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    Sora

    @A0S0Ra_mlzv

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    イラストや小話などなど
    書きかけや完成したものごちゃまぜです📝
    ⚠最近は龍如7の総帥殿と参謀のペア多め⚠

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    Sora

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    龍6-7/67ハン
    愛を身に纏う
    ※8月8日はハンハンの日2021
    ※お題「ネクタイ」8月6日
    ※2人でスーツを見に行くお話

    #龍が如く
    dragonsTale
    #ハンハン
    frequently
    #67ハン
    67Han

    買い物をしている途中、彼が寄りたい場所があるとのことで一緒に付いていった。
    ここだよ、と彼が示した場所は高級なスーツを取り扱う店。


    「さぁ、入ろうか。」

    「はっ、はい!」


    腰に手を回されてエスコートを受けながら店内へ。
    こういったお店はまだ慣れていないため、店に入った瞬間に緊張が襲った。


    「ふふっ、そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。ヨンス。」

    「は、はい……、す、すみませんっ……!」

    「今日はね、ネクタイを買おうと思ってるんだ。今度の店のイベントにも使おうと思ってね。」

    「なるほど……。」

    「ヨンスにも似合うものを選ぼうと思っているよ。」

    「えっ!選んでくれるのですか……??」

    「もちろん。だから、そんなに固くならないで大丈夫だよ。」

    「はいっ……、兄さんに選んでもらえるなんて、嬉しいですっ……。」


    すると彼専属のテーラーが来てくれて、テーラーに対しネクタイを何本か持ってきてくれと彼が言っていた。
    ソファに腰を掛けている間、店内をぐるりと見渡す。
    客層も品のある人が多く、置いてあるスーツやシャツ、革靴等も全てワンランク上のものばかり。
    緊張しなくていいとは言われたものの、心臓の音がどんどん大きくなっていくのが分かった。


    「……少し2人になろうか。」

    「へっ…??」


    彼が気にかけてくれて、別室へ案内してもらった。
    2人きりになり、先程よりも少しだけ緊張が解れていく。


    「落ち着いた?」

    「っ、は、はいっ、あの、気を遣わせてしまってすみません…。」

    「いいや、むしろ悪かったね。急に。」

    「いえっ、そんなことっ…!」

    「未だ時間はたくさんあるから、ゆっくり選ばせてくれるかな?」

    「も、もちろんです……っ!」


    そしてこの後彼と同じ色のネクタイとスーツ一式を購入した。
    店を後にした彼は上機嫌でそれを見た自分も嬉しくなった。


    「兄さん、こんなに沢山買ってくれてありがとうございます…!」

    「ふふ、いいんだよ。良いものを見れたからね。」

    「え??」

    「いや、何でもないよ。次のイベントではヨンスもこのスーツを着てくれるね?」

    「も、もちろんですっ…!兄さんと同じ色のネクタイも…、嬉しいので……!」

    「良かった。じゃあ、家に帰ったらもう一度着てくれる?」

    「…?は、はい!兄さんが望むなら…!!」


    そう言ってまた笑う彼の考えていることを見抜けなかった自分は、帰宅後に彼から沢山の愛を受け取ることになる。
    そして、彼自身も新たな性癖に目覚め、癖になりそうと心の中で呟いたのだった。
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