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    RED_Over_jump

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    RED_Over_jump

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    ミショパ後のあれこれ

    「いやー、パーティーも楽しかったけど、やっぱり寮に帰ると落ち着くねぇ」
    「煌びやかな衣装も悪くないが、普段着の方が身体も軽くなるしな」
    「つーか、腹減らねぇ?首領にタッパー入れて良いって言われてもって帰ってきたやつ食おーぜ」
    「あれだけ食べたのにですか……?まぁ、早めに食べてしまった方が良くはありますけど」
    「じゃあ、軽く並べちゃいましょうか」





    「なんか、二次会って感じだね」
    「こうしてパーティーの余韻に浸りながら過ごす宴も悪くないな」
    「あぁ……そうだな」
    「なんだか嬉しそうですね、青斗」
    「あはは、パーティーが楽しかったからさ、またやれたら良いなって思ってたから、こんなに早くできるなんて思わなくて」
    「あのパーティーに比べたら、だいぶ小規模ですけどね」
    「いいじゃねーか。こういう飲み会も、ああいうでっけーパーティーもまた何回でもやろーぜ」
    「そうだねー。ま、また首領が労ってやろうと思ってくれるぐらい頑張っていこーってことで」

    「「「「「乾杯!」」」」」
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    ☺☺☺
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    recommended works

    slekiss

    PASTアル1主前提のお題(無防備なきみに恋をするシリーズ)の1と2番目を、貧乏根性で載せてみる。
    本当は5題を時系列に沿わせてふたりの関係を進めていくつもりだったのだが、お題元がなくなってしまったので諦めた。因みに某所に載せたアル1主は3番目になるはずだったもの。
    無防備なきみに恋をするシリーズ1・2「無防備なきみに恋をする」シリーズ

    1.誰にでもスキだらけ


     第一印象は最悪だった。

     冷静に話し合うといった雰囲気は微塵もなかった。

     にらみ合いが続き、一触即発の空気が漂って。

     出会って数秒で、互いを敵とみなした。

     もう少し違った出会い方をしていたら

     素直に『スキ』と言えただろうか。

     気持ちを洗いざらいぶちまけて

     抱き締めることができたなら

     楽になれるのだろうか。

     決着はまだ、つきそうにない。









    「無防備なきみに恋をする」シリーズ

    2.眠るきみに秘密の愛を


     その日、アルベルト・コーレインは疲弊していた。
     掛け持ちで所属している第三部隊の仕事で、徹夜で魔物退治をしていたのだ。
     そういう依頼の場合は、いつもなら友人で同僚──今は一応『上司』でもあるが──のシオンと一緒にこなすのだが、今回は生憎と別の依頼が重なってしまい、仕方なくアルベルトひとりで受けることにしたのだ。
    1845