厄災リンク+スパリバリンリバが好きなので他のリバ受けを検索して読むことはないです。
でもマイピクさんとかが書いてたら読みます。
自分は他リバ受けを妄想しようとしたら猛烈な勢いでリンクが盾サーフィンでやってきて「待った!!!」といわんばかりに他リバ受けを阻止してくるので。
100通りのリーバルがいたら100通りのリンクがそれを独占したがる。
リーバルがリンク以外を好きになるのもうまく妄想できない……
ならもう横恋慕しかない。他リバ受けは色々あるけど、たぶんスパリバが一番好きです
厄災リンクの設定で色々妄想
リーバルが傷つけられて厄災となったリンク。ハイラルの動向を探るためイーガ団と手を結ぶ。自国民を使わないのは信用していないため。リンクはビジネスライクに徹した時のイーガ団を信用している。
イーガ団筆頭幹部のスッパはコーガの名代としてリンクと度々接触していた。その時は本当に感情のない男だなと思った。目も合わないし生気がない。こちらのことに一切興味がない。
スッパもリンクにほんとうの意味で興味があるわけでは無かったのであまり考えなかった。
スッパの印象が変わったのは10年経って回生の祠から目覚めたリーバルが現れた時。
なんと哀れなリトだ、と思った。
退魔の騎士と一緒になってしまったばかりに、異民族であったために子どもも体の一部も奪われ、二度と以前のように戦えなくなった。あれほど誇り高い戦士であったのに。
そしてまたリンクを選び一緒になろうとする。あまりに愚かな選択はスッパには理解できなかった。
けれどリンクのそばにいるリーバルを見ると、自分の中にある印象が変わっていく
リーバルの誇りは失われていなかった。それは眼を見たらわかる。義翼を使いこなすため必死で努力する姿。リンクの異常ともいえる愛を受け止める姿。
なぜそのように生きられるのか。
コーガとリンクが話している間、飽きたリーバルが亡き子のお墓へ行くのが見えた。
姿を消し、スッパはなぜかリーバルのそばへ行く。いつも番犬のように見張っているリンクは今はいない。
リーバルはスミレを摘んでいた。リーバル自身もスミレに見えた。
手折られそうになりながらも懸命に雪原の中で咲くスミレに。
「水を汲んできてくれない」
「…なに?」
「見てるだけなら、水を汲んできて、そこの東の井戸ならこの気温は凍りついてないから」
「……拙者にか」
「リドのお花の水をかえるんだ、それぐらいしたっていいだろう?」
「……まあ、よかろう」
水を汲んでくるスッパ。「良かったねリド、新しいお水だよ」と優しく言うリーバルの横顔を見つめる。
ふと、お墓が少し汚れているのに気がつく。リーバルが直そうとしたけど、義翼のためうまくいかない。
代わりに手を伸ばしお墓をきれいにするスッパ。「ありがとう」笑顔で言うリーバル、そのまま、スッパはリーバルの義翼を握った。
瞬間、スッパは後ろに飛び退いた。「リンク!!
」予備動作もなく二度、斬りつけられる。「リンク!!やめて!」予備動作がないのは太刀筋だけではない。殺気も、視線も、必ず殺すという強い意思も――この男にはためらいがない――
「リンク!リドの前ではやめて!」
ピタッと機械仕掛けのようにリンクの動きが止まった。
「いや〜すまねえすまねえ」
ニコニコ現れたのはコーガ。
「まあなんだ、いつもの俺様達の働きに免じて、筆頭幹部の無礼は許してくれよ、な?いいだろ?」
「……次に来る時はソイツの首を持って来い」
「そんなこと言うなよ、やだ〜こわーい!コーガ泣いちゃうよ、な、リーバル?」
「リンク、もう中に戻ろう、ね?」
「…………君が、そう言うなら」
2人で城へ戻るのを見届けてから拠点に戻るコーガとスッパ。
「お前、どーしちゃったの??!!なんであんなことした?俺様、お前の首がまだ繋がってるのが信じらんないよ!?リーバルが止めてなかったら殺されてたよ!」
「……申し訳ござらぬ」
「今のリンクには誰も勝てねえよ、わかってるだろ?」
「……ハッ」
「…………まあなんだ」
ポリポリと頭をかくコーガ
「お前にも、考えがあるんだろ、わかるよ」
ポン、と肩を叩かれる。
その夜
スッパはリーバルを厄災の元から誘拐し、拠点へ連れ去ってくる
続く(続くとは言ってない)