煮詰めた色「ねぇ、かがみさん」
「おや、お菓子の差し入れかい?」
闇の森にポツンと存在した村に立ち寄ったモルガナとダスクモン。
ダスクモンはダークナイトモンとの戦いで大きく負傷してしまい、モルガナのカバンに住んでいるミラーモンに応急処置をしてもらったとはいえ、泉から動けない状態だった。
「そうね、光る琥珀糖かしら?蛍石みたいで綺麗ね〜」
そんな中、森に住んでいるデジモンに声をかけられ、住民に事情を説明するとダスクモンを運ぶ手伝いを快く引き受けてくれた。
「あぁ、ここの星のカケラという砂糖のようなものを使った琥珀糖だね。食べられる照明だから夜更かしの読書には便利だよ。」
ここに住む闇のデジモン達はダスクモンを見ても彼を恐れることはなく、むしろ悲しいものを見るようなそんな憐れむ様子だったのがモルガナの印象に残っている。
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