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    めざしねこ

    @yakisoba13pan

    十三機兵にハマって、比治沖に転がりました。

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    めざしねこ

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    沖野くんだって比治山くんと隆俊に攻められて余裕なくしたいこともあるよね。
    比治山くんよりちょっと落ち着いた声の隆俊に攻められてぞくぞくする沖野くん、見たい。
    2024.8.4

    比治山くんと隆俊が沖野くんを攻める図が見たい!!!----------比治山視点で導入--------------

     今日も野外の作業を終えて部屋へと帰る。この時期の外での作業は毎日汗だくだ。さっさと風呂に入りたい。
     自室のロックを解除すると、室内から明らかに人の気配がする。沖野が来ているのだろう。ごくたまにそういうことがある。
    「沖野、今日はどうした?」
     そういう時は何かしら用がある時だ。ただこの汚れた状態で何かするのは勘弁してほしい。
    「用事の前に先に風呂に入っても……」
     声を掛けながら部屋に入ると、そこにいたのは沖野ではなく、
    「は? 俺の……原型?」
     2188年の比治山隆俊だった。

    ----------なんかわからないけど沖野視点ではじまるよ---------------

     後ろから抱かれたまま、かさついた指が腰のラインをゆっくり撫でる。それだけでぞくぞくとした感覚が身体に走るのに、
    「沖野くん、どうだ? 気持ちいいか?」
    「っ……」
     耳元で囁かれて身体が跳ねる。比治山くんよりも落ち着いていて余裕のある声は腰に響く。
     比治山くんのオリジナル……比治山さんに寄りかかるようにして身体を預けてしまっているので、為すがままだ。
     この人は比治山くんだけど比治山くんじゃない。違うけれど比治山くんだから感じてしまうのは仕方ない……と脳が混乱している。常時であれば正常な判断が出来るし、こんなに混乱しないはずだ。そんなことを思っていると、前にいる比治山くんがムッとした声で、
    「沖野……そっちにばかりに気をやるな」
     そう言ってキスをしてくる。僕の様子に妬いているのか、いつもより乱暴だ。閉じられない僕の口を目掛けて、大きく開いた口で噛みつくようにキスをしてくる。
    「は、ふ」
     下唇をかぶかぶと何度も噛みつかれ、ままならない呼吸に息継ぎするたびに声が漏れる。余裕がないのに続けて舌が入ってくると、比治山くんにもされるがままだ。動き回る舌についていけず、それでも応えたいと思いながらこちらも舌を伸ばすが、下腹部に伸びてきた手も気になってしまう。
    「ぁ……あ……」
     上と下から与えられる感覚にただ声を出すことしか出来ず、開いた口から唾液が零れる。それを比治山くんが舌で掬うと、その跡をなぞる様に何度も軽いキスをしていく。それがくすぐったくて首を逸らすと、後頭部が比治山さんの肩口に当たった。そのまま視線を顔の方に向けると、視線に気づいた比治山さんと目が合う。
    「……君はツカサに本当にそっくりだな」
     微笑みながら僕の額に張り付いた前髪をさっと払い、頭を撫でる。あまりされたことない行為が思ったよりも気持ちよく、僕はゆっくり目を閉じた。ふふと笑う声が聞こえたが、不思議と嫌な感じがしない。むしろ心地いい。
     けれど急に背の温もりがなくなったかと思うと、今度は正面にいる比治山くんに抱かれていた。
    「こういう時に他の人のことを思い出すのは失礼ですよ」
    「ふふ、この頃の俺は若いな」
     どうやら嫉妬した比治山くんによって比治山さんから引き剥がされたようだ。
    「そうしたら見せてもらおうか、二人がいつもどんなふうにしているのか」
    「言われなくても。早くツカサさんのところに帰ればいい」
     比治山くんは煽られていることに気づいていなさそうだ。
     体力……多分足りないな、そう感じた僕は明日の予定がないことを思い出して安心する。もう仕方ない。この場に身を任せることにしよう。
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