審神者と刀剣の関係性(一部)審神者と刀剣達の関係性

審神者に恋愛感情を抱いているのは陸奥守、燭台切、御手杵、山伏の四振り。
他の刀剣達は《主》として、《人の子》として大切に思っているだけで恋愛感情は持ち合わせてない。
村正や日本号は『こんなに大事な主が理不尽な戦に巻き込まれてるのは我慢ならない』と、主を守るためにこの戦から逃げることを提案したことはあるが審神者本人から却下されている。

陸奥守は一度審神者に告白をしてる。ただ審神者の願いが《人として生き、人として死ぬ》なので、神嫁にする気は毛頭ない。ただ自分が主を好きでいることを知って欲しくて、許して欲しくて告白した。
審神者も受け入れられないことはきちんと明言し、それでも本丸の主として頼りにしていることを陸奥守に告げる。ただそれ以降陸奥守に対して『愛してる』は言えなくなった。

燭台切はどんなにカッコ悪くても惨めでも情けなくても自分を見捨てず、格好いいよと自分自身を見てくれる審神者に惚れてる。
許されるなら自分のものにしたいけれど、先述の願いを彼も知っているので口には出さない。
ただ時折悪夢を見た、という免罪符で共寝をすることだけは許してほしいと思ってる。

山伏は審神者の精一杯生き抜く姿に惚れているので、ただ近くで審神者の《生》を見つめられればそれでいい。
時折自分に笑みを向けてくれるのであれば、審神者が誰と一緒にいようと自分のものにならなくても平気。

御手杵は一番執着が強い。あわよくば主を自分のものにしたいと思っていたけれど、それを知った日本号とバチバチに喧嘩をしてその時初めて主の願いを知り、無理矢理な関係を作ることはやめた。
ただそれでも主を独り占めしたいとは思ってしまうので、何かしら理由をつけては審神者のもとに入り浸るし、審神者なんて辞めてのんびり暮らそうと進言する。

審神者は全員の気持ちを察していてあえて何も言わない。陸奥守に対しては面と向かって告白されたのでちょっと後ろめたい気持ちがあるが、それだけ。
自分は人であり人でない彼らと生涯を共にすることは出来ないと理解しており、また彼らも同じ考えを持っていてくれてると信じている。(約1名ちょっと危ういが)
審神者としての職務は全うするが、人間を辞めるつもりは毛頭ない。