無知おねを開発する年下の男の子って良くないです?新しく用意されたベッド、そこに隣合いながら座る二人
両者の面持ちはどこか恥ずかしげで緊張していた
「ねぇ…」
「あ、あの…」
漸く発した言葉はピタリと重なる
ごめんなさい、先にどうぞ
とぎこちないやり取りがしばし続いて
「あ、えっとね?私その、あんまり寝相が良くないみたいなの…ブランケットとか外して抱きついちゃって。大丈夫、かしら?」
少しの間目を丸くしながらアミィの顔を見やりそれからトーイは小さく笑った
「そんなの、全然大丈夫ですよ。僕は抱きついて貰った方が嬉しいです」
その言葉に頬を紅潮させながら
「あ、あのあのね?ブランケット外しちゃったら寒くて風邪引いちゃうかも、しれないじゃない?」
「二人でくっつけば寒くないですよ?」
続く言葉にアミィの顔には更に紅が差した。
どうしよう。どうしよう。カリーはあぁ言ってたけれど、やつぱりどうしたら良いのか…
そんな風にトーイから顔を背けて初めての戸惑いに悶えていた。
すると背中にふわりと暖かいものが触れて、それが人と寄り添った時のものだと遅れて気がついた。
自分の首もとにはトーイの腕があり、うなじには恐らく髪と額の感触。それから。
「…ね?」
そんないたずらな声。
「う、うん」
相手の気配感触に思考は真っ白に塗り潰されて、アミィはそっけなくしか返せなかった。
トーイもトーイで、アミィが振り返っても顔が見えないように下を向き続けていた。
ずっと憧れていた大事な人。大事な関係。
その人が自分の前に、腕の中に、居る。
そして喜びを噛み締めてふと気がつく。
上着を脱いでいた彼女の背中。
陶磁器のように白い肌に少し紅が差し、黒いインナーとのコントラストに頭がくらくらする。
熱に浮かされたように彼女の背に、啄むように唇を落とした。
ひゃっ!と短い声と跳ねる身体。飛び退こうとするアミィを逃すまいと、前に回した腕で抱きすがるように捕らえる。
「と、トーイ?」
「…僕、ずっと気になってたんですけど」
今度は頸の付け根を啄み反応を楽しみながら。
「何でアミィさんだけ背中が出てるんですか?」
「えっと、ん。こっちはヘッドの女性用の標準装備で…や、くすぐったい」
「ふぅん…?これ考えた人、変態ですね」
「んー!そんなの分かんないー!ねぇ、くすぐったいってば」
「じゃあくすぐったくなくしてあげます」
言うや啄むのを止めて花のような背中の蜜を求めるように吸い始める。手は胸元や腰周りを擦る。