舌ぺろ🐰の銃独「んっ……んぅ、ん……」
ひとつのベッドに座って、唇を触れ合わせる。頭の中に響く水音によって舌で蹂躙される口内がどんどん敏感になるのがはっきりとわかって羞恥を覚えた。絡まる舌同士が気持ちよくて漏れる声を抑えられない。
「ふぁ……は、っふ……ぅ、ん」
息が苦しくなってきたところでうまく唇を離して俺が酸素を取り込んだのを見計らって、再び重なる唇。それを何度も繰り返して、数えきれないほどたくさん触れ合ったそこがじんじんと熱を持っているのを軽く指でなぞれば、それを見てくすりと笑った入間さんが自身の唇をさっきまで絡み合っていた赤い舌でぺろりと舐めた。
そこからうまく目を逸らすことができなくてじっと見つめていると、その間ずっと見られていたのか、熱を持った視線が注がれていることに気がついた。
まるで今にも捕食されてしまいそうで、背中に甘い痺れが走る。ぐっ、と腰を引かれて密着した部分から伝わる熱にびくりと体を震わせると片手で頬に優しく触れられて上を向かされた。
「そんなに熱心に見つめられると、やめられなくなりますよ」
「なら、もっと、ください。入間さんでいっぱいに、して」
「……悪い人ですね」
頬に添えられている右手の親指がさっきまでの口付けで濡れている下唇をふに、と押すようにして口を小さく開かせる。舌の先端を見せつけるようにちらつかせて、そのまま滑らかな動作で唇を塞がれた。
「ふ……んっ、んん……っは、ぁ……ん」
徐々に深くなる口付けに、体から力が抜けていく。そのまま押し倒されて力なくベッドに落ちた右手の指を絡めてぎゅっと握り締められた。さっきより余裕のない口付けを受け入れながら、これからの行為を思って懸命に舌を伸ばしていった。