【レポ】モノホンのBL作家様に二次創作小説を添削してもらったぞい【そもそも何故、添削してもらおうと思ったの?】
🍎が添削してもらった動機は「もっと上達したいから」なんですけど、
もう少し詳しく言うと、二つの理由があります。
①自分の文のどこかどう悪いのかわからない
➡自分で読んでも「文が味気ないな」って思うんですけど、じゃあどこを改善すればよいのか?というと全くわからないのです。それでは改善のしようがありません。
②周囲評価と自己評価のギャップを埋めたい
➡🍎は自分が描くストーリー自体は好きなんですよ。自分の萌えを詰め込んでいるので。大好きセットなので。でも、自分が良いストーリーを書けたぞと思う作品ほど「いいね」をいただけなかったり、そうでもないと思っていた作品に思いがけずたくさん「いいね」をいただいたり……と周囲評価と自己評価のギャップにも苦しんでいました。そこで少しでもそのギャップを埋められるような文を書きたくて添削を依頼してみました~
【利用したサービス】
sessaという添削サービスを利用しました。
金額は色々ですが、小説の添削なら1000円~5000円くらいでした。
ボリュームや添削に求める内容にあわせて添削者様が目安金額を開示して下さっているのでそれを見ながら報酬を決めて依頼します。
ちなみに、想定以上の良い添削してもらった時にお支払いできる「心づけ」(後払いの報酬)があるのはすごくいいな~と思いました!
【添削者さま】
天岸あおい先生
モノホンのBL作家様ですわよ~!
とっても丁寧にご対応いただきました。ありがとうございます!
なお、先生はダイ大もラーハルト×ヒュンケルのこともご存じでいらっしゃるので
ラーヒュン作品も原作説明なしでご対応いただけますよ~
【添削対象作品】
ラーハルト×ヒュンケルの現パロ
もしヒュンケルがBL作家だったら?という妄想の元に繰り広げられれるラーヒュンのラブコメです(前編・後編あわせて約3万文字)
【先生からの添削コメント】
※冒頭部分を一部抜粋
================================================
『まさかダイの大冒険の二次小説を拝見する日が来るとは……と感慨深く思っております。ダイ大はリアルタイムで雑誌&単行本で読んでいて、未だに大好きな作品。ラーハルト×ヒュンケル、良いですね。槍を預けて返す特別な仲。このカップリングの名前を見るだけで萌えます。
こちらの事情はさておき、作品を拝読させて頂きました。現代転生ものの、甘い恋人同士の物語。全体的に濡れ場シーンが多く、このCPが読みたい方の欲を満たす内容だったと思います。BLは二人のLOVEをたっぷりと書き上げるジャンル。最初から最後まで二人の関係をいっぱり書かれており、このCPをしっかりと堪能させて頂きました。この『読者が望んでいるものをたっぷりと書く』というのはとても大切なことです。そして拝見していてこのCPへの愛が感じられて、読んでいて非常に嬉しくなりました。好きなものを好きだとぶつける……とても心地よく感じられました 』
================================================
から始まり、🍎の文の良い点、要改善点を教えていただきました。
内容を要約すると下記です。
✦良い点✦-------------------------
・最初から最後までCPへの愛が感じられる
・現パロでありながらちゃんと原作とのつながりを感じさせるのが良い
<先生より>========
現代パロの場合は、名前だけ借りたほぼ一次創作な二次創作になりやすい所があるため、それを回避するために原作と繋げる描写を大切にすることが重要だと思っています。この部分がおざなりになっていないことは、とても良い点だと考えています。
・しっかりエロスを描いている
<先生より>========
簡単に挿入させない展開も、焦らし効果を生んで読者の先を読みたい気持ちを高めることができます。個人的には受け視点も攻め視点もあって嬉しく思いました。ラーハルトの内心の悶えっぷり、好きです✨
✦要改善点✦-------------------------
・場面が切り替わった時は『◇◇◇』や『***』あるいは三行空ける等をして、場面転換を明示するとわかりやすい
・紙媒体において読みやすい文にするために『…』や『―』ではなく『……』『――』を使う癖付けをしておくとよい
・原作との関連付けが後半のみになっているので前半から軽くフラグ立てしておくとよい
・「説明」ではなく「描写」を!
<先生より>========
物語を面白く読んでもらうためのコツとして、『説明ではなく描写をする』ことが大切になってきます。例えば冒頭の自己紹介シーンですが、ヒュンケルの紹介を説明するだけでなく、例えば小説を書く描写をしてヒュンケルがどんな仕事をしていて、どんな特徴を持っているかを行動や台詞で描写することができると、面白さがアップします。加えて冒頭部分から説明尽くしになってしまうと読者の引きが弱くなりやすいため、続きを読みたいと思わせる力もアップします。全体的に『描写』より『説明』が多いため、プロット感のある作品になっているのが惜しく感じています現在の本文を元に、キャラを動かして説明を描写に変えていくことを心掛けて下さい。
【添削を受けての🍎の感想】
あ―――――――!!なるほど―――――――!!!!
「説明」ではなく「描写」ですね。そうか、そうか。
「なんか味気ないな」の正体は多分それですね。
先生、教えていただきありがとうございます!!!!
ちょっと、なるべく「描写」を増やす改稿をして同人誌にしたいと思います。
超すっきり。
あと、先生からの添削を読んで改めて🍎の作品は「CPへの愛とエロスへの情熱」で成り立っているんだなって実感しました(笑)
推しをBL作家にしてしまうという頭のおかしな設定から入った話なのに愛を感じ取っていただけて大変うれしいです。ストーリーそのものの良しあしについては評価がなかったので、まぁ、ストーリーは良くも悪くもなかったんだなとある意味安心しました。「あほな話を描いているな、こいつ」って呆れられて添削してもらえないかも……ってびびってましたので……💦案外、そこまで変じゃないのかな?推しをBL作家にするのは。まぁ、それはいいか。たとえ変でも、🍎はそれを書きますし。
というわけで、添削サービス、受けてよかったです!