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    siten_hu

    @siten_hu

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    siten_hu

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    前のCMネタの続き書いてみました。バレンタイン前のお話なので前日にアップしちゃうゾ☆

    アイドル蔵謙バレンタインチョコレートCM後妄想蔵謙チョコレートCM妄想
    謙「バレンタイン楽しみやなぁ〜」
    蔵「そんな、バレンタインを楽しみにしてるケンヤくんに朗報やで」
    謙「えっ!?何!?」
    蔵「もう既に一つはチョコ、貰えるの確定してます〜!」
    謙「ホンマに〜!?えっ、誰からやろ!?○○ちゃんかな!?あの子、なんか俺を見る視線が熱烈やっ」
    蔵「ほい。俺からのハッピーバレンタインや♡」
    謙「お前からか〜〜〜い!!!」

    蔵・謙「チョコレートは、明○!」

    蔵「俺からのチョコ、嬉しい?」
    謙「普通」

    「はい、カット!」
    そう、監督の声が聞こえ。白石と謙也はゆっくりとステージ上から捌けていく。
    「じゃあ、これで本日の撮影は終了です!お疲れ様でした!」
    「お疲れ様でした」
    「お疲れ様でした〜!」
    監督の労いの言葉に。白石と謙也は笑顔でそう返事を返すと…。二人揃って、仲良くスタジオを後にする。謙也の手には、先程のCM撮影で使用したチョコレートが握られており。マネージャーが既に待機している車に乗り込むと、謙也は早速そのチョコレートの封を開けるのだ。
    「何や、ケンヤ。それ、俺からのバレンタインチョコレートやん。もう食うの?」
    「おん。腹減ったから」
    「確かに、もう昼やもんなぁ」
    白石の、『俺からのバレンタインチョコレート』という言葉は華麗にスルーして。謙也は袋の中から一つ、丸い形をしたチョコレートを取り出すと。ポイッと軽快に、口の中へと放り込む。すると、じんわり口の中に広がる、少しほろ苦いチョコレートの甘さが、空腹だった腹を満たしていくようで…。謙也は嬉しそうに声を上げるのだ。
    「美味い!ちょっとビター味になってる!」
    「えっ?美味い?何や、良かったわぁ。一生懸命選んだかいがあるなぁ」
    「いや、その設定いつまで引きずんねん」
    「ケンヤが反応してくれるまでや」
    「鬱陶しいなぁ」
    先程スルーされたにも関わらず、再度CMの設定を口にし続ける白石に。謙也は呆れたようにそう呟くと、袋の中へと視線を戻す。そして、もう一つ。チョコレートを口へと放り込もうとした、その時であった。
    「あっ」
    突如、謙也の口からそんな声が漏れ出たので…。隣に座る白石が、不思議そうに謙也へと顔を向けるのだ。
    「どないしたん?」
    「ええもん見つけた」
    白石の問いに。謙也はニッと笑みを浮かべると、ガサゴソと袋の中に手を突っ込む。そうして、チョコレートをまた一つ取り出した謙也は。未だ不思議そうな顔をしている白石の顔の前へ…。そのチョコレートを、見せつけるのだ。
    「俺からも、お前にハッピーバレンタインチョコレートや!」
    そう、言って。謙也の指の間に挟まれているチョコレートは。先程、謙也が食べた丸い形のチョコレート……、ではなく。
    「ハート型や…」
    「おう!確かこれ、全部に入ってる訳ちゃうかった気ぃするで…。あ!やっぱり!このハートチョコが入ってたら……、恋の願いが叶うかもって書いてある!やったな、白石!」
    どうやら、ランダムで入っているらしいハートのチョコレートに。謙也は、嬉しそうに笑いながら、箱の裏面の説明文を読んでいる。そんな謙也を見て…。白石は思わず顔をフッと緩ませると、ゆっくりと口を開くのだ。
    「ほな、謙也からのバレンタインチョコレート。ありがたくいただくわ」
    「貴重やからな。味わって食えよ」
    そう笑う、白石の言葉に。謙也も得意げに笑うと、白石の口へとハートのチョコレートを放り投げる。瞬間、口の中に広がる、甘くて少しほろ苦いチョコレートの味に…
    「あ〜〜〜。これが、恋の味かぁ〜〜」
    なんて。思わず、そんな声が漏れ出てしまうので。
    「おっ?なんやなんや?お前も分かってきたか?せやでぇ。これが、恋の味やでぇ〜」
    そう、隣から。謙也が楽しそうに、バシバシと白石の背中を叩くのであった。


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    Replies from the creator

    siten_hu

    MOURNINGめちゃくちゃ遅刻しちゃったよ〜!お馬鹿〜!😭でも愛は込めました…🙏けんやくん、今更だけどおめでとう!大好きだよ!!😭🙏(大学生蔵謙風味です😊×でも+でもどっちでもイケる感じになりました!)
    けんやくん誕生日おめでとう忍足謙也くん。誰にでも愛される君は。青空に燦々と輝く太陽であり、夜空にキラキラと光る一等星でもある。そんな君を、僕は愛おしく思います。しかしながら、それは僕だけではないようで。三月十七日。君が産まれた、輝かしく喜ばしい日に。君は、僕の隣にいません。そうです。君の、誕生日。そわそわしながら準備を進めていた僕に、君は全く気付く事はありませんでしたね。そればかりか、意気揚々と。俺を放って、君は……。大学のサークルの飲み会に、行ってしまいましたね
    「白石部長。ちょお、飲み過ぎちゃいます?何すか、そのポエムのような気持ちの悪い愚痴は」
    生ビールのジョッキを片手に。グダグダとくだを巻き、ここにはいない謙也へ。そう、不満を零す白石に…。財前は顔を顰めながら、一つ。溜め息を漏らすのだ。何でも。来るべき謙也のサプライズ誕生日祝いの為、綿密に準備を行っていた白石は。準備に熱中するあまり、謙也の予定等について全く考えていなかったらしく。誕生日当日になって、そわそわしながら予定を聞けば…。
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