桜森ちゅーごく平安時代パロ メモ書き某ちゅーーか国と平安時代が混ざった感じの世界観でパロ!
桜備
中流階級の武官。ギリ皇帝には会えるくらいの偉さ。代々続く家系なので、幼い頃から宮中には出入りしてる設定。
森羅 役職名 巫子
この国では赤い目の人間はたまーーに産まれる。赤目の人間は縁起が良い吉祥な存在とされる。森羅は幼い頃(5歳)で貧民街から宮中に召し上げられた。
表舞台でのお仕事は年に一回皆の前で神に捧げる御神楽を舞うこと。普段は神に奉納する布を織っている。
平安時代の斎宮的なポジションのイメージ(生活様式、しきたりは斎宮のwikiを参考にする)
神に奉仕する者なので()常に笑顔でいることが求められる。
____
==起==
〜回想風〜
桜20 •森6
ー天の使いが地に舞い降りたのかと思ったー
真っ白な布が張られた舞台に1人の童が立つ。舞台には巫子が数人いるが、その子の衣だけは薄紅に染められており、周りとは別格である事がはっきりとわかる。丸っこい白い石が敷き詰められた広場に居並ぶ文官武官の視線を浴びるその巫子は、ただそこに立っているだけで神々しかった。
鳴物(なりもの)の横笛や小鼓(つづみ)大鼓(つづみ)が合奏を始める。厳かな音が、抜けるような青空に響く中、童達は雲錦(うんきん)と呼ばれる薄布をひらひらとさせ、軽やかな足取りで舞い踊る。動く度に身に付けた鈴が凜々と鳴り、辺りの空気が浄化されるかのようだったーー(もう少し森羅の容姿の描写+赤い目の人間の扱われ方を説明)
〜時は流れて〜
桜31 •森17
この国には巫子がいる。巫子は神官職のトップで政治的権力は与えられていない17歳までの男子のみで構成される。普段は人前に一切姿を現さないが、唯一神に捧げられる舞、御神楽(みかぐら)を舞う時だけ皆の目に触れる。
巫子の中でも特に丁重に扱われている子がいる。宮中でその存在を知らない人はいない。赤い瞳を持つ森羅という巫子だ。桜備は森羅の舞を見れる七月七日を迎えるのが一年で1番楽しみだった。
当日が雨の日場合、その年の御神楽は中止。
今年は中止にならなくてよかった。桜備は晴れ渡る青空を見上げて息をついた。
桜備は初めて森羅舞踊を目にしてからーー
(要は一目惚れってことを説明)
==承==
隣国との戦が始まる。
大きな戦なので、皇帝(か皇太子的とかなんかえらい人)が戦に行く事になる。森羅も士気を高めるために従軍することになり、桜備さんが護衛に抜擢。
ここで2人は交流開始。
「桜備さん。俺に触ったらダメなんです。俺は、他人に触れられて”穢れて”しまったらお役目が果たせなくなっていまいます」
許して良いのは心だけ。
御簾(みす)越しで手を合わせて温度を感じる。
==転==
戦況は上々。そろそろ宮中に帰れそう。森羅も無事に都に帰れそうでよかったよかったと思っているとーー
侍従達の噂が耳に入る。
真面目に純潔を守ってきた森羅は、18歳になったら巫子から巫女になる(=🛎️🛎️取る手術する※衛生環境良くなくて傷悪化して死んじゃう可能性大)
元男子が巫「女」になる事で中性的な存在=神により近くなり、身体に神を降ろす事ができるようになると考えられているから。なので、巫子に選ばれるのは男童のみ。
無事に手術を終えて生き延びれば、夜は、皇帝の夜伽のお仕事も追加になる(理由は、皇帝の神度/吉祥度合いをあげ国事を最高させる為とかなんとかご都合なそれっぽい理由を考える)
先代赤い目の巫子(紅丸)は、この仕来たりを知っていたから18になる前にとっとと逃げ出した。ので、今回の巫女候補の森羅にはそれは知らされていない設定。
桜さん怒る。どうにかして森羅を逃がしたいと考える。(でもそんな事したら桜備さんは当然、指名手配の大罪人)
この辺ふわふわ
なんらかのアクシデント発生!!
戦場のどでかい川のこっちと向こうで離れ離れになる桜備と森羅。
森羅が渡るという選択をすれば、国外逃亡が可能な状況(どんな状況かは考えられてない)
「森羅。俺と行こう。お前が踏み越えちゃいけない国境(線)なんてものは何処にも無いんだ。草原の向こうにも大海の向こうにだってずっと世界は広がっている。手を取ってくれ。この国を出て一緒に世界を見て周ろう」
森羅は12年振りに人の手に触れた。
==結==
逃げた先。
遊牧民的な感じに旅暮らしてる桜森。
なお、旅の途中で第八メンバーも一緒になっていたりすると良い。
ちなみ森羅に逃げられた皇帝は、戦に負けてその代で滅びました。
めでたしめでたし
→いつしか2人の話は遊牧民のお伽話に混ざり込み、後の世の織姫の彦星の伝説に
end⭐️
wikiメモ
(ベースの情報)
白拍子は、男女問わずに舞われたものであったが、主として女性・子供が舞う事が多かった。白拍子を舞う女性たちは遊女。とはいえ貴族の屋敷に出入りすることも多かったため、見識の高い者が多く、平清盛の愛妾となった祇王や仏御前、源義経の愛妾となった静御前、後鳥羽上皇の愛妾となった亀菊など、貴紳に愛された白拍子も多い。
古く遡ると巫女による巫女舞が原点にあったとも言われている。神事において古くから男女の巫が舞を舞う事によって神を憑依させた際に、場合によっては一時的な異性への「変身」作用があると信じられていた。
巫(ふ、かんなぎ)は、巫覡(ふげき)とも言い、神を祀り神に仕え、神意を世俗の人々に伝えることを役割とする人々を指す。女性は「巫」、男性の場合は「覡」、「祝」と云った。「神和(かんな)ぎ」の意。