良い日料理というものに心が浮き立つことを知った。
おまえのように寄り添う優しさは、分かり合える世界に繋がるものだと信じている。
ここにいる魔法使いはみんな、あんたのことが好きなんだよ。勿論、俺もな。
あなたがしてくれたように、僕もあなたの心を温めたい。
頼れる人に頼ってもらえるのは、心を寄りかからせてくれたようで誇らしかった。
あんたがいつもくれるものを、俺もあんたに返したい。
言葉にして伝えたいと思うほどの感謝と、きみの一日に祝福を。
あなたが私の舌を喜ばせるように、さあ、あなたもどうか舌を喜ばせて。
眩しいほどの光の中に、新しい世界と心がある!さあ、目を逸らさないで!
道は違えど、何かひたむきになるものがある同士。自分の作品にはきっと、胸をはろう。
時には今この時をこそ今楽しもう。料理もひとときも、鮮度が大事だからね。
眠れぬ夜の手慰みでも、俺は世界最強なので。なかなか上手いですよ。
料理人の役目を取られた気分はどう?ご馳走をサーブされるだけの気分も、たまには味わえば。
過去は過去、今は今。それでも今日が、お前であいつの誕生日なのは変わらねぇ。
沢山のレシピは、そなたの世界をもっともっと広げるじゃろう。
沢山のスパイスは、そなたと仲間の心をもっともっと満たすじゃろう。
あなたが教えてくれた素敵なことを、あなたにもどうかその手に持っていてほしくて。
あなたが日々ボク達にくれる小さなとくべつに、ボクもとくべつで返したい。
たまにはもてなされるといい。おまえらしさも、今日は少しだけ脱ぎ捨てて。
舌で味わう喜びを知った。いつの日か、世界との別れを惜しむほどのものになるのかな。
日陰でも、日向でも、どちらでも花は必ず咲きます。
貴方が望む場所で、どうか今日と云う花を咲かせてください。
その花が、貴方の長い人生の中でひときわ美しく香しいものになりますように。
誕生日おめでとう。いつも優しさをありがとう。
二十人の魔法使いと一人の人間より。