【あまいものはおすきですか?(ホー出)】【あまいものはおすきですか?】
※ホークス×緑谷出久
※プロヒ
※卒業後すぐのお話
※付き合ってる
※最終回総★無視
※キャラ崩壊待ったナシ
それは突然の出来事
「ブフゥ!」
「きったなっホークス」
後でサイドキックがザワついている。
それは聞こえてないホークス
なぜなら
「でk、いず、ぅえ!?」
突然流れてきたのは甘味飲料水のCMヴォイス
姿こそ見せてないが、これで飲み物を持った出久がそんな甘い声で出てきた日には、そりゃ世界が恋しちゃうだろうし、それでなくとも平和の象徴だと言われ期待されている出久がとんでもなくモテてしまうだろう。いや、する。
「それは駄目だって!」
「ホークス片付けてくれっ!」
「違うのに焦るな!こっちの書類に焦ってくれ!」
「口っ!口の周りもたれてる!これベタベタするだろ!」
再びサイドキックメンバーが慌てて声をかけているがそんな事どうでもいい
「やばい!」
「やばいのはこっちだっつーの!」
「仕事してくれホークス!」
「お?今日はホークスおるな。ならこの決済の…って、うちの所長どうした?」
強面で窓から飛びたったのだ
しかも、無言で
「…これだよ」
「あぁ」
戻りは無いなと察するメンバー。
よく教育されている。さすがだ。
◇
打って変わってこちらでは、パトロール中の出久達
「デクー!聞いたよー」
「あ、ありがとうございます!」
「雰囲気柔らかぁい!」
「あまぁい!甘すぎる!」
「うぁ、聞いてて耳幸せすぎる」
と、女子高生に囲まれていたのだが、急に空に舞がった。
その犯人は焦ったホークスだ。
先に羽根で出久を確保したのだ
とんでもなく動揺してるのがよくわかる。
「なん!?あのこえ!」
仕事していたのは知っていたが、こーなるとはおもってなかった!冷や汗問題だ。むしろ事案だ
「ホークス!?え!あ、きいて、」
くれたんですね!と、言おうとして。
あれはホークスを思いながら言ったらあんな声に
「いや、俺と一緒の時はもっと甘いし、なんならあの時の声だって!」
「ほほほほほほほーくす!それは」
ホークスは致してる時の声だって甘いと、まぁ、それは誰にもきかせるつもりはないが、それは近かったと、つまり妬いたのだ。
「なんで、こんな…出久くん…」
「ああああのっ!ホークス!」
「俺の前でだけじゃん、そんな声…」
「こここでは!まずいですって!」
「聞こえません」
周りは呆然
それもそのハズ
出久含め他には爆豪、轟親子の姿が
「ホークス、貴様」
「エンデヴァーさん、任務終わりですよね?終わりですよね?(圧)」
「あ、ああ。それよりデクを…あいつは何しに来たんだ?」
「クソヘラ鳥、昼間の聞いてすっ飛んで来やがったな」
「まぁ、あれは確かに緑谷にしては珍しい声質だったな。可愛かったし、あれに俺も甘やかされたい」
「はぁ?頭おかしいんじゃねえのか!?」
◇
「うぅ、あんな声出すなんて聞いてないよぉ…出久くん」
部屋についてからホークスは出久から離れない
「…と、いうよりホークス、仕事は…」
「そんなん!うんうん…わかってるけど!わかってるんだけど!うちのサイドキック優秀だし、出久くんも仕事中拉致ってごめんね!後でちゃんとエンデヴァーさんにも謝るよ」
そこはしっかりしてるんだよなぁーと、思いながら嘘泣きしつつけているホークス
それに出久はどうしたものか、と。
こんなホークスはじめて、でもない。
卒業して、プロとして仕事し始めてからはいろんな仕事がまいこんできた。
なんせ大戦後には、出久は有名になっていたから、それこそこれからの事を考えると自分もメディア活動は苦手だが、出久がいることで平和の象徴となれるならば、オールマイトもそうだったように、メディアに率先してでた。
それはそれで揉めに揉めたし、それでも理解は、された。なっとくはしてないが
それも理解しているホークス、なのだが…
「やっぱ話がちがうよー…」
「ホークス…」