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    comemusubi

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    家を出てるあにぅぇが久しぶりに、帰ってくるのが嬉しい千くん!(自慰後とまた自慰する千くん)

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    sena

    MOURNING支部の下書きからサルベージ。
    最早投稿したのかも謎なので、ここにあげてみた。若干加筆修正しましたが、話の本筋は変わってないので、まぁいいでしょう(?)
    誘い文句にお応えしませう「何だか、口寂しくありませんか」

    ソファで寛ぎながら、平然を装ってそんなことを告げた。脈略のない僕の言葉に、隣り合ってテレビを見ていた兄はぴたりと動きを止める。時間にして僅か二秒足らず。兄は首だけでこちらに向き直った。左横からは熱いくらいの視線が突き刺さるが、僕は前方のテレビを見る振りをして動かない。

    「千寿郎」

    せっかちな兄が僕の名を呼んだが、それにも答えない。兄を無視している訳ではない。先程の自分の発言を無かったことにしたいだけだ。見えない矢印が僕の左半分に突き刺さっているが、あくまで気付かない振りを続ける。うん、テレビのチャンネルを変えて誤魔化そう。そう考えてすぐ横のリモコンに手を伸ばしたが、碌に見ずに掴んだそれは、リモコンではなかった。ごつごつとした節ばった指が誰のものかなんて、すぐ分かる。慌てて掴んだ手を離したが、もう遅かった。指の隙間に節ばった指が滑り込み、がっちり絡んで離れない。力が入っていなさそうなその指は、どんなに振り解こうとしても全く揺るがない。そもそも兄に力で勝てる筈もなく、諦めて力を抜けば左隣から小さく吹き出す声が聞こえた。流石にもう気付かない振りは通用しない。おずおずと左を見れば、隣に座る兄は至極楽しそうな顔をしていた。
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    しの@うる★

    SPUR ME2022/12/6更新。
    ず〜っとちまちま書いてる話(ちょっとしたきっかけから竜ちゃんが渚への恋を自覚する話with専属アドバイザーサクラさん)年内に終わらせたかったけど終わるかなぁ、と思い始めたので尻叩き用に冒頭だけ。
    でも年内に終わらないと思いますね!😎私がもう3人くらいいないと無理。
    1.こんなに好きなのにまさか自分がこんな早くに死んじゃって幽霊になるなんて、思ってもみなかった。
    でも幽霊になれてよかった。
    ずっと会いたかったあなたにようやく会うことができたから。
    そりゃあね、生きてる姿で会えたらもっと言うことなかったんだけども。しょうがないわ、死んじゃったもの。
    神様って、すごく意地悪なのね。



    死んでからの一年間、あの小さな島でずっと同じことの繰り返し、そりゃあお腹も空かないし眠くもならないけど、あーあ幽霊ってこんなつまらないんだわあって思ってた。テレビもラジオもないし、元々人里から離れた小さな島だから人間は誰も寄り付かないし。
    夜の海は真っ暗闇だし、退屈でたまらなかった。
    あたしもお父さまも何も変わらないのに、時間だけは毎日過ぎていって夜空に浮かぶ月の形も星の場所も少しずつ変わっていくのを眺めてたわ。
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