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    hizakozou_suki

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    case669

    MEMO制服
    カリジャミ
    スリムなラインのシャツとジャケット。今まで風通しの良い服に慣れてきた身には張り付くような布の不快感が付きまとう。おまけに首を締めるネクタイの息苦しさ。着慣れぬ制服を楽しめたのは初めて袖を通した日だけで、今では朝着替える時に一々溜め息が溢れてしまう。
    「なあ、ジャミル。これ着なくちゃ駄目か?」
    ジャミルよりものびのびと育てられたカリムにはもっと苦痛が大きいのだろう。ベストのボタンを留めていた筈の指先が汚物でも摘まむようにジャケットを持ち上げていた。
    「アジームの跡取りは服もまともに着られないと謗られたくは無いだろう、諦めろ」
    「まともな服なら他にもあるだろ?」
    「入学早々目立つようなことはするなと言ってるんだ」
    「でもジャミルだって困ってるんだろ?」
    「お前一人守るくらいならなんとかなる」
    「ジャミルも無事じゃなきゃ意味が無いって言ってるだろ!」
    不服そうな顔をしてカリムが拗ねるが、正直ただただ面倒臭い。ジャミルはきっちりとネクタイを締めてジャケットのボタンまで留め終えたというのにカリムはまだ中途半端にベストを着る途中だった。
    「とにかく、着替えろ。遅刻するぞ」
    「なあ、この服だと俺が死 1046

    のたうち まわる

    DONEこのお話は本来、Twitterでの『# 毎月10日はイデレオの日』タグの5月のイデレオお題『アイス、空、デート』で書き始めましたが、気付いたらお題のキーワードがアイス以外あんまり生かされてない出来になってしまいました……許して…
    一応横書きでも読みやすいかなって思って改行入れておきましたが、本当に読みやすいかどうかは分かりません……読み辛かったらすみません。

    イデレオもっと増えると良いな……!
    初めて じわじわと日中暑くなり始めた初夏の午後、イデアは珍しく日のある内に外に出ていた。
     今日は休日だし、元気な陽キャ共はこぞって街へ遊びに繰り出しているか、部活に精を出しているかだろう。学内は常よりも静かで人も疎らだ。
     鏡舎から出たイデアは購買部へと向かってノロノロと歩いて行く。
    部屋に置いている駄菓子のストックが少なくなったのと、そろそろ暑くなるので風呂上がりに食べる為の氷菓の買い出しだ。普段の彼であれば日が落ちてから買い物に行くところだが、どうしても今アイスが食べたくなってしまったので、こんな昼間から出歩いているのである。
     運動場から遠く部活動中であろう生徒達の掛け声や、おそらくはバルガスの𠮟咤激励する声とホイッスルの音が聞こえる。この陽気の中汗だくで運動とか無理無理、ホント運動部の奴らの気が知れない理解不能ッすわ……等と思いながら歩いていると不意に真後ろから声をかけられた。
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