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    そいたろう

    @soooooi127

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    そいたろう

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    #鍾タル
    zhongchi

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    のくたの諸々倉庫

    DONE世界5分前仮説/共生鍾タルのネタをお借りしました。「ねえ、先生。今いるこの世界が5分前にできたものだ、っていう仮説、知ってる?」
     言われて少し考え込んだ。問われた言葉の意味が分からない、というより──その問いから後、彼が何を言いたいのかがよく分からない。
    「聞いたことはある。この世界は5分前につくられたものであり、今俺たちが持っている記憶などは全て、創造主による捏造なのだ、という話だろう」
    「そうそう。もしそうだったらすごいなと思ってさ、だって世界は広いんだよ? あちこちで矛盾が出ないように、それでいて複雑に絡み合った『設定』の上……俺たちは今、こうやって息をしてる」
     言いながら、彼の指が伸びた。首の輪をついと撫ぜ、岩元素のマークを通り、その服の下、彼を生かす力の核へと。そうして「ね、不思議でしょ」なんて。
    「先生は6000年の時を生きたカミサマでさ、俺はそんな先生と一緒に生きてる元人間。そんな設定のもと、たった5分前に俺たちがこの地に足をつけたっていうなら……こんなにおかしなことはないなって」
    「どうして、おかしいんだ」
    「俺はね先生、生かしてくれたことに感謝してる。ずっと一緒に生きられるなら、他の何と別れることになってもいい、 1323

    のくたの諸々倉庫

    DONEそのまぼろしは既に遠く/鍾タル

    転生したけど先生だけ記憶ないよ! っての大好きなんですよね……Twitterのヘッダーにもしてます。
    一度閉じたはずの目をもう一度開いたとき、俺がいたのは神のいない世界だった。

    「はじめまして、だな」
     それでもきっと、俺はどこかで期待していたのだろう。あのひとはきっと生きていて、俺のことを憶えているものだと。
    「俺は鍾離という。名前を教えてくれないか」
    「……アヤックス、です」
     前世培ったものがなければきっと、声が震えていただろう。忘れもしない彼の姿を目にして、素直に喜ぶことができない理由は──既に分かりきっている。
     憶えていないのだ、彼は。
    「……すみません、ちょっと忘れ物したみたいで。取りに行ってきますね」
     これから通うことになる大学と、若くしてその教授であるという彼。たったそれだけのことのはずだった。けれど俺にとっては、ああ、ああ。
    「……なんにも憶えてない、かあ……」
     息が切れるまで走って、人気のない場所でしゃがみ込んだ。そうしてこぼれたのは決して涙ではないけれど、いっそ泣くことができたらもっとましだっただろうか。
    「……はは、なんだろなあ」
     どうしようもない。あの場所にいたのはただの鍾離先生であって、俺の知る元岩王帝君ではないのだ。
    「案外ショック、だな……」
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