【咒術｜乙香】妳的禮物Summary：祈本里香送過很多禮物給她的乙骨憂太。



祈本里香在某一年與自己的真命天子相遇了！那一定就是真命天子不會錯的，第一次在醫院裡面與乙骨憂太見到面的那一瞬間、就在男孩與女孩兩個人對到眼的那一刻，年幼的祈本里香便理解了——這個男孩是屬於她的。
窗外的風徐徐地吹著，暖陽照進了這冷冰冰沒有溫度的病房中。里香忽然覺得她似乎開始有那麼一點喜歡待在這裡。

坐在病床上的女孩溫柔地向著門外那個手上拿著點滴的男孩露出了微笑。
然後她看見了男孩臉上的紅暈和那閃閃發亮的眼神。
可愛。這是祈本里香對乙骨憂太的第一印象。


在那之後她就和憂太成為了朋友，就算是離開了醫院他們仍然經常聯絡，她和憂太會相約在距離家裡最近的公園玩耍，就只有兩個人一起。憂太曾經向里香詢問過要不要找其他人或是妹妹一起來玩，但都被里香委婉地拐彎拒絕了。因為里香只想要和憂太兩人單獨相處。而在幾次都得到這般的答覆後憂太似乎便不再開口問類似的問題。

空に誓い６　家まで送りとどけられ、寝室に入っても、悟は憂太の腕の中でぐっすりと眠っていた。
　かなり強力な麻酔らしいが、それでも三十分程度しか効果はないと教えてくれたのは夏油だ。それほどまでに、悟は強く特別な獣人なのだという。
（……あと、五分）
　夏油が麻酔銃を撃ってから、まもなく三十分が経つ。
　窓の外はすっかり夜で、カーテンの隙間から十六夜の月明かりが寝室に差し込んでいた。昨夜が満月で、今日はその翌日。だから、昨日よりは悟もマシな状態だ、と教えてくれたのも夏油だ。
（僕は、なにも知らなかったんだ……）
　ゆっくりと悟の大きな身体をベッドに下ろし、その毛並みを優しく撫でる。狼、なんて想像の中でしか知らないが、両腕でやっと抱えられるほどの大きな体躯と、鋭くも凛々しい顔立ちは、まさに想像の中の狼の姿だ。