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    おおかみ🐺

    @wolf65inu

    文字書いてるイヌ科。
    3L大好きでとても雑食なためよく王道とは逆のcp食ってたりするしリバも美味しく食べる。
    基本地雷無し。

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    おおかみ🐺

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    🐍が探受けが〜と言い出して出来たネタ2つのうちの一つです〜
    かなり短くなってるけどこれで完結ですssだから許してsssかな知らん

    朝も悪くは無いと思った。眩しく差す朝日に目が眩みそうになりながら、ノートンがふらふらと廊下を歩いていた。
    ところどころで「おはよー」と声を掛け合い、朝食をとろうと皆食堂へと足を向けていた。
    「かなり眠そうだな」
    オルフェウスが後ろから声をかけてきた。
    「…おはよう作家先生」
    「ああ、おはよう」
    片手を上げて挨拶をかわし、目を合わせるでもなく肩を並べて食堂へと歩き出した。
    「君、そんなに朝弱かったか?」
    「低血圧ってやつですよ」
    「それは辛いな」
    「全くです」
    立ち止まって、はぁ…と深く重いため息を落とす。
    1歩前で立ち止まったオルフェウスが、ため息をついた拍子に下がってきた頭に目を向けた。
    感じた視線になにかと訪ねようとノートンが顔を上げかけたが、それは叶わなかった。
    原因は頭にぽふぽふと乗せてくる手だった。
    「なんですか」
    「いや、なんとなく…撫でたくなっただけだ」
    「…そうですか」
    「こういうのは嫌いだったかな?」
    未だに頭に乗る手を思いながら思案し、首を横に振った。
    それに気を良くしたオルフェウスが、撫で付けるように動かした。
    窓から差し込む光が陰り、そこではたと思い出す。
    自分たちはいま朝食を摂るためにここに来た。
    「そろそろ食堂に行こうか」
    「あ、はい」
    こつこつと靴音を鳴らし、前を行く。
    が、それを阻止するようにくんっと腕を引っ張られる。
    後ろを振り返ると、袖の口を摘み微動だにしないノートンがそこにいた。
    僅かに頬がほんのりと赤みを帯びているのは、差し込む陽の光が思ったよりも暖かったからか。それともまた別のものか。
    「どうした?具合でも悪いか?」
    「いや…え、と…」
    歯切れの悪い言葉ばかりが口をつき、しどろもどろになる。
    視線を左右に泳がせ、なかなか要件を言葉にしないノートンにオルフェウスが顔を近づけた。
    ちゅっと軽いリップ音と、口の横に触れた柔らかいもの。
    それを理解すると、ばっと仰け反った。
    「これの続きは朝食の後にでもしようか、ノートン・キャンベル」
    「ぅえ…は、い」
    ひらりとひとつ手を振り、今度こそとオルフェウスは靴音を響かせて食堂へと歩き出した。

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