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    Lei

    @PkjLei

    妄想や幻覚を捏造たっぷりで書いてます

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    Lei

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    オメガバの巣作りネタが大好き芸人。
    エロはないです

    巣作りネタ体の内側から溢れ出るような熱。霧がかかったように回らない頭。本能である1人を求めていることしか分からない。あぁ、発情期が来たのかと辛うじて残っている冷静な部分が判断する。ソファで横になりながら、
    “はつじょうき”
    “はやくかえってきて”
    とメッセージを送る。以前だったらこのメッセージを送るのも躊躇して、1人で耐えるのを選んでいた。ヴォックスは忙しいし、わざわざ俺に合わせて1週間近く休みを取らせてしまうのを申し訳なく思ったからだ。でも1度それで、病院に搬送されるレベルまで発情期を耐えた結果ヴォックスにきちんと連絡することを約束させられた。あの時は、ひたすらに自分の手や腕を噛んで耐えた。ベッドは血まみれになったし、痕が今も残っている。帰ってきた時のヴォックスの悲壮な顔は忘れられないし、怒った時の怖さも忘れられない。あの後からは、単語だけではあるが発情期が来たことを必ず連絡するようにした。
    メッセージを送ってしまえば、彼が帰ってくるまで出来ることはない。ヴォックスにしか満たせない欲に身を焼かれながら、はやく帰ってきてと待つだけだ。熱に浮かされながらも、ベッドに向かう。途中で彼が家で好んできているジャージや上着、いつもの羽織を回収する。腕の中からふんわりと香る、セクシーなフェロモン。世界で1番安心する匂い。はやくめいっぱいその香りに包まれたいと思いながら、洋服をギュッと抱きしめて体の熱が少しでも引くことを祈りながら目を閉じた。

    “はつじょうき”
    “はやくかえってきて”
    大切な彼から飛んできた短いメッセージ。これを送ることが出来る様になるまで、長かった。番である俺に迷惑がかかると思ったのか、番になってすぐの発情期では連絡をよこさなかった。用事が終わり、深夜に帰宅した俺の目に飛び込んだ腕を血まみれにしながらベッドに横たわるミスタはもう二度と見たくないものだ。あの後、これでもかという勢いで言葉を尽くし、やっと彼は俺が不在時に訪れた発情期を知らせてくれるようになった。メッセージが来たことに対する満足感と、はやく満たしてやらなければという使命感に急かされながら帰途につく。
    車を飛ばし、家の扉の前に着くと、既に香る魅惑的な彼のフェロモン。甘く俺だけを誘惑する香り。もうおかしくなりそうなのを自覚し、抑制剤を飲む。決心して扉を開ければ、更に濃厚な香りが押し寄せる。Ωとしての性質が強いミスタは、フェロモンも濃厚だ。番になる前は、見知らぬαに襲われかけたこともあると聞いた。その知らぬαの気持ちも分からなくはない。ここまで熱烈に誘惑してくる香りに、耐えきれる人なぞいないであろう。外に出ていたので汚れが彼に移らないよう、急いで手を洗いシャワーを浴びる。早くかわいい番を、満たさなければ。意気揚々と寝室に入った俺の目に飛び込んだのは、可愛い番の姿だった。俺の服を腕に抱き、匂いを嗅ぎながらひたすらに俺の名前を呼ぶミスタ。おそらくΩの巣作りというものだろう。本来ならば俺の服全てを使って行われるものだが、きっと思いやりのあるミスタだ。汚れてしまうことを気にして、セーブがかかった結果の数着なのであろう。しかしながら見た時の衝撃は計り知れず、俺は笑みを抑えることができない。少しずつではあるが、俺には全てを曝け出して預けて良いのだという教育の結果が現れつつある。
    「ミスタ、ただいま」
    「だでぃ?」
    「ああ、そうだ。可愛いことをしているな?」
    「だでぃのにおいがするから」
    「俺の匂いは好きか?」
    「うん。でもたりないよ」
    足りないと言って俺に手を伸ばすミスタ。それに応じて、彼を抱きしめる。俺の首元に顔を埋めたミスタは、すんすんと匂いを嗅いでは幸せそうにとろけた笑みを浮かべる。
    「おれ、ゔぉっくすのにおいすきだよ」
    「俺もミスタのフェロモンが好きだよ。ところで、my son。そろそろ限界なのだが、良いかな?」
    可愛い番が自分のフェロモンで蕩ける様を見て、堪えることの出来るαがいるだろうか?辛抱堪らんと言った俺の様子がツボに入ったのか、くすくすと笑うミスタ。
    「うん、ちょうだい、ゔぉっくす」
    許しが出たことをいいことに、ミスタをそっとベッドに押し倒す。発情期が落ち着くまでの約1週間。念入りにミスタを愛そうではないか。
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    Replies from the creator

    Lei

    DOODLE🦊の方が一枚上手な🦁🦊
    傾国ミスタ・リアスという男は自己評価が低い。様々な才能に溢れているのに、仲間たちやリスナーからの褒め言葉をちっとも受け取ろうとしないそんな男だ。しかし厄介なことにミスタは、ミスタ・リアスという外見が性的な意味で惹きつけるということだけは理解しているのであった。
    天使の輪が光つややかなミルクティーブロンドの髪に、白く真珠のように透き通った肌、空をそのまま落とし込んだような瞳、つんとした綺麗な形の唇は艶々と魅惑的である。彼はこの外見が人々を魅了することは理解している。それを活用することが特にうまい。それが本当に厄介なのだ。今自分が置かれている状況がいい例だ。
    「ねぇ、ルカ?俺と良いことしようよ」
    どこでミスタのスイッチが入ったのかは分からないが、今自分はミスタに誘惑されていた。ツーっとミスタの細く長い指が怪しく俺の太ももをなぞる。こそばゆい感触に背筋がぞくぞくするが、顔に出ないように必死に堪える。何をするんだと非難を込めて睨んでも、ミスタはただ微笑むだけだ。そして今の彼のほほえみはそれだけで、男をうんと頷かせてしまうくらいの力があった。だがしかし、ここで頷けばマフィアのボスとして、1人の男としての沽券に関わる。嫌だと首を振れば、駄々をこねる子供をなだめすかすような目で見られた。
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    Lei

    DOODLE🖊が死んだ後の👹の話(👹🖊)
    またいつか出会うまでアイクが死んでから何もする気が起きなかった。2人で暮らしていた家は、片づけもせずそのままの状態だった。アイクはいないのに、アイクのいた痕跡だけが残る家は寂しくて静かだった。そんな2人が暮らした家で、1人で何もせずに過ごす。リビングのソファーでただ座って1日過ごす。埃がつもりはじめているのは分かっていたけれど指一本動かす気にはなれなかった。このままではいけないことくらい、400年以上も生きた自分には分かっていた。しかし愛するものを失った衝撃は、自分を惰性でしか生きられなくした。

    そんな消えない喪失感を抱えたまま過ごしていたある日のこと、死んだはずのアイクから手紙が届いた。ピンポーンと呼び鈴が鳴り、アイク・イーヴランド様からのお手紙ですという配達員の声にソファから慌てて立ち上がった。そうやって受け取った封筒の中には綺麗だけど少し癖のあるアイクの字で“ちゃんとご飯を食べなさい”と書いてある一筆箋が入っていた。最初は意味が分からなかった。だけどアイクが言うならしょうがないなと思って、久しぶりに料理をした。食材を買いに、近くのスーパーに買い物に行った。そうして作ったのはアイクが好きだったハンバーガー。パンは出来合いの物だが、パティはちゃんと作った。アイクが死んでから、人外であることをいいことに食事を取っていなかった。久しぶりの食事は美味しかったが、それでも一緒に食べる相手がいないことに胸が痛んだ。
    1996