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    おまめさん

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    おまめさん

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    モブ視点💛💜(未満)

    付き合ってない💛💜のいちゃつきを目撃してしまうモブの話

    #mafiyami

     最近また一段と寒くなり、外へ出るにはマフラーが手放せなくなったし、心なしか、街ゆく人々はみんな肩をきゅっと上げて、身体を縮こませて歩いているように見える。
     そんな私も例外ではなく、おしゃれよりも防寒と、しっかりめにマフラーを巻き、分厚いタイツを履き、肩をきゅっと上げて、身体を縮こませて歩いていた。
     家に着いたらホットココアでも飲もう。録画していたドラマを見ちゃおう。帰路を急いでいると、帰り道のコンビニ前で見慣れた後ろ姿を見つけた。
     ルカ・カネシロくん。うちのクラスの元気印って感じの、声とリアクションが大きい男の子だ。特別仲がいいというわけではないけど、それでも話しかけるのに躊躇しないのは、彼の人柄のお陰だろう。いつも彼の周りには誰かいて、今だって、他クラスの男の子三人と楽しそうに喋っていた。
     声をかけようか一瞬迷って、やめた。特に話す話題もないし、早く家に帰りたかった。カネシロくん以外の男の子と、特に話したことがなかったのも理由の一つだ。気付かれませんように、と早足で通り過ぎて、その一瞬あと、カネシロくんの声が響いた。
    「あ、今帰り?」
     私じゃないかもしれない。でも、もし私だったら。
     ぎこちなく、ゆっくり振り返ると、カネシロくんは笑顔で私に手を振っていた。へらりと笑顔を作って、返事をする。
    「うん、帰るとこ………ん?」
    「ん?」
     目の前に不思議な物体がいた。確かにカネシロくんだけれど、その顔の下にもう一つ顔が、詳しく言うと、去年同じクラスだった闇ノシュウくんの顔があった。
     闇ノくんはカネシロくんのコートの中にすっぽりおさまって、あろうことか何事もないような顔をしていたのだ。何事もありまくりですけど、何?
    「ん? あれ? あ、シュウだよ! 闇ノシュウ」
    「んはは、知ってるよ。去年同じクラスだったもんね?」
    「あ、ああ…うん」
     カネシロくんに後ろから抱きしめられている闇ノくんは、少し上を向いて笑って答えた。この流れでキスされても何も驚かない。それくらい二人は密着していたし、それが自然だった。
     私が闇ノくんと顔見知りだとわかると、いよいよ私が何に混乱しているのかわからないというように、カネシロくんは闇ノくんの頭と私を何度も見比べた。
    「あーいやー…えぇと………な、仲良しだね?」
    「ブハッ!」
     言葉を選んで言ったつもりが、横にいたお友達に吹き出されてしまった。当のカネシロくんと闇ノくんは、いまだにキョトン顔である。
    「うん? ああ! そう! 寒くなってきたからね!」
    「ルカのコートあったかいんだよ」
    「そう………」
     そういうものなの? いくら寒いとはいっても、男の子同士でそこまでくっついているのを見たことがないけど、彼らにとっては普通のことなの?
     普通のことなんだろう。私が返事に困っていると、カネシロくんはぎゅうと闇ノくんを抱きしめる腕に力を入れて、挟まれた闇ノくんは笑いながら抵抗していた。
    「あー…と、じゃあ、帰るね?」
    「あ、うん! ごめんね引き留めて」
    「いや、また明日ね」
    「うん、…ん?」
     片手を上げると、カネシロくんも片手を上げてくれる。闇ノくんはカネシロくんのコートの中で少しゴソゴソして、カネシロくんも不思議そうに視線を落としたところで、闇ノくんの片手がカネシロくんのコートから出てきた。
    「またね」
    「ああうん、ありがと。またね」
     闇ノくんも笑顔を作って、私を見送ってくれた。そうだ、クラスメイト時代も優しいいい人だったなとここで思い出す。あまり接点はなかったけれど。
     闇ノくんの手がまたコートの中に収まって、四人改め五人での談笑が再開した。私はまた歩き出す。
     家に着いたらホットココアを飲もう。録画していたドラマも見ちゃおう。………って、思考を現実に戻そうとするけれど、頭の中はさっきの近すぎる距離感に占領されてしまっていた。しばらく、忘れられないだろう。
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    katya

    DOODLE是Shuca💜💛

    心血来潮和人脑了之后略微整理了一下。

    不是什么看了之后会让人舒服的故事。

    Mysta视角。
    怪谈  

      

      Mysta走进这间旅馆的时候,是这间旅馆的店长接待的他。

           村里都说这家店长虽然是个咒术师,但是总是和气待人,一开始大家都有些忌惮,但是这位店长的妻子是个极有感染力的乐天派,和村里好多人都关系很好,可惜年纪轻轻就生了怪病,是店长的咒术都挽救不了的,很早就去世了。店长痛恨于自己的能力不够,苦心研究提升自己的咒术能力,之后也用奇奇怪怪的术法救了很多久病不愈的村民。外乡人经过这里留宿,大家都和善热情地给他们推荐这家温暖舒适的旅馆。     

      这位传说中的店长穿得十分有个性,无论是手上染成黑色的指甲,还是脖子上金色银色的吊坠。他的脸看起来很年轻,分外漂亮,甚至艳得有些妖冶,鸢紫色的眸子深邃又诱人,脸上挂着的,却是与之相对十分温柔又毫无攻击力的随和笑容。店长本人似乎是个爱玩具的,从迎接他开始,Mysta就注意到他怀里总是拢着一只毛茸茸的布娃娃,有着金色的头发,明显看出有被好好打理,虽然死物的头发不可避免的显得有些枯燥暗沉,但是依旧细心地扎着一只俏皮的马尾,可惜娃娃一直埋脸冲着店长怀里,看不清具体的样子。
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