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    ゆきのしずく

    @blanca26luz

    2次元限定夢と妄想に浸る時間が1番の幸せ。
    取り扱いジャンルもごちゃ混ぜ垢分けする気ないやつ。

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    ゆきのしずく

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    ザレイズ夢主の設定を整理する為だけの雑書き。
    よくこんな残酷な設定思い付くなぁという……

    鏡人【カガミビト】キリカ・スペクルム自分の出自を紐解けば紐解くほど、自分が『人間ではない何か』であることを思い知らされていく心境って本当に文字で表現しきれるのだろうか………

    自分が実は遥か昔に存在した今は虚無となっている世界で、そこで生活していただけの只の住人だったけど、目が見えなくてずっとモノクロの世界でってだけでも辛いのに、周りに迷惑をかけると分かっているから自分の出来る限りで感謝や礼節を絶やさなかったのに、たった一つ『死鏡精を鎮められる体質』だったことで、本人は鏡士ではないものの、他の鏡士達に「鏡精を作れ」と言われて教えられた通りにやったら即効潰されて、その際に作られたキラル分子を用いて魔鏡結晶に閉じ込められた上、生きて心を潰されたたまま死鏡精を惹き寄せ鎮める生贄=鏡人に作り替えられたっていう、巡り巡って人間が生み出した業そのもののような出自の夢主。

    もはや思い付きとはいえ考えるだけで辛すぎる……けど人間の辿る歴史って大体高い確率で大多数を救うために踏みにじられている誰かがいるよねって考えてたら気づいたらこの設定が出来上がっていた……。

    そして体の本来の人格であるクリスタは実は離魂術で切り離されて集合的無意識の場で眠っていて、今のキリカは2人目の人格(クリスタから見たら3人目)という地獄のような設定すらある。

    鏡人【肉体が『鏡化』されていているから血も流れなければ肉体的に成長もしない】だからもうこの設定の時点で恋愛的なものあるのかなとか色々付け足したら収拾つかなくなるのもお約束。

    心がないわけではなく、辛うじてとある鏡士が創った『魔心鏡』を埋め込まれて砕けた心の仮初めの役割を果たしているってのも書き出すと本当に設定から重すぎ号泣(´;ω;`)
    だけどその魔心鏡が思わぬ力を発揮してしまって、潰されたクリスタの死鏡精に遺った残滓から1人目のキリカに当たる意思が文字通り創り出されてしまったってもうただの悲劇。
    その後訳も分からず暴走するけど結局眠らされて海底に沈められるという物理的O HA NA SHI で一端区切られる。

    場所は変わってオーデンセ島の砂浜(あるのかはさておき)。運命的に砂浜に漂着?していたキリカの元に1人の島の子どもが現れる。その子どもは漂着【実際は海底で眠らされていたけど封印が解けて浮上し流れ着いた】した名も知らない少女にいたく関心を持って少女(外見12、3才くらい)を起こすと彼女は目を覚まして何も分からないまま起こした子どものなすがままに島民の一人になったりしないかな~。それからその子どもに【キリカ】と名前を貰って漸く人として生きていく第一歩を踏み出す展開で!

    「『私』は何もない。けれど今は、嫌とか……ない、でいいのかな…?」
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    ゆきのしずく

    DONEいかがわしい意図は一切込めてないはずなのに何故こうもこの人絡みで文書く&タイトル付けると響きがアレになるんだろう。
    くるった勢いで書き上げた固定夢主『キョウカ』でバルド・ミストルテンさんの夢小説っぽく接触させてみましたの……(やりきった表情)
    絵面は完全に子どもをあやすお兄さんの筈なのにね……
    真夜中の戯れ真夜中。そこは暗闇一色でおおよそ起きて動いてる人は人っ子一人いない。---尤もその理屈が通るのは《普通の人間》に限られる訳だが。

    『(……また、抜け出して来ちゃった)』

    さく、さく、と暗闇一色の野を踏みしめ歩を進めていく。
    《どこ》に行こうとしているのかは具体的に決めていない。ただ、アスガルド帝国との戦いが終わった後からキョウカはほぼ毎晩のように自室を抜け出すようになっていた。

    寝たくない。始まりはそんな些細な《思い》からだった。異変は、次の日直ぐに起こった。

    眠たくなくなってしまったのだ。

    だが、夜は寝ないといけない、と何度かは布団に潜り眠ろうとはしてみた。――結果は、明らかだった。

    夜の帳が広がるこの時間。暇をもて余すようになってしまったキョウカはこうして毎晩自身に割り当てられた部屋を抜け出すようになっていた。
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