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    youkanOkibasyo

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    POIPOI 31

    youkanOkibasyo

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    前回のミニキャラ描いたら「あれ?年長組ってかわいく描いて大丈夫なんじゃないッ!?」となった結果、大人っぽく描くのを諦められたクライヴのラフ。線の太さバラバラ。

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    other8e

    MOURNING幸せであれ
    ※しじみ食べたことないので食感は検索してみたけど実際のところ知りません
    「嶺二」
    ぼくの名前を呼ぶ声にゆっくり目を開けると、ベッドの端に腰をかけたランランの姿があった。
    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846

    youkanOkibasyo

    MOURNING短編をまとめていたら没ネタが出て来て、これはこれで悪くないなと思ったのでここに供養です。二つあり、どちらもジェトヴァニ(ジェット×ヴァージニア)です。没ネタなのでめちゃめちゃ書きかけ注意です。
    ジェトヴァニ没ネタふたつ(ボツその1)
    「――ッ!」
     ヴァージニアが急にぴんと背筋を真っ直ぐにする。それから彼女は背負っていた荷物を地面に置いて、一目散にどこかへと駆けていった。
    「なッ!おま、どこ行くんだよッ!」
     ジェットが叫ぶと、遠くから声が聞こえて来る。
    「そこに魔獣に襲われてる人がいるわッ!」
    「はあ!?」
     そのやり取りをしていた僅かの間にヴァージニアの姿が小さくなっていく。
    「チッ、くそ、うんざりだな……ッ!俺が追いかけてくから、お前らは荷物の方を頼むッ!」
    「ええ、わかりました」
    「リーダーを頼むぞ!」
     クライヴとギャロウズを背に、ジェットは荷物を適当に放り投げた後、アクセラレイターを使いながらヴァージニアを追った。
     銃声を何度か聞きながら辿り着いた場所では、ヴァージニアが数匹の熊型魔獣を相手にしていた。ジェットはひとまず加速した勢いのまま、自分に一番近い位置の魔獣の背中に蹴りを入れる。
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