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────やめてください師叔!!その顔はっ!!
師叔は背が高いのに、どうしてなんで上目遣いで人を見つめるの?!
しかも師父、師叔が僕に稽古つけてくれるとすごく嬉しそうだし、僕が師叔に甘えたりするのもなんだかちょっと嬉しそうなんだ。
けれど、だけど、なんでだか!!
師叔がその顔を僕に向けると、何故か修行がいつもの倍に増えるんだ!!
しかも師父、自分でも気づいてないから厄介で…いつもの修行でも大変なのにその倍に!!僕もうヘトヘトだよ…
随分と腕を上げたけど、見て見ぬふりも狸寝入りも、もっとうんと上手くなるようにこれからもっと頑張るから!
だからお願いです師叔、その顔だけは師父専用にしておいて!!
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