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    マキリオ。時期的には6.0クリア後くらい(特に決めてないです)。ガレマルド復興の地にて。ナチュラルに同棲してるっぽいですが単純に酒盛り&ゴニョゴニョした翌朝の一コマ。

    お題こちら。「受けが紋々するガチャ」から。
    『具合が悪いのを隠そうとしたリオルだが、マキシマには一発で見抜かれた。バツが悪いけど嬉しくて、マキシマの小言はあまり耳に入ってこない』

    無題(受けが紋々するガチャより)「あー……っ、痛ぇ」

     目覚めて身体を起こした瞬間、覚えのある痛みをリオルは感じた。そのままもう一度ベッドに沈み込み、痛みをちょっとでも抑えるようにこめかみを抑える。
     これは完全な二日酔いだ。昨夜そんなに飲んだだろうか。いや、昔はあれくらい普通に飲んでも翌日に残ることなどありはしなかったのだが……年は取りたくないものだ。

    「今日は休みだってのに……あーーー」

     それもアイツと示し合わせて休みにした手前、調子が悪いからなどど言って一日を寝て過ごすのも憚られる。同じ家にいるにしても、もうちょっと有意義に過ごしたいと思う。

    (ま、これくらいは何とでも誤魔化せばいいか)

     痛みを堪えて、リオルは今度こそ起きるべくベッドから身体を起こす。少しでも負担がないようにゆっくりと。その時、すでに起床していたマキシマが部屋に入ってきた。

    「リオルさんおはようございます、朝食の用意ができてますよ」
    「はよ。ありがとさん。今そっち行くわ」

     努めていつも通りにを心がけつつ、リオルはベッドから起き上がろうとした。が、その時マキシマが近づいて来る気配を感じ、動きを止めた。

    「何だよ?」
    「……」

     マキシマは無言でリオルに手を伸ばしてきた。その意図が分からなかったが避けるつもりもないリオルは相手を見上げていたが、そのまま両肩を掴まれ、もう一度ベッドに横にさせられた。リオルは困惑しつつ、マキシマに問う。

    「おい、何だよ一体?」
    「リオルさん貴方、調子悪いみたいですね」
    「……」

     なぜバレた。という内心の動揺は全く表に出さす、リオルはいつも通り返す。

    「何言ってんだマキシマ、俺は別に」
    「いつもよりちょっと動きが鈍いですよ。もしかして二日酔いですか」

     結構飲んでましたもんね、とマキシマは再度起き上がろうとしたリオルを押しとどめる。

    「だから昨夜言ったんですよ、あんまり飲みすぎないようにって」
    「いや、昔はこれくらい全然平気だったし……」

     リオルはマキシマから視線を反らして言い訳するが、そもそも昨夜も同じことを言われた手前、どうしても語気は弱くなる。

    (いや、それにしても、なんで分かったんだコイツ。ちょっと動きが鈍いって、そんな程度で分かるもんか?)

     それだけマキシマと長いこと一緒にいて、自分のことを理解されているということだろうか。
     改めてそう思うと、リオルはなんだか気恥ずかしいような嬉しいような複雑な気持ちにさせられた。

    「聞いているんですかリオルさん」
    「聞いてる。悪かった。これから気をつける」

     全く聞いていなかったが、平然とリオルはマキシマにそう答えた。マキシマはリオルの嘘を見抜いていたようだが、それ以上は何も言ってこなかった。小さくため息をついて、今日の予定の変更を提案する。

    「今日は家でのんびり過ごしましょう」
    「そうだな」

     リオルは同意する。家にいるならそれでも全然構わない。結局のところ、二人で同じ時間を過ごせれば問題はないのだ。
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    DONE穏やかな攻めと男前受けガチャというマキリオにぴったりなお題からいただきました。6.1復興中あたりで、お付き合い始めたころ時間軸で。

    『体を繋げる関係になったというのになかなか自分に手を出してこないマキシマ。痺れを切らしたリオルは自分から押し倒して腰に跨るも、「そんなことをされると抑えが効かなくなります」と赤い顔で呟かれ思わず可愛すぎる…と頭を抱えるリオル』
    無題(穏やかな攻めと男前受けガチャより) お互いに想いを伝えて、毎日ずっと一緒にいられる訳ではないが、自然とどちらかの家で一緒に過ごすようにもなり、身体を繋げる関係にもなったというのに。リオルは最近の出来事を思い返し、小さくため息を吐いた。脳裏に想うのは正真正銘、恋人であるマキシマの最近の言動だ。いわゆる夜の雰囲気になりそうになると、何気ない言葉や態度でそれを遮られる。しかも何度も。要するに最初の夜以降、全くのご無沙汰なのである。

    (なんだ一体……ワザとか?)

     最初は偶然かと思ったが、こうも続くと偶然とは思えない。確実にマキシマは狙ってそういう行動をとっている。リオルは原因を探ろうとするが、考えられる理由は1つしかない。

    (ヤってみて、嫌だったってことだよな)
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    kk27581232_k

    DONEマキリオ。時間軸としては6.0終わった後くらいのガレマルド復興地。仕事が終わらず家に持ち帰ってきたマキシマさんにリオルは…みたいなお話。各自で自分の部屋は貰ってて、主にリオルがマキシマさんところに通っている体で。切りよく落ちたのでここまでで。
    無題(マキリオ) どうしても明日までに処理しなければならない案件があり、マキシマは帰宅して食事をとった後も自分の部屋に籠って仕事を続けていた。
     いつもだったら夕食の準備も片付けも自身で行うのだが、今日はたまたまリオルが夕食の準備をしていてくれて、事情を知った彼が片付けも請け負ってくれた。
     マキシマはリオルに申し訳ないという気持ちもあったが、それ以上に感謝の気持ちを持って、とにかく仕事を早く済まそうと書類に目を通して処理を進める。が、進めるにつれて思った以上に時間がかかりそうだとマキシマは悟った。日が変わるまでには終えたいところだが……。

    「よお、どうだ? 調子は」

     軽いノックの後、リオルがコップを2つ手に持って部屋に入ってきた。マキシマは苦笑を浮かべる。それだけで厄介な案件であることがリオルには伝わったようで、持っていたコップのうち1つをマキシマ座っている仕事机の上に置いた。
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    DONEマキリオ。時期的には6.0クリア後くらい(特に決めてないです)。ガレマルド復興の地にて。ナチュラルに同棲してるっぽいですが単純に酒盛り&ゴニョゴニョした翌朝の一コマ。

    お題こちら。「受けが紋々するガチャ」から。
    『具合が悪いのを隠そうとしたリオルだが、マキシマには一発で見抜かれた。バツが悪いけど嬉しくて、マキシマの小言はあまり耳に入ってこない』
    無題(受けが紋々するガチャより)「あー……っ、痛ぇ」

     目覚めて身体を起こした瞬間、覚えのある痛みをリオルは感じた。そのままもう一度ベッドに沈み込み、痛みをちょっとでも抑えるようにこめかみを抑える。
     これは完全な二日酔いだ。昨夜そんなに飲んだだろうか。いや、昔はあれくらい普通に飲んでも翌日に残ることなどありはしなかったのだが……年は取りたくないものだ。

    「今日は休みだってのに……あーーー」

     それもアイツと示し合わせて休みにした手前、調子が悪いからなどど言って一日を寝て過ごすのも憚られる。同じ家にいるにしても、もうちょっと有意義に過ごしたいと思う。

    (ま、これくらいは何とでも誤魔化せばいいか)

     痛みを堪えて、リオルは今度こそ起きるべくベッドから身体を起こす。少しでも負担がないようにゆっくりと。その時、すでに起床していたマキシマが部屋に入ってきた。
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