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    穂村凛 / ぽむりん

    @PMRN_SARU

    穂村凛/ぽむりんです。じゅじゅ五夏

    ☆quiet follow Yell with Emoji 🍺 🍶 🍷 🍹
    POIPOI 14

    いんこさん(@okamesecond )、みぃさん(@mizuneblack )、なきぼくろさん(@nakibokuro2355 )とのリレー小説です!

    前回はこちら
    https://twitter.com/okamesecond/status/1568816858501124096?s=46&t=rM_Aku_gk2yNKvCwNprWsg

    #五夏
    GoGe
    #女体化
    feminization

    リレー小説・ショタおね→歳の差五夏♀ ②東京の某有名大学に入学した僕だったが、大学デビューに浮かれる同級生たちの喧騒にはイマイチ乗り切れないでいた。
    わざわざ東京で進学したのは、やはり子供時代の初恋が引っ掛かっているからなんだろうか。近所に住む9歳年上のお姉さん。あの頃の全てだった彼女の面影を僕は今でも探している。

    どうしてもとせがまれて新歓コンパに顔を出してみたものの、やはり退屈なだけの馬鹿騒ぎだった。
    宴会場の中央では、一気飲みのコールがかかっている。未成年ばかりのはずなのによくやるよな。呆れ返った僕が部屋の片隅でウーロン茶をちびちび飲んでいると、女子数名が群がってくる。

    全員ケバい化粧に露出度の高い服。面倒なので包み隠さず舌打ちをしてやると、不機嫌な顔も超イケメンじゃ〜ん!と黄色い声が上がる。はあ、一応、有名大学なのに内部進学のバカ女たちはこんなもんか。クソかよ。
    黄金色の液体で満たされたコップを無理やり手渡されそうになり、

    僕はビールは飲まないけどと突っぱねる。かわい~!じゃあカルピス飲みなよ~!と、ピッチャーから白い液体を注がれる。僕は甘いのは好きなので、まあいかと口をつける。これを飲んだら帰ろうと思いながら一気に飲み干すと、カァッと身体が熱くなり、頭がぐるぐると回り始める。

    あ、もしかしてコレ、カルピスサワー?と気づいた時には、テーブルに突っ伏して、意識はドロドロに混濁していた。

    ごじょーくん寝ちゃったよ~!?
    このままお持ち帰りしちゃおうよ!
    こんな超絶イケメン食うの初めて~♡
    もうっ、みんなで変わりばんこだからね♡

    クソ女どもの甲高い声が耳をつく。

    何を話しているか、もう僕には理解できない。ただ、不愉快な話題であることだけは確かなようだ。

    ほら、ごじょーくん立って♡
    介抱してあげるね♡
    これから、みんなで気持ちいいことしよ♡

    女どもに支えられて無理やり歩かされる。香水の甘ったるい匂い。生理的な嫌悪感が走る。クソ、やめろ……。

    虫唾が走るような不愉快さに飲まれながらも、今の僕に抵抗する力は残されていない。
    「やめ……ろ……。やめて、くれ……」

    やだ〜♡やめな〜い♡キャハハハハ♡
    悪魔のような高笑いに、僕は絶望するしかない。そんな時だった。

    まったくクソ女どもとはまったく異なる、凛とした声が響いた。
    「あなたたち何してるの?その男の子、嫌がってるじゃない」
    静かで心地良いその女の声を僕はよく知っていた。
    10年間忘れられなかった、懐かしくて優しいあの声だったーー
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    kaoryu12273

    PROGRESS3~6月に出すかもしれない話の冒頭です。
    相変わらず記憶なし×ありの転生。
    舞台はずっと未来かもしれないこの列島の何処かです。
    もし一言でもあれば、こちらから!
    https://wavebox.me/wave/3vwvg0bho3p7xq56/

    イベント中に増えるかもしれないし、Xで連載をはじめるかもしれません。
    いつか一緒に 昨日知り合ったばかりの男は不思議な家に住んでいる。
     階段は外付けで、外壁は淡いミントグリーン、幼児が積み上げた積み木のように、少し凹凸のある三階建て。
     雨ざらしになっているせいか、ところどころ塗装が剥げていて、鉄さびが滲み出ている頑丈そうな階段を昇りきると、何もない屋上に辿り着く。本当に、何もないわけではない。洗濯物干しと台風でもきたら吹き飛ばされそうなプラスチックか何かでできている白い椅子が一つ、ぽつりと置かれていた。
     朝焼けも夕焼けも似合いそうな建物は、だけど北向きの路地に建っていた。周囲も家屋に囲まれているから、反対側がどうなっているのか、一見するだけではわからなかった。
     悟は目に付くあたりがどうなっているのか、その区画をくるくると歩いていた。平均よりもずっと長身の背丈を活かしても、やっぱりその内情は伺えなかった。
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    Haruto9000

    DONE「クー・フーリンが女性だったら」妄想。
    ※FGO第1部のみの情報で書いていたので、設定ズレなどはご容赦ください。

    【あらすじ】
    影の国での修行を終え、アルスター国に戻ってきたクー・フーリン。
    ところが、国の内情は穏やかではなかった。上王が殺され、アイルランド中が混乱しているという。
    さらに、エメル姫が、タラ王と結婚する話が持ち上がったというのだ。
    ミラーリング #11(英雄の結婚編)再会
    「上王が死んだ……?」
     クー・フーリンは、呆然と幼なじみの言葉を繰り返した。ロイグはうなずく。
    「外遊中、ブリテンの賊に襲われたんだ。噂じゃ、身内の仕業って話もあるが……いずれにせよ、上王も側近たちも殺された」
    「そんな……」
    「次期上王は息子が継ぐことで落ち着くみたいだけど、いかんせんまだ子どもだからな」
     ロイグは大きなため息をついた。
    「おかげで、今アイルランドは大混乱さ。このアルスター国も、コノート国も、マンスター国もレンスター国も。どの王も、次期上王に忠信を捧げるって言ってるけど、みんな腹の底では何を思っているやら」
    「まさか、内乱……」
    「いや、そこまではまだ」
     ロイグは首を振ったが、その表情は曇っていた。クー・フーリンはおずおずと尋ねる。
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