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    ティアナ

    @Jv0NoX9boQD60J2

    現在、スタオケ小説置いてます。イラスト描くのは苦手。

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    ティアナ

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    アンケート結果で、スタオケR-18 朔×唯で書かせて貰いました。
    リクエストしてくれた方々に、喜んでもらえると嬉しいです。

    #スタオケ
    #R-18
    #朔×唯

    熱くなるのは君にだけ(朔夜の第一印象?)
    目を瞬かせ、朝日奈は輪の中でスタオケメンバーの飛び交う意見に、置いてきぼりにされていた。
    「儚さ…かな?」
    「陰が付き纏っているな。」
    「……アンニュイ。」
    朝日奈は、スタオケメンバーが総じて口にする、〝陰、暗〟に疑問符を浮かべるばかり。

    皆の印象、目を閉じて浮かべてみる。
    木枯らしの中、乾いた葉が舞い散る…その中の朔夜。

    ……違った。
    朝日奈が、初めて彼に抱いたイメージは…
    「朔夜は、等しく安らぎをくれる、夜の月だよ。」
    ピタッとメンバーの声は止んだ。
    見合わせ、そうか…と納得する声が上がる。
    「まぁ…第一印象がそれなら、俺たちとは違う訳だな。」
    桐ケ谷は後頭部を少しかきながら、ふうっと息を吐いた。





    「まぁ…普通はそうだろうな。」
    朔夜は窓の外を見遣り、涼しげな顔をしている。
    そんなの、誰に言われなくても自覚しているよ。
    そう言うと、こっそり男子寮に来た彼女に何か飲むかと促す。
    「普通なの?私が普通じゃないのかな?」
    飲み物を淹れに立ち上がった朔夜に、小さい声で尋ねた。
    「まぁ、君は普通じゃないな。」
    俺の事を安らぎだなんて。
    一言は胸の中に締まった。


    「その…、今日部屋に来たってことは……いいのか?」
    朔夜は震える手を抑え、ティーカップをベッド近くのテーブルに置く。
    ボッと音が聞こえるかと思うほど、顔を染める彼女。
    自分のカップは少し離れたとこに置き、同じく離れた場所に腰を下ろす。
    先程の事を伝える為だけにでも、彼女は部屋に訪れた…という訳でもなさそうだ。
    距離を詰めていく朔夜の頬は、隣に辿り着つく前に染まった。




    自分よりも大きくて温かい手が、頬に触れる。
    触れられた側の目を閉じ、猫のようにすりすりと甘える。
    いつもの困ったような笑みから、唇が触れれば少し危うい光が瞳に差し込む。
    舌を絡め、何度か息ができる距離をとってはまた深く、目は閉じられる。
    「唯……」
    囁き耳朶を甘噛み、首筋に這わす温かく湿った跡にぞくりとした。
    「さ…くや…はっ……」
    身体が熱くなる吐息と、漏れ出た声。
    指でなぞって覆うと、突起がはっきりと感じられる。摘まみ転がし甘い声が深くなった頃、ベッドに押し倒す。
    見上げる視線は、直ぐに朔夜のさらっとした絹糸を追い、止まった部分から目が離せなくなった。
    「ここ、綺麗に色づいている…いつも美味しそうだな。」
    ちゅうと音がして、吸いつかれている感覚とともに増す快感。
    「あっ…んんっやっ……」
    もうそれだけで、唯の身体はびくっびくっと跳ねる。
    バイオリンに触れるより繊細な手つきで、わき腹をなぞり濡れている柔らかな場所へ。
    裂け目を、陰核と蜜壺に触れないように蜜で前後に滑らせる。
    くちゅくちゅと音を立てる、朔夜の指。
    いつも思う、バイオリンに触れる指がかき混ぜているのだと。
    その先の奥をきゅうんとさせる。
    「唯、ここ…」
    入り口をトンとして、ゆっくりと膣壁を進んでいく。
    「んっあっああああっ…」
    「すごく、欲しそうだったから……」
    朔夜の上擦る声に、気づかずイイところにある指に腰を押し付ける。
    「ああっ……」
    蕩ける顔とナカ。
    「腰っ…自分で動かすなんて…いいよ、君の好きにして。」
    紡がれる言葉を最後まで聞き取るや否や、甘い嬌声が上がり朔夜の理性は完全に崩れ落ちた。

    「ごめん…俺、もう…」
    棚の小さな包装を破り、痛いくらい硬くなっている自身に纏わせる。
    入り口に宛がうだけで、体を快感に戦慄かせる彼女は、目線ではやくと訴えていた。
    最奥まで勢いよく、そして行き止まりで押し付ける。
    「やっ奥ぅ……イッ……っ!」
    蕩けている最奥は、射精を促すように強く甘く何度も締め付けた。
    「そんなイキ方されたらっ…」
    先まで引き抜いて、奥まで一気にかき混ぜて、気泡が混じり泡立つ。
    「いあっ……今、イッてる…だめ、だめっあんあん」
    ビクンッビクンッと、数回のけ反る彼女をまだ擦り上げる。
    「ゆ、ゆいっ……、も、出るっ!」
    先を彼女のイイ場所に押し付けて、朔夜は喘ぎながら吐精した。




    「さくや、激しかった…」
    朔夜もそうは思った。でも、こんなに満たされた事は今までになかった。
    「……ごめん。熱くなっちゃって…。」
    そこには、唯の知らない、花が綻ぶような笑顔があった。
    「…全然、悪いと思ってない。その顔。」
    「俺は、君の事になると熱くなれるから。」
    唯は真っ赤になって、再びベッドに潜るのだった。



    - 終 -

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