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    hinano3595

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    【写探】朝チュン/事後/糖度1000%甘々Max

    #写探
    writeAProbe
    #第腐人格
    IDV Yaoi

    朝チュン朝チュン

    部屋に眩しい日差しが差し込む。
    パシリと目を開けたノートンは、日光を遮っていた分厚いカーテンを開けた人物を忌々しく睨みつける。
    「おはよう、起こしたかな?」
    彼は涼しい顔で、日光に劣らない眩しい笑顔をノートンに向けた。
    「どうも…」
    重い体を起こそうとすると、昨晩の余韻が全身に流れる。
    無視できない腰の痛みが、目の前の男に散々抱かれたという事実を、ノートンにまざまざと自覚させた。
    「体の具合はどうだい?痛みがあるのなら、今日のゲームは休んだ方が…」
    「冗談じゃない。…休んだっていうので、荘園主から報酬を減らされでもしたら…困るんで」
    そうかい、とジョゼフがノートンの隣に腰掛け、彼の細い指がするりとノートンの頬を撫でる。
    優しい指遣いのせいで、昨晩のことを思い出してしまいそうだ。
    「私としては、君に無理をして欲しくないのだけれど」
    愛おしそうに、ジョゼフが目尻を下げる。
    じゃあ加減くらいしてくれたって、と、喉まで出かかった言葉を飲み込んだ。
    「今日、ゲームがあるのは…あなただって、そうでしょう?…こんなところで時間を潰して…っ」
    頬を撫でていたジョゼの手が、いつの間にかノートンの指に、するりと絡まった。
    「君とこうしていたかったんだ。」
    ジョゼフの形の良い唇が、穏やかな声で愛を紡ぐ。
    彼の美しさに思わず見惚れ、ノートンは体から力が抜けていくのを感じた。
    指と指からジョゼフの体温が伝わる。
    トクトクと心地よい心音が鳴り、ノートンはゆっくり目を閉じる。
    自然と重なった唇は、ノートンから息を奪うのに十分だった。
    「とは言え、今日は君よりも早く出なければいけない。」
    ジョゼフの声で、ハッと我に帰る。
    「可愛い恋人を置いて行くのは名残惜しいが…」
    無防備な顔を晒した気恥ずかしさに、ノートンはパッとジョゼから身を花す。
    「は、早く…行って……いいから」
    「残念だ。」
    残念と、口では言っても、キスを止めようとしないジョゼフに、ノートンは体をよじって抵抗した。そのままボフっと、ベットに倒れ、キスの時間は終わりだとジョゼフを睨む。
    ジョゼフは苦笑いをして身を引き、ノートンの頭を軽く撫でた。
    「行ってくるよ。」
    静かな声が降りてきて…不意に、ノートンは写真家の服をクイ、と引っ張った。
    名残惜しいという気持ちが顔に出ないように、ベッドに頭を埋めたが、写真家の細いけれど力強い指に顎を掴まれて、渋々顔を上げた。
    「今夜も、私の部屋に来なさい。いいね?」
    微笑みながら告げられた言葉に、ノートンが反論する隙もなくキスが降り注ぐ。
    明日も寝不足になりそうだ、と…
    外れない予感に眩暈が起きそうになるが、少しなら…少しなら良いかと自分に言い聞かせることにした。
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