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    hipp1len

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    催淫効果のある違マを食らったが効果が出る前に敵を倒してしまい何も気付かないままの1️が、帰宅中なんか身体が熱いしぞわぞわするし風邪か?ってなりながら家に着いたら学校から帰ってた3️がいて、風邪っぽいから部屋で休む、近付かないように2️にも伝えといてくれって頼んでそのままベッドに入る。
    そうは言われても心配だし看病したいしで部屋に行っちゃう3️。

    #さぶいち

    熱の果てキャプションの続き?
    箇条書きにしようとしていたところ、思わず文になったのでこちらにて。
    書きたいところだけの走り書き。



    「こら、近付くなって言っただろ」
     まだベッドに入ったばかりらしく、咎める視線と言葉が飛んできたが、ぐっと堪えて部屋に足を踏み入れる。
    「お加減が気になってしまって…それに、必要なものがあれば用意した方がいいと思いますし」
     言いながら、一郎の様子を観察する。
     潤んだ瞳に、上気した頬、荒い息遣い。
     なんだかいけないものを見ているみたいで、思わず目を逸らしたくなるけれど、反して吸い寄せられるように視線は釘付けになってしまう。
    「今朝はそんな様子はありませんでしたが、いつから調子が良くないんですか?」
     不調を隠しがちな兄の様子を、三郎は気にして見ていたはずだが。やはりまだまだ修行が必要ということだろうか。
    「そうだな…今朝はなんともなかったが、依頼を終えたあと変なやつらが絡んできたのをぶっとばして、そのあとくらいからか…もしかして、あいつらから風邪もらっちまったのか…?」
     もっと早くぶちのめしてやればよかったか、などと唸る一郎を横目に、三郎の天才的なIQを誇る頭脳は、ある可能性を導き出していた。
     これは、風邪ではないのでは???
     しかし、未だ確証がもてず、いきなりこんなことを言おうものなら一郎にどんな反応をされてしまうかわからない。用心するに越したことはないだろう。
    「汗もかかれてますし、寝る前に身体を拭いた方がいいんじゃないでしょうか」
    「確かに、外から帰ったままだし、多少気にはなるな」
    「待っててください!すぐに準備します!」
     三郎は飛ぶように部屋を出て、テキパキと用意した身体を拭く用のタオルとお湯の入った洗面器を慎重に、且つ迅速に運ぶ。
    「お待たせしました!お拭きしますね!」
     床にそれらを置いた三郎は、失礼しますと一言添えてばさりと一郎の被っていた布団を剥ぐ。
     なんてことはない。上着を脱いだだけのいつもの姿だ。
    「いやいやいや、自分でやるからここまででいい!うつるといけねえからもう出てけ!」
     用意してくれてありがとな、と言いながらも追い出そうとする一郎を、三郎は静かに上目に見つめる。
    「……だめ、ですか?」
     子犬のような顔で一郎を見つめれば、ぐっと言葉に詰まる。
     三郎は、兄が己のこの顔に弱いことを知っていた。
     暫しの沈黙ののち、一郎の口から溜息が漏れる。それは、降参の合図にほかならない。
    「じゃあ、頼む」
    「はい!お任せください!」
     自分が本当に犬であったなら、尻尾がぶんぶんと振られていたことだろう。
     躊躇いもなくパーカーを脱ぎ捨てた一郎の身体が露わになる。
     兄弟故に見慣れていないわけでもないが、最近は殊更に目のやり場に困ってしまう。
     しかし、自分が言い出したことだ。意識しないように持ってきたタオルをじゃぶじゃぶとお湯に浸し、ぎゅうと力任せに絞る。
    「そ、それじゃあ、失礼します」
    「ん、」
     いつも体温は高いけれど、発熱したようにしっとりと汗をかいた肌にタオルを滑らせれば、ぴくりと身体が震えた。
     気にしていない素振りを装ってするすると他の箇所も拭いていく。
     ぴくぴくと反応し、時折びくっと跳ねる身体は、感じているのか、くすぐったいだけなのか。
     くすぐったがりの一郎の前では、少々判断が難しい。
     堪えきれず漏れる声が、三郎の耳をいたずらに擽った。
    「…っ、さぶろ、も、いいから…あとは…自分で……、」
     とうとう音を上げた一郎の表情をみて、視線をそのまま下へと滑らせる。
     一郎も当然己の身体の変化に気付いていたのだろう。止めるように伸びてきた手に捕まる前に、しっかりとそこを確認した。
     生地を押し上げるように、窮屈そうに反応している熱を。
    「ちが、これは……」
    「わかってます。すみません、憶測の域を出なかったので黙っていたんですが……」
     恐らく風邪ではなく催淫効果のある違法マイクを食らったのだろうという話をしている間に、一郎の顔はどんどんと赤くなってしまった。
    「そういうことなら、余計、あとは自分でするから、」
    「僕に、させてくれませんか?」
    「は……?」
     とうとう手で顔を覆ってしまった一郎の言葉を遮るように言えば、指の隙間から覗いた瞳が真ん丸と瞠られる。
     予想していなかったであろう三郎の言葉と、そして、到底さっきのような子犬のそれではなくなっているであろう表情を見て。
     きっとそんな純粋なものではない。男の欲望の熱が灯っているであろう、それに。
    「……わかっ、た」
     こくり、と。
     熱が伝播したような表情をして、一郎が頷いた。




    このあと擦りっこくらいするのか、その先までいっちゃうのかは、可能性は無限大なので想像にお任せします。









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