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    @t_utumiiiii

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    探偵パロ泥庭本(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12268948)のB'ルート後の妄想 
    (読まなくてもわかるあらすじ)ウッズさんが事故で両足を失ったため、助手のピアソン君が介護をしている

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    @t_utumiiiii

    DOODLE弁護士の衣装が出ない話(探偵と弁護士) ※荘園設定に対する好き勝手な捏造
    No hatred, no emotion, no frolic, nothing.(探偵と弁護士) 行方不明となった依頼人の娘を探すため、その痕跡を追って――また、ある日を境にそれ以前の記憶を失った探偵が、過去に小説家として活動する際用いていたらしいペンネーム宛に届いた招待状に誘われたこともあり――その荘園へと到達したきり、フロアから出られなくなってしまった探偵は、どこからが夢境なのか境の判然としないままに、腹も空かず、眠気もなく、催しもしない、長い長い時間を、過去の参加者の日記――書き手によって言い分や場面の描写に食い違いがあり、それを単純に並べたところで、真実というひとつの一枚絵を描けるようには、到底思えないが――を、眺めるように読み進めている内に知った一人の先駆者の存在、つまり、ここで行われていた「ゲーム」が全て終わったあと、廃墟と化したこの荘園に残されたアイデンティティの痕跡からインスピレーションを得たと思われる芸術家(荘園の中に残されたサインによると、その名は「アーノルド・クレイバーグ」)に倣って、彼はいつしか、自らの内なるインスピレーションを捉え、それを発散させることに熱中し始めた(あまり現実的ではない時間感覚に陥っているだけに留まらず、悪魔的な事故のような偶然によって倒れた扉の向こうの板か何かによって、物理的にここに閉じ込められてもいる彼には最早、自分の内側に向かって手がかりを探ることしかできないという、かなり現実的な都合もそこにはあった。)。
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    @t_utumiiiii

    DOODLE2024春節イベの獅子舞が骨董修復士に振られる二次
    獅子の妻問い(獅子舞と骨董修復士 泥→庭) 点睛に必要な龍舞道具が行方不明になっていること、そして龍舞隊がチャイナタウンへ戻ってきた理由も、それらの道具が偶然にもこのチャイナタウンに流れ着いたことを耳にしたからだということを知り、本業である骨董の修復を行いつつ、龍舞隊の「龍舞名簿」に名を連ねたいという願いに協力する為、必要な道具を探すことにした骨董修復士は、何かと為すべきことが多い中で手が足りていない状況から必然的に、店を閉めてからも作業台に灯りを灯したままにして、作業を続けることが多くなっていた。
     その日も、「ガタン」と戸口から聞こえて来た音(猫か風が扉にぶつかったのだろう)に気を取られた彼女が顔を上げた時には、時刻は既に真夜中に入りつつある頃だった。いけない、またこんな時間まで夜更かししてしまうなんて。このところ夜更かしが続いていたから、今日こそは早く寝ようと思っていたのに。ああ、でもこの作業は、今日にも終わらせた方が、後が楽で……などと彼女がぐるぐる考えている内に、カラカラカラと引き戸が開けられていく音が続く。まさか、私ったら、鍵を閉め忘れたのかしら? 
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    recommended works

    @t_utumiiiii

    DOODLE #不穏なお題30日チャレンジ 1(2).「お肉」(傭オフェ)
    ※あんまり気持ちよくない描写
    (傭オフェ) ウィリアム・ウェッブ・エリスは、同じく試合の招待客であるナワーブと共に、荘園の屋敷で試合開始の案内を待っていた。
     ここ数日の間、窓の外はいかにも12月らしい有様で吹雪いており、「試合が終わるまでの間、ここからは誰も出られない」という制約がなかろうが、とても外に出られる天候ではない。空は雪雲によって分厚く遮られ、薄暗い屋敷の中は昼間から薄暗く、日記を書くには蝋燭を灯かなければいけないほどだった。しかも、室内の空気は、窓を締め切っていても吐く息が白く染まる程に冷やされているため、招待客(サバイバー)自ら薪木を入れることのできるストーブのある台所に集まって寝泊まりをするようになっていた。
     果たして荘園主は、やがて行われるべき「試合」のことを――彼がウィリアムを招待し、ウィリアムが起死回生を掛けて挑む筈の試合のことを、覚えているのだろうか? という不安を、ウィリアムは、敢えてはっきりと口にしたことはない。(言ったところで仕方がない)と彼は鷹揚に振る舞うフリをするが、実のところ、その不安を口に出して、現実を改めて認識することが恐ろしいのだ。野人の“失踪”による欠員は速やかに補填されたにも関わらず、新しく誰かがここを訪れる気配もないどころか、屋敷に招かれたときには(姿は見えないのだが)使用人がやっていたのだろう館内のあらゆること――食事の提供や清掃、各部屋に暖気を行き渡らせる仕事等――の一切が滞り、屋敷からは、人の滞在しているらしい気配がまるで失せていた。
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