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    whitekaBihuhu31

    @whitekaBihuhu31

    TOA(ガイピオ、女ピオ)
    TOS(ユリゼロ、ロイゼロ)
    現在アスタリア、レイズやってます。テイルズ全般手を出してはいるし。なんならNLも百合も大好き。
    雑多。だけど、主にここら辺ポイポイしてます。

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    whitekaBihuhu31

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    アップルグミ感謝祭3おめでとうございます!

    2日目、VGR vsMPJRの4人のネップリを描いたのでついでに経緯小説見たいのを勢いで書いてしまいました。
    突貫です!短いです!
    もしお暇があれば見ていって下さい。
    それではどうぞ!!!!

    水鉄砲戦!!ヴァン+ガイ+ルークvs.マリク+ピオニー+ジェイド+レイヴン 前哨戦


    「なんだここは」
    「あれ、ヴァンじゃないか」
    「ヴァン師匠?!」

    突然変わる世界、確か今まではたまご丼を仲間達にせびられて仕方なく作ろうと廊下を歩いていたのではなかったかとあたりを見渡す。
    一面の海、目を閉じたくなるほどの強い日差し、足元を擽る熱い砂浜、強い熱気。
    そして、場に合う水着を着たガイとルーク。

    「いや、私も水着か」
    久しく腕を通すことのなかった水着を覚えもなく何故か着用した己がいて、己を見下ろした後にヴァンは小さく声を漏らす。
    「ヴァン師匠もここに飛ばされたのか?」
    嬉しそうな声も顔も全く隠しもせずに熱くなった砂浜をものともせずに走り寄ってくるルークに、寄せる波際に沿ってルークの後ろから歩きながら片手を上げ近付いてくるガイ。
    「ってことは俺たちのチームはこの3人か…。ヴァンがいるのは心強いけどなぁ」
    「…チーム?」
    頭を掻きながら困ったように言うガイにヴァンは視線を向ける。
    視線に気がついたガイは手に持っていた紙を見せた。

    『各チーム3人参加のチーム戦で水鉄砲マッチをしないと帰れない浜辺』

    「……?」
    「よくわかんないけど、誰かと一緒に、同じふうにチーム組んでる誰かと戦えばいいって事だろ!ヴァン師匠は1人って事は俺たちと一緒の組でいいんだろな!」
    へへっと嬉しそうに笑いながら、ルークは持っていた丸い水鉄砲にしゃこしゃこと音を立てて空気を入れる。

    「…そう言う事みたいだ」
    「相手はもうわかっているのか?」
    「いや、これから…なんだがなぁ」
    嫌な予感がひしひししてる、と眉間に皺を寄せて呟くガイにフム、と一つ頷き、近くにある様々な水鉄砲が入った箱からヴァンも一つ見繕って取り出した。
    「とりあえず、もう一つのチームを見つけて戦えば良いのだろう?」
    解放の条件がそれならば、従うしかあるまい。と手の馴染み具合を確かめつつヴァンは一度水鉄砲を構える。
    と、その横に砂を蹴って隣に並べば同じように構えてルークはヴァンを見上げる。
    「頑張ろうな!ヴァン師匠!!」
    「ふっ…、期待しているぞ、ルーク」
    「…!!もちろん!!」
    ヴァンのかけた言葉に目を丸くし、次には嬉しげに顔を赤く染めて返事をするルークに笑みを向け、軽く頭に手を置いてやれば、ヴァンは2人を連れ立ち、とりあえず浜辺を人を探して歩くことにするのである。



    「えー!何これどういうこと!!なんで突然こんなところに飛ばされちゃってんの俺さまたち!!」
    うってかわって違う浜辺で同じく男4人集まる浜辺でレイヴンは非難の声をあげる。
    「まぁ、こう言うことなんだろう」
    きっちりと水泳帽を被ったマリクが仁王立ちで彼方地方線の彼方、続く海の向こうを見ながら答えると、レイヴンはぴたりと騒いでいたのを辞めた。
    「いやいや、こうなっちまったもんは仕方ないさ、全力で楽しもうぜ?」
    「何を言っているんですか、陛下は後ろでお留守番ですよ」
    「はぁあー!?」
    その漢気漂うマリクの後ろでは、ガチャガチャと楽しそうに座り込んで水鉄砲の入った箱を物色して良いものを選ぶバスローブの皇帝陛下様と、その選び抜かれた水鉄砲を即座に奪う彼の側近である同じくバスローブのジェイドで。
    「なんでだよ!」
    「ここに3人まで、と書いてあるでしょうに。本当に水鉄砲なのか、相手は誰なのか状況も定かでないと言うのに。貴方は状況がわかるまで後ろにいなさい」
    「いーやーだー!!俺も遊びたいーー!!」
    ピシャリと叱咤されるも、子供のように駄々を捏ねる姿は本当に自分より年上なのか、とレイヴンは思う。
    そう、レイヴンにとって、このメンバーはおっさんだらけで、尚且つ年下の分類になるのである。
    もう、年だから自分が抜ける、のようなことを言えば総バッシングされる未来が見える(寧ろ、麻雀をしている時に既に何回もバッシングを喰らった)
    「とりあえず、前線は俺たちに任せてピオニー陛下は後ろで総指揮をお願いしたい」
    「くっそ、マリクお前遊ぶ気満々じゃねぇか」
    「バレましたか」
    いつの間にか、しっかり大型の水鉄砲にたっぷりと水を入れ肩に担いだマリクの姿にピオニーは恨めし気に見上げる。

    「おや、貴方の選んだこの水鉄砲、なかなか使い勝手が良いですなぇ」
    「そりゃあ俺が選んだっ…って、使うなよ!」
    「貴方は護身用にでも小さいやつを持っていなさい」
    「理不尽!!理不尽が過ぎる!!小さいって安物のやつじゃねぇか!」
    「そんな事はありませんよぉ」
    「いーや、このフォルムは安物だ!なぁ、レイヴンそう思わないか!」
    「俺さまそんなことより早く帰りたい」
    もう流れがどの水鉄砲を使うかの話になり、自分だけこの浜辺にいる事を嘆いているのが馬鹿くさくなり、レイヴンは渋々と水鉄砲が入った箱を覗き込むのである。



    「え、もしかして…相手ってあの4人なのか?」
    「うわぁ…ありゃ近づきたくもないなぁ…」
    「これはなかなか骨が折れるな」

    歩いた先、ギャイギャイと騒ぐアラフォーの4人を見つけた3人は、
    ルークは顔を青くし、
    ガイはため息をつき、
    ヴァンは笑みを浮かべた。


    勝者はいかに。

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