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    おおかみ🐺

    @wolf65inu

    文字書いてるイヌ科。
    3L大好きでとても雑食なためよく王道とは逆のcp食ってたりするしリバも美味しく食べる。
    基本地雷無し。

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    POIPOI 18

    おおかみ🐺

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    双子のポケモンパロです。
    戦闘シーン苦手なので上手く書けてるか不安ですが、頑張って書いてみました。
    技の出し方とか捏造ですのでアニメと違ったとしても捏造だからなでお願いします。俺はアニポケ見てないです。

    ルフがヒノアラシを拾った話ヒスイ産のヒノアラシを拾ったらしい


    「あれ、ヒノアラシ落ちてる」
    「この辺じゃ見かけないよな」
    遠くから見かけてなにかな、と近づいた。
    パルデアでは一切見かけないヒノアラシ。
    それがなぜ気を失っている状態で落ちているのか、まだ10代半ば超えたくらいの双子には分からなかった。
    「こういう時ってどこ連絡するんだろ」
    「リーグ?学園…では無いよな多分」
    ヒノアラシから少し離れたところから観察する2人。
    なかなか起きる気配はなく、かといってこれ以上放置すれば、他の野生のポケモンにやられてしまう。
    どうしようかと迷っていると、もうまさにマフィティフが数メートル先にいた。
    「んー…とりあえず保護?て形でいいのかな」
    腰からモンスターボールを取り出し、いつでも自分のポケモンを出せるように構える。
    「いいんじゃねえか?てか起きるかあれ」
    「…ヒノアラシー!起きないと食われちゃうぞ!」
    ルフが声を上げて呼びかける。
    その声でぴくりと反応を見せたヒノアラシ。
    むくり、と起き上がり周りを見渡す。
    双子を見たヒノアラシがビクッと体を揺らし、反対側へ行こうと振り返る。
    「のっ」
    あと二歩で触れられるというほどに近づいていたマフィティフ。
    フーと息が触れられそうなほど近い存在に、ヒノアラシは後ずさりする。
    「はやっ…大丈夫かあいつ」
    「なんとかするしかないか」
    下からのスローイングでモンスターボールを投げる。
    「ヒノヤコマ、ニトロチャージ」
    鳴き声ひとつ上げず、ルフの指示で体に炎を纏う。
    勢いを着けるように少し飛び上がりながら、マフィティフに向かって飛んでいく。
    「ガゥっ」
    見事に腹部に当たったが、半分も削れていないだろう。
    攻撃を終えたヒノヤコマがひらりと舞うように、ルフの頭上に帰ってくる。
    「やっぱり、あまりダメージ入らないよねぇ」
    そう言うが、今の攻撃でマフィティフの標的が変わる。
    「仕方ないな…とんぼがえり」
    くるりとその場で1つ回転し、またマフィティフに突撃していく。
    マフィティフがギッとヒノヤコマを睨むように見上げる。
    すると怖い顔が浮かび上がる。
    一瞬怯むが、攻撃技では無いためヒノヤコマのとんぼがえりがヒット。
    すばやさは下げられたが、交換技のため特に痛くは無い。
    モンスターボールに吸い込まれるヒノヤコマを、撫でるように親指で擦る。
    「おかえりヒノヤコマ。いっておいでマルヤクデ」
    反対の手で用意していたモンスターボールを、放り投げた。
    パルデアでは見ない、ほのお・むしタイプのマルヤクデ。
    ボールから飛び出ては双子を守るように、前に出る。
    威嚇音を発して、絶対に近づけはさせないとばかりにぎろりと睨む。
    「はいよるいちげき」
    ふっと気配を消して音もなく近づくマルヤクデに気づかず、マフィティフは背後を許してしまう。
    背中の衝撃でやっと気づくが、効果バツグンの技に倒れ伏せる。
    「おつかれマルヤクデ、ありがとう」
    ルフが近づきマルヤクデを撫でてやる。
    嬉しそうに触覚を振るマルヤクデは先程の気迫は無かった。
    ボールに戻してやるとカバンを下ろして、がさごそと何かを探す。
    「ウル〜オボンかオレンの実ある?」
    「どっちもあるぞ」
    「じゃあどっちもあげとこう」
    ルフがカバンからげんきのかけらを取り出して、マフィティフに使ってやる。
    「ごめんね、邪魔して。代わりにならないかもしれないけど」
    まだ伸びているマフィティフに、双子がそれぞれ1個ずつきのみを傍に置いてやる。
    そういえばヒノアラシはどこだと、ルフがキョロキョロと見回す。
    「あいつなら、ほらあそこ」
    指さした先は空。
    見上げると、フライゴンがヒノアラシを抱き上げて空中にいたらしい。
    「隠れる場所ないだろ?飛べるやつ出して空中に入ればあn…」
    その先の言葉はルフのゲンコツによって遮られる。
    「いった?!なにすんだ!」
    「いつもいつも雑なんだよ!フライゴン!降りてきて!ゆっくり!」
    少し怯えた様子のフライゴンが頷き、言われた通りにゆっくりと降りてくる。
    地上に足が着いたフライゴンに双子が近づく。
    腕の中のヒノアラシは言わずもがな、ブルブルと震えていた。
    「大丈夫?ヒノアラシ」
    ルフが声をかけると、怖かった!と訴えかけるように飛びつく。
    そんな様子のヒノアラシの頭を優しく撫でてやる。
    「フライゴン庇っててくれてありがとう。君は悪くないから大丈夫」
    ルフの気迫に少し怯え気味だったフライゴンに声を掛けてやり、笑いかける。
    そのルフの様子に安心したフライゴンは、鳴き声ひとつ返事を返してからボールに戻った。
    「ウル、今日の夕飯はきのみだけね」
    「ひでえ!」
    「守ったのは良かったけど!ルガルガンかオンバーンでも良かったよね?フライゴンがダメなわけじゃないけど、壁としてはその辺でよかったよね?」
    「うっ…、悪かったよヒノアラシ」
    ルフの言い分に押し負けて謝罪するウル。
    そんなウルを見てヒノアラシは、小さく小さく鳴いて返す。
    「そういえばきみトレーナーは?どこから来たの?」
    とルフが問えば、ヒノアラシは上を見上げた。
    いや、正しくは中央のエリアゼロ。
    「あそこって…ポケモン生息してるの?」
    「行ったことがねぇんだから知るわけない」
    「ん〜、リーグに報告…した方がいいかな一応」
    「連絡だけはしたほうがいいんじゃねえか?あそこから来たのが本当ならトレーナーいないだろ」
    「だね。ごめんねヒノアラシ、連絡するところあるからウルのほう行ってもらえる?」
    「…の、ひの」
    いやだと言わんばかりに、ルフの服をぎゅっと頑張って握りしめては頭を押し付けた。
    「完全に怖がらせたなこれ」
    「そうだね、あんなことしたから」
    「わるかったって!ごめん!」
    「じゃあ、代わりに連絡お願いね」
    「わかったよ…」
    スマホロトムを取り出したウルがリーグに通話を繋げて報告している間、ヒノアラシが座り込んでヒノアラシを抱き直した。
    「きみお母さんとかもここにいないの?」
    頷くヒノアラシにそうか〜といつのまに取り出したのか、モモンの実を渡してやる。
    嬉しそうに受け取るヒノアラシを、座りながら抱え直してやる。
    しゃくりしゃくりとヒノアラシの咀嚼する音と、ウルがリーグに連絡している姿を眺める。
    ほどなくして気がついたらしいマフィティフが起き上がるが、こちらをチラリと確認して傍にあるきのみを見つめた。
    「それ、きみにあげる。狩りの邪魔した代わりには足らないだろうけど、貰って?」
    ルフとヒノアラシ、そしてきのみを見比べて頷いた。
    「もしかしてこどもいる?布で包もうか」
    風呂敷を取り出して広げた。
    少し逡巡した後、小さく応えるように鳴いた。
    ヒノアラシを地面に降ろし、自分だけ近づく。
    オボンのみとオレンのみ、それとおまけとばかりにモモンのみを3つほどを風呂敷に乗せ、直ぐに外せるように緩く結んだ。
    「はいどうぞ。ほんとにごめんね」
    ルフの言葉にバウ、とひと鳴きして風呂敷を咥えて立ち去った。
    さて、と立ち上がりヒノアラシに向き直る。
    モモンのみを食べずに今のやり取りを見ていたらしい。
    食べかけのままこちらをじっと見ていた。
    「もしかしておれが襲われないように見てくれてた?」
    「の?」
    気の所為?と零しながらヒノアラシを抱き上げに戻る。
    それと同時にウルが連絡し終わったらしい。
    戻ってくると、頭をガシガシとかいている。
    「どうだった?」
    聞くと、ムスッとした顔がこちらを向く。
    「簡潔に言うと、拾ったならこっちが保護もとい手持ちにしろとさ」
    「エリアゼロには全く触れなかったの?」
    「相手にしてくれなかった」
    「そう…」
    少し悩んだ末、ルフがヒノアラシを目線の高さまで持ち上げる。
    「ねぇ、ヒノアラシ。おれの子にならない?」
    「ヒノ?ひの!ノ!」
    「それはokってこと?」
    ブンブンと首を縦に振る。
    やった、と笑顔になるルフ。
    早速とカバンから空のモンスターボールを取り出した。
    「これからよろしく、ヒノアラシ」
    「ヒノ!」
    小さな手がモンスターボールに触れる。
    吸い込まれるヒノアラシ。
    1回だけ揺れて、ぽんっと軽快な音が鳴る。
    「せっかくだから名前付けちゃおうかな」
    「珍しいな」
    「なんか浮かんだ名前があって」
    ヒノアラシをボールから出すと、また持ち上げて目を合わせる。
    「ねぇヒノアラシ、ノアって名前はどう?」
    一瞬首を傾げたヒノアラシだったが、すぐに元気よく返事をした。
    「気に入ってくれてよかった」
    ぎゅっと抱きしめる。
    「これからよろしくね、ノア」
    「ヒノ!」


    マグマラシに進化したあと。

    ル「なんか普通のマグマラシよりもタレ目な気がする」
    ウ「気のせいじゃないか?」
    「マ?ぐま」
    ル「炎とかなんか違う気がする」
    ウ「気のせいだろ」


    バクフーンに進化後(手持ちにしてから1年半近く)

    ウ「……言い逃れできないくらい、違うな」
    ル「マグマラシの時に言ったじゃないかなんか違うって」
    ウ「本当に、こんな違うとは思わなかった」
    「バーウ!」
    ル「綺麗な紫色だ…」(考えるのをやめた)



    ポケモンパロ設定

    ウル ドラゴンタイプ
    フライゴン
    ガブリアス
    ドラミドロ
    セグレイブ
    ルガルガン
    ラティオス
    オンバーン(補欠)

    ルフ ほのおポケモン
    ファイアロー
    キュウコン
    ヒスイバクフーン
    マルヤクデ
    ルガルガン
    ラティアス
    ウルガモス(補欠)

    ラティ兄妹は普段表に出ずにこっそり2人の仕事を手伝っている。
    運搬運送の仕事をしている。
    暴れやすい性格のポケモン大量発生が街の近くにでたらよく駆り出されるウルと補助するルフ。
    ラティ兄妹の存在を隠すために補欠としてオンバーンとウルガモスがいる。

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