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    iori_uziyama

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    iori_uziyama

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    リアヒカ🐿💚のDom/ subユニバースパロ。

     リアヒカドムサブで
    ヒカリノはその貞淑さ故うまくおねだりもコマンドに従うのもできなかったけど、リアスは強引に引っ張ってくれるので「むりやり従わされてるだけ」っていう逃げ道を与えてくれるからプレイができる。
    それでもプレイはリアスから声をかけるか、闇ノに付き添ってもらってもじもじ言いに行くか。

    ニール、って言われてもなんか地べただし、でもすぐに座るのなんか待ってたみたいで恥ずかしいし、ってぐるぐる考えてるとリアスが立ち上がって

    「いいか?お前はサブで俺はドムなんだよ、んでサブはドムに従うもの。そら、さっさと座れよ。お座りすらまともに出来ねぇのか?」

    って言われてムッとして

    「……出来ます、」

    ゆっくりぺたんって座る。

    「上出来。やればできるじゃん」

    クシャって頭を雑に撫でられて、リアスも、ソファーに座り直す。
    居心地悪そうなヒカリノをじっと見つめて、
    「ルック」
    っていう。
    ヒカリノは上から見下されてるし、女の子座りでなんか待てしてるみたいだしってやっぱり羞恥からくる反抗というか、躊躇しちゃうわけ。
    んでソワソワしながらヒカリノがリアスを見なきゃいけないはずなのに、リアスがヒカリノをジーーーーっと観察してる。そわそわ、そわそわ、さっきみたいに助け舟も出してくれない。んでジリジリ時間が過ぎて、ずっとこのまま?みたいな焦りが出てくる。んで、お座りしてた自分の手を見つめてた視線が少しウロウロし始めて、リアスの靴、脛、膝、お腹、って少しずつ上がっていく。でもまた自分の手に戻しちゃう。んで、キュって手を握り込むんだけどリアスは何も言わない。

    カチ、って音がして、耳がピクリと動く。
    少し視線を上げると、サイドテーブルに灰皿が寄せられていた。タバコ吸うんですか、こちらに許可も取らずに?と少し思考がズレて、視線が自然と上がる。吐いた煙越しのサングラス、目を凝らして、
    バチって目があう。声を出すことも忘れてジッと、見つめ合う。5秒、10秒、30秒、ヒカリノの少し荒い呼吸音だけが聞こえて、背中に汗が滲みそうになったときに

    「good」

    リワード。ヒカリノは思わず手から力が抜けて、ペシャリと倒れ込んだ。
    クラクラした。リアスはタバコをふかしたまま、ソファから重い腰を上げて、ゆっくりとヒカリノのそばに立った。ヒカリノはふうふう息をして瞳だけでリアスを見つめた。照明が眩しくて、顔はよく見えなかった。
    リアスはヒカリノの顔の前にしゃがみ込んで、指の背で唇をなでた。


    「rick」


    舐めろ、と言われた。それはわかる、し、押し付けられているから舌を少し出すだけでそれは成し遂げられるだろう。が、人の指を自ら舐めるのは、至極、恥ずかしいことに思えて、この期に及んでヒカリノのは硬直してしまう。
    少しカサついた指が催促するように唇を押す。
    ヒカリノは反射的にキュ、と口を引き結んでしまい、またぐるぐる考え始める。

    「できねーの?」

    冷たい、硬質な声だった。突き放されたように感じて、泣きそうになった。

    「んじゃいいわ」

    このまま、プレイが終わってしまうのだろうか。
    当然だ、なにも、上手くできなかった。いつもそうだ、プライドと羞恥心ばっかり大きくてろくに指示も聞けやしない。ぐるぐる回る自己嫌悪で、涙がこぼれそうになったその時。

    「あ~~~」

    至極楽しそうなリアスに顎を掴まれた。無理やり開けられた口にリアスの指が無遠慮に突っ込まれた。
    ぐちゅぐちゅと我が物顔で口腔を荒らし回る指に目をパチパチさせる。

    「rick」

    ニヤついた顔でリアスがまた言った。
    楽しそうで、力が抜けた。上顎を撫でている指に、少しだけ舌を這わす。

    「good boy♡」

    反対の手で頭を撫でられて、すごく幸せだった。
    キュッと細められた目が、楽しそうで、なにより嬉しかった。

    □□□
    なんやかんやでストリップのコマンドの話もどっかに入れたいなぁ〜〜〜。
    リアスからしたら光ノのストリップはすごい恥ずかしがって一個ずつボタン外すのにも指が震えて、チラチラこちらを伺ってくる瞳がまぁ〜〜〜可愛くて虐めたくなるんだけど。
    シュウとコソコソシーツの中でのろけ話してる時に、ストリップを魅せるみたいにゆっくりすると向こうも興奮してくれて〜みたいな話を聞いて光ノはショック受けるわけ。もしかして僕のストリップつまらないのでは?!って。
    なまじ努力家だもんで鏡の前でストリップの練習するんだなぁ、これが。
    んで、お披露目の日ストリップのコマンド出したら何時もより反応が違ってリアスは「お?」ってなるんだけど死ぬほどエッチな脱ぎ方するからびっくりする。死ぬほどエッチな脱ぎ方するくせして顔真っ赤っかで不安げな、涙の滲んだ瞳で見てくるからも~〜〜〜煽られるわけよ。可愛いわねほんに!!!!
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    iori_uziyama

    DONE勢いで書いた。
    🦊😈🦊、🧡❤🧡
    置いていかれたヴォと置いていってしまったミの話。死ネタ。
    いっそ愛さなければよかったなんて鬼の生は長くて、今まで何度も人を愛したし、見送ったし、それでも時間が傷を癒やして、また人を愛せたし。だからミスタを愛したときも、彼の人生いっぱいいっぱいまで最大限の愛を注ごうと決めていた。そこに悲観はなかった。それは本当だったのに。彼を抱きしめて寝るのが好きだった。彼の体温が好きだった。彼の声が好きだった。彼の笑顔が好きだった。あぁ、忘れていた。そうだった。愛するものを失うのは心が引きちぎれるほど悲しくて、過ぎ去ることはわかっていてもその時間が果てしなく長く感じる。彼のことをずっと覚えて抱えていたいのに、あまりにも辛すぎて今すぐ忘れてしまいたくもなる。あと何年で忘れてしまうのだろう。あと何年で忘れられるのだろう。この傷が愛おしいのに辛くて堪らない。日本では49日で魂があの世へ行くらしいけれど、私の心にはミスタが染み付いて離れない。死んでしまいそうなくらいギュウギュウと締め付けてくるのに、決して殺しはしてくれない。ミスタに会いに行かせてくれない。鬼の身体を呪うしかない。焦がれて、力の制御もうまく行かずに引っ掻いたシーツが引き裂かれても、もがくことをやめられない。ああ、いっそ愛さなければよかったのにと思ってしまうほど、苦しくてつらい。楽しい思い出が輝くほどに、彼を思い出すほどに、憎くなる。なぜ私を置いていく。頼むから、置いていかないでくれ。泣き叫んで、縋り付いたっていい、どんなに情けない姿になってでも、ずっと側にいてくれるならそれでいい。たのむ、みすた、一人にしないでくれ。金色の瞳からポロポロと涙が溢れる。牙のある口から嗚咽が溢れて、雨の日も、雪の日も、晴れの日も風の日も、嵐の日も、昼も、夜も、朝も、ひたすら墓にすがりついていた。一ヶ月が経ってもニヶ月が経っても三ヶ月が経っても、半年が過ぎても、四季が巡ろうとも、涙は止まらなかった。両手の指を超える年を経ても未だに夢に思い、起きては絶望した。取り繕う余裕もなく、余りにも変わらず居るものだから、街中の話題になっても、国中の話題になっても世界中の話題になっても、頭の中にはミスタしか居なかった。ひとりぽっちになってしまった鬼が、いまだにわんわん泣いている。
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