだんと焦ってしまった。
    「ま、まさか…本当に…」
    「魔女に食べられちゃうのー!?」
    「壁に挟まれるのかよ…最悪だー!」
    「最後に好きな子に見守られたかった…」
    「おい、何言ってるんだ!何か方法があるはずだ!」
    のっしーは恥ずかしがりながら大声で言った。
    「今後クロードを憎むかもしれないが、コイツの良さは認めるから出してくれー!!」
    「能代……」
    「姫やナガト丸に店長達に会わしてくれー!!」
    クロードも続けて言った。
    「能代は今後とも喧嘩するかもしれないけど、優しい所たくさんあるから少しは仲良くするー!!だから音符やフラン達に会わせてよー!!」
    「クロード……」
    「少しの間だけだからね…!」
    「…ふっ、そんな事汝に言われなくても我はしっかりしてるぞ。」
    「…何今更キャラ作りしてんのさ、俺の方がしっかりしてるし。」
    2人は息を合わせて大声で言った。
    「能代/クロードの事は少しは認めるので、ここから出してください!」
    するとガチャっとドアが開き、2人はそそくさに脱出した。
    「出られたみたい…」
    「そうだな…ん?あれは…」
    「なにさ…あ!」
    2人はゴールの目の前におり、その先にははぐれたみんなの姿もあった。2人は互いをニヤリと笑いながら走りだした。
    「我が先にゴールしてやる!」
    「俺も負けないよー!」
    その後、2人が今まで何をしてたかをみんなは聞こうとしたが2人はまた喧嘩しそうだったので聞かなかったらしい。

    おわり
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