花束を君に「人気投票7位、おめでとう!」
「おめでとうございます!」
チャンドラに連れられて部屋に入った瞬間、鳴り響いたクラッカーの音と、大勢の人の声。
急なことに驚き、ノイマンは一瞬目を閉じた。
「びっくりしました?」
隣からチャンドラの笑い声がする。目を閉じてもわかる位置にある頭に手を伸ばし、触れた髪をぐしゃぐしゃにしてやった。
「ちょ、何するんですか!?」
チャンドラが抗議の声を上げるが、ノイマンがそちらを向く前に懐かしい顔が目の前まで来ていた。
「ノイマンさん、7位おめでとうございます」
「おめでとうございます! さすがノイマンさんですね。俺達も鼻が高いです」
パルとトノムラだった。
「チャンドラ、ノイマンさんに説明したの?」
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