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    riri_ko09

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    riri_ko09

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    続き

    俺リオ5 Sensitive判定編俺は…どんな事があっても迷わ…ない…っ!
    ことは無いかもしれない…。

    あの後、シグウィン先輩と宿屋の入口でわかれ、自分の部屋へと向かった。
    自分の部屋というか、男子チームの部屋である。旅をしてると何かとモラが必要なことも多く、5人分の部屋をとるほど裕福ではないので2部屋だけとってとりあえず男性と女性だけわけているのだ。

    不思議な装飾の入った蒼い扉を開け俺たちの部屋を見回すと、入口のすぐ近くに1台と奥の窓辺にもう1台、合わせて2台のベッドが目に入った。

    ベッド……か……。
    いや、俺は特に何もエロいことは考えていない……っっ!!!!!

    自らに言い聞かせ、上着を脱ぎ近くのサイドテーブルに置く。少し迷って奥の方のベッドに倒れ込んだ。リオセスリさんが疲れて帰ってきてすぐに入口側のベッドで眠れるよう配慮したつもりだ。
    今日あったことについて一通り整理してから眠りにつこうとするも、あまりにも疲れきっていた脳はそれを許さず、あっという間に夢の中に意識が溶けていった……。

    どれぐらい眠っただろうか、途中で遠慮がちに扉が開かれる音や衣擦れの音が聞こえたような気がしたが、それはどこか遠くの世界の自分には無関係の出来事のように感じられた。

    …いつの間にか朝になったのか明るい光が差し込んでくる。
    あたたかな日差し…。
    いや、あたたかいというかこの辺やたら暑い、妙に暑苦しい…。
    質感を感じる存在感のある暑さ…?なんかむにっとする感じの…。

    窓に向かって横向きで寝ていた俺ははっと起き上がり超高速で後ろを振り向いた。

    俺のすぐ後ろで、むしろ0距離で、リオセスリさんが眠りこけていた…。

    普段行動を共にしていると言えど、夜の見張りがあったりするし、そもそもこんなにすぐそばで眠ったりすることもない…。
    というか、彼はいつも俺より眠るのが遅く起きるのも早くいつ寝てるのかもよくわからなかった…。
    人といると警戒してよく眠れないタイプなのかも、などと考えたりもした。

    そんな彼が俺の真後ろで寝ている!!!!!!!
    昨日の砂漠での任務の後の夜更かしでだいぶ疲れきっていたんだろうなあ。
    それにしても、彼が俺の前で気を抜いて爆睡しているという事実は少し嬉しかった。

    思ってる以上にリラックスしてるのか、力が抜けたその寝顔はいつにも増して幼い。

    …何歳なんだ?顔だけならそんなに自分と変わらない気もするんだけど、歳いってるって自分で言ってたから20歳半ばぐらいなのかな?シグウィン先輩に聞けば良かったかな。

    かわいい寝顔だけに意識を集中していたいところだが、本題であるその下に勇気を出して視線をうつす。

    いつもとは違う白いワイシャツを羽織っている。羽織ってはいるが少し小さめに見えるワイシャツのボタンを全てしめられなかったのか疲れすぎて閉めることを諦めたのか乱雑に前が開いており…、

    ……もう自分でも何を言ってるのかよくわからない!
    要するにめちゃくちゃ前がはだけている……!!めちゃくちゃ肌色多め!すぐ側で見るとものすごい迫力だ。何がとは言わないが。
    これは確実にセンシティブ判定を受けてしまうやつだ!

    今のこの光景だけでもだいぶアレだが、起き上がるまでの間、横向きに眠る俺の背中にむき出しの胸が押し付けられていたのだ…。そう、むにぃっと…。

    良質の筋肉は力を入れてないと柔らかい…、どうでもいい豆知識をこの局面で俺は思い出していた。

    そして。
    あまりの密着具合に俺だけでなく彼も暑かったのか…、豊満な胸の谷間(!)を汗がたら~っと流れ落ちるのに気付いた瞬間、

    うああああああああああああァ"ァ"ァ"ァ"ァ"(心の中)
    思わず入口付近のベッドまで猛ダッシュで避難してしまった…。

    これはあかんやろ!!!!!!
    猥褻物陳列罪で逮捕された方が良いのでは?!!!監獄の管理人かもしれないが、1番ギルティなのはあなたでは?!!
    このままでは俺が何かしらの犯罪者になってしまう!!!!
    エロ怖い!エロ過ぎると逆に怖い!!!

    「んぅ……」
    1人でエロの過剰摂取の禁断症状に苦しんでいたところ、さすがにうるさかったのか、うっすらと彼が目をあけた。

    「…ぉはよう…」
    彼の口から紡がれたその言葉は、とても低音で、掠れていて…、ただの朝の挨拶とは思えないトンデモ卑猥エロワードのように俺の頭の中に響いてきた…。

    「……暑苦しい思いをさせてすまなかったな。あんたが寝てるのに気が付かなかった。俺のミスだ。
    まさかあんたも奥の方が好きだったとはな。入口の方にいくと思ってた。俺の勘も鈍ったかな。そういう時は遠慮なく苦情を入れてくれ。多少乱暴におこしてくれて構わない」

    少しはにかんでいるように見えるのは気のせいか…。
    って、奥の方?!イく?!挿れて…?!乱暴にお…何だって?!うあああああああああああああああああ!!エロ会話!ドエロアダルティドスケベ会話だ!俺にはまだ早い!!!!
    すみません、リオセスリさん、俺にはまだあなたのエロさをうけとめるのは無理だ!!修行が必要です!!!!!

    「すみません、とりあえず、顔を洗ってきますね!!!!」
    涙目になりながら俺は走り去った。
    抱きたいとか思っててすみませんでした!!!あんな恐ろしいまでのドスケベボディを目の前にしては逆に何も出来ない!エロすぎる!

    強さもだが、まずはエロさへの耐性も2凸ぐらいしていかないとこの先やっていけないかもしれない…。
    俺の戦いは始まったばかりだと痛感させられた…。

    to be continued










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